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「じゃがいも」を漢字で書くと?表記を由来も含め解説するよ!

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「じゃがいも」は、カレーや味噌汁などに入れてよく食べますが美味しいですよね。

他にも、ポテトサラダやコロッケ、じゃがバターなど…食卓を彩る食材であることは間違いありません。
 
 
ところで、この「じゃがいも」ですが…、「じゃがいも」の「いも」であればなんとなく漢字は「芋」なのだろうな…、と思うのですが…。

「じゃが」の漢字って見たことがない…。
 
 
長いことそう思っていたのですが…、実は「じゃいも」には漢字がありました!

それも、1つだけではありませんよ!!
 
 
 
ということで本記事では、「じゃがいも」の漢字表記とその由来について、わかりやすく解説していきます。

かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
 

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1.「じゃがいも」を漢字で書くと?

「じゃがいも」の漢字は下のとおり。

最初にお伝えしたとおり、1つだけではありませんよ。

馬鈴薯

五升薯(五升芋)

 
 
この「馬鈴薯」は「ばれいしょ」とも読みますし、「五升薯(五升芋)」は「ごしょういも」とも読みます。

そして、どちらも「じゃがいも」のこと
 
 
「馬鈴薯」や「五升薯」に使われている「薯」は、「しょ」と読みますが「いも」とも読んで、「いも類の総称」といった意味があります。

つまり、「薯」と「芋」は意味が同じということ。
 
 
たとえば、「じねんじょ」という「山芋」がありますが、漢字は「自然薯」と書いて「薯」の字が使われています。

ですから、「ごしょういも」は「五升薯」「五升芋」とどちらを使ってもオッケー。
 
 
 
ちなみに、私の辞書で「じゃがいも」を調べてみました。

【じゃがいも】

・[植](「ジャガタラいも」の略)ナス科の多年草。南アメリカ原産。夏に白色または淡紫色の花を開く。塊茎は食用。品種が多い。ジャガタラより渡来した。馬鈴薯。

引用元:旺文社国語辞典

 
ということで、別名で「馬鈴薯」と記載されていますが、「五升薯(五升芋)」は載っていませんでした。
 
 
それから、「じゃがいも(jagaimo)」の語源は「ジャガタラいも」を省略したものという記載があります。

これは、「ジャガタラ」から伝わったことが由来
 
 
「ジャガタラ」は「ジャガトラ」ともいいますが、インドネシアの現在の首都「ジャカルタ」の旧名です。

17世紀頃に、オランダ船によってジャガタラから持ち込まれたので、「ジャガタラいも」と呼ばれるようになりました

「ジャガタラいも」→「じゃがいも」ということ。
 
 
また、「ジャカルタ」はインドネシアの「ジャワ島」に位置しています。

ですから、「ジャワ島のいも」ということで、語源は「ジャワイモ」という説もありますが、どちらが正解なのかはわかりません。
 
 
それでは、次項では漢字の由来について説明します。
 

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2.「じゃがいも」の漢字の由来!

「じゃがいも」を漢字表記すると、「馬鈴薯」「五升薯(五升芋)」の2つ。

それでは、それぞれについて説明していきます。
 

①「馬鈴薯」の由来!

まず、「馬鈴薯」という字から。
 
 
前項でもお伝えしましたが、「馬鈴薯」の読み方は「ばれいしょ」とも。

そして、この「馬鈴薯」という漢字の発端がどこなのか?ということについては「中国」と「岩手県」の2つの説があります
 

a.中国由来説!

中国にも「馬鈴薯」という芋が存在しますが、中国でこの芋は「じゃがいも」のことではありません。

「ホドイモ」という、「じゃがいも」とよく似た「芋」ですが、全くの別物です。

ちなみに、中国語で「じゃがいも」は「土豆」。
 
 
18世紀ころに日本の小野蘭山という学者が、中国の馬鈴薯を見て「じゃがいもは、馬鈴薯」と命名し、その漢字が世間に広がったということです。

あくまでも、一つの説ですよ。
 

b.岩手県由来説!

岩手県では「チャグチャグ馬コ」というお祭りがあるのですが…。

そのお祭りで、馬の首につける鈴が「じゃがいも」に似ているというのがもう一つの説です。

「馬につける鈴に似た薯」で「馬鈴薯」。
 
 
鈴といえば、金属製を想像されるかと思いますが、お祭りで使う鈴は「焼き物」。

つまりは、土でつくった鈴です。

焼き物の鈴なので、「じゃがいも」により似ていたということ。
 
 
余談ですが、中国語の「馬鈴薯」もこの漢字が使われたのは「馬につける鈴が由来」という説もあるそうです。

じゃがいも
 

②「五升薯(五升芋)」の由来!

続いて、「五升薯(五升芋)」ですが、これは「ごしょういも」とも読みます。
 
 
「五升薯(五升芋)」の漢字の由来は明治時代。

函館に居た外国人の発言で、「一株から五升枡が満杯になるほどの芋が収穫できた」というのが由来です。
 
 
ところで、「五升枡」ってどの程度の量なのかというと…。

「一升枡」が、日本酒の「一升瓶」と同じで1.8リットルです。
 
 
ですから、「五升枡」だとその5倍で、9リットルということ。

だいたい、掃除用のバケツがいっぱいになる感じでしょうか…。
 

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まとめ

以上が、「じゃがいも」の漢字とその由来についてでした。

参考にしてください。
 
 
「じゃがいも」の漢字は、「馬鈴薯」「五升薯(五升芋)」の2つ。

漢字の由来は、「中国語」「馬の鈴」「五升枡」とそれぞれ違います。
 
 
「じゃがいも」は、他にも地方名や品種名など、呼び方が多い野菜。

気をつけてくださいね。

ところで、普段は平仮名やカタカナで表現する言葉でも、実は漢字がありますよ!

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