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「実況」と「解説」の違い!わかりやすく具体例で説明するよ!

更新日:

 
「実況」と「解説」。

テレビやラジオのスポーツ中継にはつきもの!
 
 
では、この「実況」と「解説」の違いはなにか??

まぎらわしいですよね…。
 
 
 
ということで、この2つの言葉の意味を徹底的に分析してみましたよ!

本記事では、「実況」と「解説」の意味の違いと使い分けについて、具体例でわかりやすく説明していきます。

かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
 

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1.「実況」と「解説」の意味の違い!

最初に、「実況」と「解説」の意味の違いを簡潔にお伝えします。

「実況」とは、物事が行われている実際の様子のこと。

「解説」とは、物事の要点や意味などをわかりやすく説明すること。

 
一言で表現すると、こういった違いです。

それでは、さらに詳細に紐解いていきますね。
 

①スポーツ中継の「実況」と「解説」の違い!

テレビやラジオなどのスポーツ中継では、「実況」を担当する人と「解説」を担当する人がいるのが普通。

ということで最初にスポーツ中継における、「実況」と「解説」の違いから説明していきます。
 
 
 
プロ野球を例にします。

プロ野球中継において、テレビやラジオでは選手たち全体の動きを把握するのは不可能ですよね。
 
 
野球場で直接観戦するのと比べると、全体の動きや臨場感で劣ります。

そういった部分を補ってくれるのが、「実況」の役目。
 
 
たとえば、ピッチャーが投球する時にテレビに映っている選手は、普通は「ピッチャー」「バッター」「キャッチャー」の3人。

この段階で、1塁ランナーが盗塁を試みてスタートした場合、野球場で観戦している人はその状況を把握していますが、テレビ観戦している人はわかりません

そこで、「実況」担当者は「ランナーがスタートをきった!!」と説明します。
 
 
そうすることで、野球場にいない観戦者に対しても臨場感や緊迫感が伝わりますよね。

そしてテレビ観戦者は、キャッチャーの2塁への送球や、ランナーがどうなるのかに注目するわけです。
 
 
ちなみに、こういった「実況」は野球経験がなくても可能。
 
 
 
そして一方の「解説」担当の方は、1塁ランナーはなぜスタートをしたのか?といった技術的なことを説明します。

普通「解説」を担当する人は元プロ野球選手であり、しかもその世界でも上位レベルの技術を持っていた人であるのが一般的。

たとえば、「ピッチャーのモーションが大きすぎた」「相手チームのかく乱が狙い」など、野球経験がなくては知ることができない専門的な部分を説明してくれます。
 
 
こういったことは、野球経験のない「実況」担当者では説明できません。

その他にも、「バッティングフォーム」「ピッチングフォーム」などの、乱れや改善点など専門家でなくてはわからないような内容を説明してくれるのが「解説」の役目です。

野球場
 

②「実況」の本来の意味!

スポーツ中継における、「実況」と「解説」を説明しました。

これまでの説明では、「実況」は「スポーツの状況を説明する人」という解釈をしていませんか?
 
 
実は、「実況」の意味は「状況を説明する人」でも「状況を説明すること」でもありません

「状況」の正しい意味は、「実際の状況のこと」です。

ですから、「実況」の本来の使い方は以下のとおり。
 
 
「現在の社会の実況を把握しているのか?」

「まずは、私の生活の実況をその目で見てください」
 
 
といった使い方が、正しい使い方ということ。

なんとなく、使い慣れていないせいかおかしな感じですよね…。

鳥
 

③「実況」と「解説」の違いを整理!

それでは、ここで一度「実況」と「解説」の違いを整理します。
 
 
物事が行われている実際の様子が「実況」。

そして、物事の要点や意味などをわかりやすく説明することが「解説」。
 
 
スポーツ中継においては、スポーツの状況を説明する人が「実況」担当、そのスポーツの専門知識を織り交ぜてプレー内容などを説明する人が「解説」担当です。

 

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2.「実況」と「解説」の辞書での意味!

続いて、辞書による「実況」と「解説」の意味がどうなっているのか確認していきます。
 

①「実況」の辞書での意味!

【実況】

・現場の実際の状況。「―中継」

引用元:旺文社国語辞典

説明したとおりの内容です。
 

②「解説」の辞書での意味!

【解説】

・物事をわかりやすく説明すること。また、その説明。「野球―」「―書」

引用元:旺文社国語辞典

こちらも、説明どおりですね。

分かりやすい
 

3.「実況」と「解説」の使い方!

次に、「実況」と「解説」の使い方を例文で紹介します。
 

①「実況」の使い方!

・県警は31日、上り線を約2時間通行止めにして実況見分した。

・音楽が誘いおこす幻想と周囲の実況とを混同している。

・現地の中継では「日本から来た松島がトライ」と強調して実況

・12年先輩のアナウンサーがサッカーの実況を担当していました。
 

②「解説」の使い方!

・低燃費タイヤ、ランフラットタイヤといったタイヤの種類も解説します。

・スポーツニュースでは試合結果のみならず、技術的な解説がされることもある。

・鮎の安全な食べ方や冷凍保存の方法を解説します。

・引退後は指導者としての活動以外に、サッカー解説者として各国のリーグの試合を担当。

スタジアム
 

4.「実況」や「解説」には似た意味の言葉がたくさんある!

「実況」や「解説」には似た意味の言葉がたくさんありますよ。

下の関連記事も、覗いてみてください。

「司会」と「進行」の違い!わかりやすく徹底解説するよ!

「MC」と「司会」の違いを解説!実は確かな差があったよ!

 
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
 

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まとめ

以上が、「実況」と「解説」の意味の違いと使い分けについてでした。
 
 
「実況」は、物事が行われている実際の様子のこと。

「解説」は、物事の要点や意味などをわかりやすく説明すること。
 
 
「実況」の意味は、「状況を説明する人」でも「状況を説明すること」でもなく、「実際の状況のこと」です。

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