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「承認」と「確認」の違い!わかりやすく具体例で解説するよ!

更新日:

 
「承認」と「確認」。

意味が違うことは理解しているのですが…。

実は、使い方によっては凄く意味が似ていることがあります…。
 
 
たとえば…。

「大丈夫、本人の意思は確認済」

「大丈夫、本人は承認済」

ほらほら…、何となく同じように見えませんか?
 
 
 
ということで、この2つの言葉の意味を徹底的に分析してみましたよ!

この「大丈夫、本人の意思は確認済」と「大丈夫、本人は承認済」、訴えている内容は似ているのですが、言葉の意味は微妙に違います!
 
 
本記事では、「承認」と「確認」の意味の違いと使い分けについて、具体例でわかりやすく解説していきます。

かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
 

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1.「承認」と「確認」の意味の違い!

最初に、「承認」と「確認」の意味の違いを簡潔にお伝えします。

「承認」とは、聞き入れること、また、正当であると認めること。

「確認」とは、確かめること、また、ハッキリと確かに認めること。

 
一言で表現すると、こういった違いです。

それでは、さらに詳細に紐解いていきますね。
 

①「承認」の意味とは!

「承認」は、聞き入れること、また、正当であると認めること。

「聞き入れる」と「認める」ということで大きく2種類の意味があります。
 
 
 
1つめの「聞き入れること」というのは、つまり「オッケーする」ということ。

たとえば、「ここの土地を売ってもらえませんか?」といった申し出があった場合。

「いいですよ」ということが「承認」です。

すると、買い手の方は「この土地の購入については、所有者からきちんと承認をもらった」と言うのですね。
 
 
 
2つめの「正当であると認めること」は、「受け入れる」という意味の「認める」ということ。

そして、この場合の「認める」ということは、「受け入れる」ですので「オッケーする」に近い意味があります。
 
 
たとえば、以下のとおり。

「役員会で承認されて、晴れて入会することができた」

「総会で無事承認されて、明日から活動が始まる」
 
 
これはどちらも、受け入れて「認めた」という意味です。

オッケーしたということもできますね。

会議室
 

②「確認」の意味とは!

「確認」とは、確かめること、また、ハッキリと確かに認めること。

「確認」も、「確かめる」と「認める」の2種類の意味があります。
 
 
 
1つめの「確かめること」というのは、つまり「オッケー」か「ノー」なのかをハッキリさせること。

ちなみに、「承認」は「オッケー」でしたが、「確認」は「オッケー」か「ノー」かをハッキリさせるのです。
 
 
たとえば、「安全を確認してから作業を開始する」といった使い方をします。

これは、安全なのか危険なのかをハッキリさせるということ。

安全であればオッケー、危険ならばノーということです。
 
 
その他には、「本人の意思を確認する」といった使い方も。

これは、本人の意思を確かめるということですね。
 
 
 
2つめの「ハッキリと確かに認める」ということは、見たり考えたりした上で判断する意味の「認める」ということ。

「確かめる」とほぼ同じような意味なのですが、「安全を確認した結果の作業」といったらわかりやすいでしょうか。

要するに、「安全であることをハッキリ認めた」ということです。
 
 
「オッケー」か「ノー」かを確かめた上で、「オッケー」をハッキリさせたということもできますね。

他には、「本人には既に確認している」といった使い方。

これは、本人は既に認めたということです。

デンジャー
 

③「承認」と「確認」の違いを整理!

それでは、ここで一度「承認」と「確認」の違いを整理します。
 
 
聞き入れる、また、正当であると認めるのが「承認」。

確かめる、また、ハッキリと確かに認めるのが「確認」。

聞き入れて「オッケー」するのが「承認」で、「オッケー」か「ノー」かを確かめるのが「確認」です。
 
 
 
また、「認める」という意味は、「承認」と「確認」の共通点。

ただし、受け入れる意味の「認める」が「承認」、見たり考えたりした上で判断する意味の「認める」が「確認」です。
 
 
同じ「認める」ですが、「入会を承認」は受け入れらたこと、「入会を確認」となると必ずしも受け入れられたとは限りません。

もしかしたら、これから入会を確かめることかもしれません。

「安全は確認済み」は判断の結果ですが、「安全は承認済み」だと何か変です…。
 
 
 
ちなみに、冒頭の「大丈夫、本人の意思は確認済」は、「本人の意志を確かめた」ということ。

「大丈夫、本人は承認済」は、「本人は受け入れた」ということです。
 

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2.「承認」と「確認」の辞書での意味!

続いて、辞書による「承認」と「確認」の意味がどうなっているのか確認していきます。
 

①「承認」の辞書での意味!

【承認】

①正当であると認めて許すこと。「理事会の―を得る」

②申し出に同意すること。承知すること。「入会を―する」

③[法]国家などに対して、国際法上の資格を認めること。「新政権を―する」

引用元:旺文社国語辞典

意味①は「認める」、意味②が「聞き入れる」ということ。

意味③は法律用語ですが、「認める」ことですね。

オッケー
 

②「確認」の辞書での意味!

【確認】

・はっきりと認めること。確かめること。「本人の―をとる」「未―」

引用元:旺文社国語辞典

「認める」「確かめる」ということで、説明どおりです。
 

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3.「承認」と「確認」の使い方!

次に、「承認」と「確認」の使い方を例文で紹介します。
 

①「承認」の使い方!

・アーディル・アブドルマフディ首相の辞任が承認された。

・婚姻届の承認欄にサインしてほしい。

・同日に行われたJリーグ理事会で承認された。

・校長が作成する学校運営の基本方針を承認する。
 

②「確認」の使い方!

・情報の取り扱いには充分に注意し、確認した上で掲載している。

・タイヤのパンク個所を確認した。

・自由貿易の重要性を改めて確認した。

・博物館が所蔵する資料の中に伊達政宗自筆の書状があることを確認した。

伊達政宗
 

4.「承認」や「確認」には似た意味の言葉がたくさんある!

「承認」や「確認」には似た意味の言葉がたくさんありますよ。

下の関連記事も、覗いてみてください。

「可決」と「承認」の違い!意味を徹底的に深掘りしてみた!

「チェック」と「確認」の違いを解説!確かな差があったよ!

 
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
 

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まとめ

以上が、「承認」と「確認」の意味の違いと使い分けについてでした。
 
 
「承認」は、聞き入れること、また、正当であると認めること。

「確認」は、確かめること、また、ハッキリと確かに認めること。
 
 
大きくは、聞き入れるのが「承認」で、確かめるのが「確認」です。

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