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「今後」と「将来」の違い!確かな差をわかりやすく解説!

更新日:

 
「今後」と「将来」。

何気なく日常的に使う2つの言葉ですが…。

よく考えると、実は微妙な使い分けがされているようです…。
 
 
たとえば、今後もよろしく」将来もよろしく」では何となく意味が違うような気が…。

これは、「今後」と「将来」の違いをハッキリさせなくてはいけませんね。
 
 
 
ということで、この2つの言葉の意味を徹底的に分析してみましたよ!

やはり、「今後」と「将来」には決定的な違いがありました!
 
 
本記事では、「今後」と「将来」の意味の違いと使い分けについて、具体例でわかりやすく解説していきます。

かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
 

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1.「今後」と「将来」の意味の違い!

最初に、「今後」と「将来」の意味の違いを簡潔にお伝えします。

「今後」とは、これから先のことで、今現在を経過してすぐの段階から遠い未来までを含む。

「将来」とは、これから先のことで、一般的には今現在を経過してすぐの段階は含まず、もっと先の未来を指す。

 
一言で表現すると、こういった違いです。

それでは、さらに詳細に紐解いていきますね。
 

①「今後」の意味とは!

「今後」は、これから先のこと。

言い換えるならば、今からのち、以後ともいいます。
 
 
「今からのち」「以後」と言い換えができるとおり、今現在を0.0001秒経過した時点で「今後」ということ。

0.0001秒経過しても「今後」なのですが、100年先も「今後」です。
 
 
 
たとえば、今後ともよろしくお願いいたします」といった使い方をしますが…。

これは、今現在以後はよろしく、という意味。
 
 
それから、今後の検討課題としたいと思います」といった使い方も。

この場合は、いつかは検討すると思っているのですが、それが実際にいつになるのかはわかりません…。

もしかしたら、何年も検討しないこともあり得るということ。

御礼
 

②「将来」の意味とは!

「将来」は、これから先のこと。

しかし、一般的に今現在を0.0001秒経過した時点を「将来」とはいいません。

この0.0001秒経過した時点は「将来」ではないのか?といわれれば使い方として間違いではありません。
 
 
ただし、あくまでも世間では、そういった数時間先や数日先の未来を「将来」という表現はしません。

普通は、もっと先の未来を指します。
 
 
 
具体的には、「日本経済の将来が心配だ」といった使い方をします。

これは、これから先の日本経済を心配していますが、1時間先や明日の心配ではありません。

多くは、数年先とか、短くても数カ月先といったあたりを指しています。
 
 
それから、「私は将来、ロックシンガーになって活躍したい」といった使い方。

これもこれから先、シンガーになって活躍したいといっているのですが、1時間先や明日のことではありません。

まあ、だいたい数年先ということですね。
 
 
ですから、冒頭で紹介した将来もよろしく」の場合は結構先のことを指しています。

しかし「将来も」の「も」があるので、「今現在に加えて年老いても」という意味に捉えることができます。

コンサート
 

③「今後」と「将来」の違いを整理!

それでは、ここで一度「今後」と「将来」の違いを整理します。
 
 
「今後」と「将来」は、どちらもこれから先のこと。
 
 
ただし、今現在を経過してすぐの段階から、遠い未来までを指すのが「今後」。

そして、今現在を経過してすぐの段階は含まず、もっと先の未来を指すのが「将来」です。
 

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2.「今後」と「将来」の辞書での意味!

続いて、辞書による「今後」と「将来」の意味がどうなっているのか確認していきます。
 

①「今後」の辞書での意味!

【今後】

・今からのち。これから先。以後。「―もよろしく」

引用元:旺文社国語辞典

説明したとおりの内容です。
 

②「将来」の辞書での意味!

【将来】

①これから先。ゆくすえ。前途。「―を案じる」「―が楽しみだ」

②(遠方から)持って来ること。「遠く天竺より―した経典」

③ある状態をもたらすこと。招来。「混乱を―する」

引用元:旺文社国語辞典

意味①は説明どおりですが、「今後」との違いがわかりにくいですね…。
 
 
意味②と③は説明しませんでした。

滅多に使いませんが、こういった意味があることも覚えておいてください。

ニューステージ
 

3.「今後」と「将来」の使い方!

次に、「今後」と「将来」の使い方を例文で紹介します。
 

①「今後」の使い方!

・現地工場は概ね生産を再開したが、今後の影響がどこまで広がるか予断を許さない。

今後を見据えた戦略を推進していく。

今後のツアースケジュールなどの説明がなされた。

今後も安全性を優先する。
 

②「将来」の使い方!

・近い将来、車からワイパーが消え、超音波で雨を避ける時代がやって来るのか?

将来的にはドローンを飛ばすだけでなく、そこで取得されたデータを活用する。

・自身の将来を決める計画が台無しになったと語った。

将来なりたい職業に「弁護士」か「舞台女優」と書いていました。

弁護士バッジ
 

4.「今後」や「将来」には似た意味の言葉がたくさんある!

「今後」や「将来」には似た意味の言葉がたくさんありますよ。

下の関連記事も、覗いてみてください。

「これから」と「今後」の違いを解説!確かな差があったよ!

「明日」と「翌日」の違い!例文でわかりやすく解説するよ!

 
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
 

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まとめ

以上が、「今後」と「将来」の意味の違いと使い分けについてでした。
 
 
「今後」は、これから先のことで、今現在を経過してすぐの段階から遠い未来までを含む。

「将来」は、これから先のことで、一般的には今現在を経過してすぐの段階は含まず、もっと先の未来を指す。
 
 
「今後」は「以後」に置き換えができますが、「将来」は「以後」に置き換えるには無理があります。

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