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「ゆとり」と「余裕」の違い!微妙な差をわかりやすく解説!

更新日:

 
「ゆとり」と「余裕」。

まぎらわしいです…。

確かに、「時間にゆとりがある」といいますし、「時間に余裕がある」ともいいますよね…。
 
 
では、意味は同じなのか?…と思いきや…。

「イベントのチケットに余裕はありますか?」とはいいますが、「イベントのチケットにゆとりはありますか?」となると、何となく違和感が…。

ということは、「ゆとり」と「余裕」には微妙な違いがあるということか…???
 
 
 
そんなわけで、この2つの言葉の意味を徹底的に分析してみましたよ!

やはり、「ゆとり」と「余裕」には確かな違いがありました!
 
 
本記事では、「ゆとり」と「余裕」の意味の違いと使い分けについて、具体例でわかりやすく解説していきます。

かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
 

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1.「ゆとり」と「余裕」の意味の違い!

最初に、「ゆとり」と「余裕」の意味の違いを簡潔にお伝えします。

「ゆとり」とは、余りがあることですが、主に「窮屈ではない」意味合いで使われる言葉。

「余裕」とは、余りがあることで、「窮屈ではない」意味合いと「余っている」意味合いの両方で使われる言葉。

 
一言で表現すると、こういった違いです。

それでは、さらに詳細に紐解いていきますね。
 

①「ゆとり」の意味とは!

「ゆとり」は、余りがあること。

「余りがあること」という意味は「余裕」も同じですので、つまりは「ゆとり」と「余裕」は基本的に同じ意味です。

ただし、言葉の使い方として、「余っている」というよりは「窮屈ではない」という意味合いで使われる言葉
 
 
 
この違いは、凄く微妙でわかりにくいので、例文を紹介します。

たとえば、イベントのチケットを購入したい人が販売元に問い合わせたとしましょう。
 
 
「イベントに行きたいのですが、チケットの余裕はありますか?」

このように問い合わせるのが普通だと思いますが、これは「余っているか?」を確認しています。
 
 
「イベントに行きたいのですが、チケットのゆとりはありますか?」

この場合、まあ厳密には間違いではありませんが、「窮屈ではないか?」と確認していますので、何となく違和感を覚えるかと思います。
 
 
チケットは、余ることはあっても窮屈になるものではありませんから…。

これが、「窮屈ではない」と「余っている」の違い。
 
 
 
そしてこの「ゆとり」ですが、「窮屈ではない」という意味合いで「時間」「空間」「気持ち」などあらゆる物事に使われます。
 
 
「今日は休日で、時間的にもゆとりがある」

「この座席は幅が広く、ゆとりがある」

「明日は休日だと思うと、精神的にもゆとりが持てる」
 
 
というように、多くが「窮屈ではない」という意味合いとして使われます。

これはつまり、「狭くない」「一杯一杯ではない」「タイトではない」ということもできます。

時間の有効活用
 

②「余裕」の意味とは!

「余裕」とは、余りがあること。

前項でも説明しましがた、この意味は「ゆとり」と同じです。

ただし、「ゆとり」の方は主に「窮屈ではない」という意味合いで用いられますが、「余裕」は「窮屈ではない」と「余っている」という両方の意味合いで使われる言葉
 
 
 
まず、「窮屈ではない」の方から説明します。

前項で紹介した、「窮屈ではない」の意味合いの例文を「余裕」に置き換えることができますよ。
 
 
「今日は休日で、時間的にも余裕がある」

「この座席は幅が広く、余裕がある」

「明日は休日だと思うと、精神的にも余裕が持てる」
 
 
ということで、全く同じように使うことが可能。
 
 
 
続いて、「余っている」の例文を紹介します。
 
 
「部員全員にスポーツドリンクを配りましたが、まだ余裕があるので先生もどうぞ」

「自由席は満席ですが、指定席にはまだ余裕があります」

「大丈夫ですよ。新商品の数にはまだ余裕があります」
 
 
こういった物事に関しては、どちらかというと「余裕」が多く使われます。

「余っている」という意味合いで「ゆとり」を使うと、若干の違和感がうまれます。

新商品
 

③「ゆとり」と「余裕」の違いを整理!

それでは、ここで一度「ゆとり」と「余裕」の違いを整理します。
 
 
「ゆとり」と「余裕」は、どちらも余りがあることで意味は同じ。

ただし、主に「窮屈ではない」意味合いで使われるのが「ゆとり」。
 
 
そして、「窮屈ではない」意味合いと「余っている」意味合いの両方で使われるのが「余裕」です。

微妙ではありますが、使い分けがされています。
 

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2.「ゆとり」と「余裕」の辞書での意味!

続いて、辞書による「ゆとり」と「余裕」の意味がどうなっているのか確認していきます。
 

①「ゆとり」の辞書での意味!

【ゆとり】

・時間・金銭・空間・体力・気持ちなどの余裕。「精神的な―がない」「―のある生活」

引用元:旺文社国語辞典

「余裕」と説明されていますが、この辞書では「余裕」との違いがわかりません。

ただし、他の辞書の多くは「窮屈ではないこと」と説明しています。

ドライブ
 

②「余裕」の辞書での意味!

【余裕】

①ゆったりとしていること。心にゆとりがあること。「冷静に考える―がない」

②余りのあること。また、その余り。「資金に―がある」「時間の―を見て出かける」

引用元:旺文社国語辞典

こちらは、説明したとおりの内容です。
 

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3.「ゆとり」と「余裕」の使い方!

次に、「ゆとり」と「余裕」の使い方を例文で紹介します。
 

①「ゆとり」の使い方!

ゆとりのある座席スペースを実現するため、シートは通常よりも少なくした。

・冬は早めの冬用タイヤの装着と、ゆとりのある安全運転を心がける。

・老後資金を貯めるゆとりがなくなる恐れが?

・家事時間を減らし、ゆとりを産み出す計画。
 

②「余裕」の使い方!

・時間に余裕のある今は、自宅でテレビを見てゴロゴロしている。

・1日12時間働いても終わらないほどの業務量があり、休憩をとる余裕はなかった。

・今現在、空室数に余裕があります。

・病床数には余裕があり、ひっ迫している状況ではない。

病室
 

4.「ゆとり」や「余裕」には似た意味の言葉がたくさんある!

「ゆとり」や「余裕」には似た意味の言葉がたくさんありますよ。

下の関連記事も、覗いてみてください。

「余分」と「余計」の違いを解説!実は意外な差があるよ!

「余剰」と「剰余」の違いは?意外な事実を徹底解説するよ!

 
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
 

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まとめ

以上が、「ゆとり」と「余裕」の意味の違いと使い分けについてでした。
 
 
「ゆとり」は、余りがあることですが、主に「窮屈ではない」意味合いで使われる言葉。

「余裕」は、余りがあることで、「窮屈ではない」意味合いと「余っている」意味合いの両方で使われる言葉。
 
 
基本的な意味は同じなのですが、使い方に微妙な違いがあります。

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