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「自主」と「自立」の違い!確かな差を徹底的に解説するよ!

更新日:

 
「自主」と「自立」。

似ていますよね…。
 
 
なんとなく、同じような物事を想像するのですが…。

でも漢字からすると、「自主」は「自分がしゅ」、「自立」は「自分がたつ」ということで、なんとなく違いがありそうです…。
 
 
 
ということで、この2つの言葉の意味を徹底的に分析してみましたよ!

やはり、「自主」と「自立」には明確な違いがありました!
 
 
本記事では、「自主」と「自立」の意味の違いと使い分けについて、具体例でわかりやすく解説していきます。

かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
 

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1.「自主」と「自立」の意味の違い!

最初に、「自主」と「自立」の意味の違いを簡潔にお伝えします。

「自主」とは、他からの干渉を受けずに、自分で決定したり、自分の意志で行動したりすること。

「自立」とは、他からの援助や支配を受けずに、自分の力だけで物事を行うこと。

 
一言で表現すると、こういった違いです。

それでは、さらに詳細に紐解いていきますね。
 

①「自主」の意味とは!

「自主」は、他からの干渉を受けずに、自分で決定したり、自分の意志で行動したりすること

「自主」は「自分で決定」「自分の意志」、「自立」は「自分の力」、この部分はなんとなく似ています。
 
 
では、大きく違う部分は何か?ということですが…。

それは、「周囲の人たちの動き」に違いがあります。

そして、「自主」の特徴は、周囲の人が「干渉」してくるということ
 
 
 
「干渉」とは、ある人が別の人に対し、自分の意志を押し付けようとする行為です。

たとえば、パンを食べようとしている人に対し、「日本人ならパンはやめて、米を食べろ!」と他人が言ってくる行為、これが「干渉」。
 
 
要するに、「自主」とは「日本人ならパンはやめて、米を食べろ!」と言われたとしても、「私はパンを食べるぞ!」と決定することです。

また、決定して「パンを食べる」行動をすることも「自主」。

ハンバーガー
 

②「自立」の意味とは!

「自立」は、他からの援助や支配を受けずに、自分の力だけで物事を行うこと

前項でも説明しましたが、「自分の力」「物事を行う」という部分は「自主」と似ています。
 
 
ですが、違いのポイントは「周囲の人たちの動き」。

「自立」の場合は、周囲の人が「援助」や「支配」をしてくるという部分
 
 
 
「援助」とは、生活費などを資金的に助けたり、住むための住居を確保したり、そういった様々なものが該当します。

こういった「援助」を、全て断ってしまうのが「自立」。

自力で生活費を稼いで、自力でアパートを借りて生活すること、これが「自立」です。
 
 
 
それから、「自立」とは「支配」も断たなくてはいけません。

「支配」とは、人の行動をコントロールしてしまうこと。
 
 
「干渉」と似ていますが、「干渉」はコントロールまではいきません。

「干渉」は、自分意見を押し付けようとする行為であり、その後の行動を強制するまではいきません。
 
 
「支配」を断って「自立」するとは、たとえば…。

海外旅行を計画している本人に対し、親が「お前はまだ子供だから、海外旅行は許さない」と制限してしまうこと、これが「支配」されている状況。

そして、数年後に「自分で稼いだお金で、海外旅行に行ってくるよ」というのが「自立」です。
 
 
 
簡単に言ってしまえば、「ひとりだち」のことですね。

ビジネスマン
 

③「自主」と「自立」の違いを整理!

それでは、ここで一度「自主」と「自立」の違いを整理します。
 
 
他からの干渉を受けずに、自分で決定したり、自分の意志で行動したりすることが「自主」。

他からの援助や支配を受けずに、自分の力だけで物事を行うことが「自立」。
 
 
「自主」は「干渉」を断ち、「自立」は「援助」「支配」を断ちます。

 

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2.「自主」と「自立」の辞書での意味!

続いて、辞書による「自主」と「自立」の意味がどうなっているのか確認していきます。
 

①「自主」の辞書での意味!

【自主】

・自ら決定したり行動したりして、他の干渉を受けないこと。また、その態度。「―性」「―規制」

引用元:旺文社国語辞典

説明したとおりの内容です。
 

②「自立」の辞書での意味!

【自立】

・他の助けや支配を受けずに自力でやっていくこと。ひとりだち。「―心」「親から―する」

引用元:旺文社国語辞典

こちらも、説明どおりですね。

卒業証書
 

3.「自主」と「自立」の使い方!

次に、「自主」と「自立」の使い方を例文で紹介します。
 

①「自主」の使い方!

・販売した自転車4種類を自主回収すると発表した。

・スウェーデン政府は国民の行動制限より、その自主性を重視する。

・最近のトレンドはなんといっても「子どもの自主性を育てる」教育。

・個人の自主性を尊重する伝統が根強い。
 

②「自立」の使い方!

・障がい者の自立と社会参画、就労の促進に貢献する取組みを開始した。

・家庭から自立してアルバイト収入により学費などを賄っている。

・ひきこもりの自立支援を行う民間の共同生活型の業者。

・四六時中抱っこしていると、自立が遅れるのではないかと心配する人がいます。

赤ちゃん
 

4.「自主」や「自立」には似た意味の言葉がたくさんある!

「自主」や「自立」には似た意味の言葉がたくさんありますよ。

下の関連記事も、覗いてみてください。

「主導」と「主体」の違い!例文でわかりやすく解説するよ!

「活動」と「行動」の違いを解説!似ているようで意外な差が!

 
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
 

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まとめ

以上が、「自主」と「自立」の意味の違いと使い分けについてでした。
 
 
「自主」は、他の干渉を断ち、自分で決定したり、自分の意志で行動したりすること。

「自立」は、他の援助や支配を断ち、自分の力だけで物事を行うこと。
 
 
「干渉」を全て断てばおのずと「自主」となりますし、「援助」「支配」を全て断てばおのずと「自立」となります。

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