ことわざはたくさんあります。
当然ですが、全部覚えているわけないし…。
たとえば、健康に関することわざはコレ!っていう具合に記憶できればよいのですけどね…。
でも安心してください。
本ブログは、そういった人のお手伝いをします。
その場面にピタリと当てはまる言葉を紹介するのがこのブログです!
ということで、本記事では健康に関することわざを厳選して、意味も含めてわかりやすく解説していきますよ!
13種類のことわざをご紹介します。
1.健康に関することわざ!
最初は、健康に関する意味を持ったことわざをご紹介します。
①「笑いは人の薬」
「笑いは人の薬」は、「わらいはひとのくすり」と読みます。
これは、笑うことは心身ともに健康に良いということ。
「笑う」ことの重要性は医学的にも証明されているようです。
「いつでも『笑い』を心がけましょう」といった場面で使うのがいいですね。
②「早寝早起き病知らず」
「早寝早起き病知らず」の読み方は、「はやねはやおきやまいしらず」。
早く寝て早く起きる習慣が、体にとって良い事で病気にも罹りにくいということ。
これはおそらく、夜更かしして遊んでばかりいると疲れで免疫力が落ちるので、規則正しい生活をするべきといったことなのでしょう。
夜遊びが盛んな人に使うのが良いかもしれません。
③「朝寝坊の宵っ張り」
「朝寝坊の宵っ張り」は、「あさねぼうのよいっぱり」と読みます。
朝起きる時間が遅い人は、夜更かしが原因であり体によくないということ。
つまり、規則正しい生活を促すことわざですね。
これも、「早寝早起き病知らず」と同じような場面で使います。
④「青葉は目の薬」
「青葉は目の薬」の読み方は、そのまま「あおばはめのくすり」です。
青葉の色、つまり緑色は目の疲れを取ってくれるということわざ。
実際に、目に対する緑色の効果はあるようですよ。
パソコン作業など目を酷使している人に対し、緑色の景色を味わうよう助言してあげましょう。
⑤「一に看病二に薬」
「一に看病二に薬」は、そのまま「いちにかんびょうににくすり」という読み方。
病気の治療は薬も大切であるが、それよりも心のこもった看病の方がより大切であるということ。
実際に「手当て」という言葉は、患部に手を当てて治療をしたことが語源ですから。
人間の手を当てることが、いかに大切であるかということですね。
何でも薬に頼ってしまう人にはいいことわざかもしれません。
⑥「甲斐なき星が夜を明かす」
「甲斐なき星が夜を明かす」は、「かいなきほしがよをあかす」と読みます。
明るく光る星はすぐに山の陰に隠れるのですが、光が小さい星は意外に朝まで輝き続けるということ。
これはつまり、病気に罹りにくい人は健康に気を使わないが、病弱な人は健康に気を配るため、より長生きするという意味です。
健康に気を使わずに暴飲暴食をしている人にいいかもしれません。
⑦「薬より養生」
「薬より養生」は、「くすりよりようじょう」です。
病気に罹り薬を飲むことより、病気に罹らないように予防する意味で養生することが大切であるということわざ。
病気は、治療よりも予防が大切であるという意味ですね。
これも、健康に気を使わずに体を酷使している人にいいことわざかもしれません。
⑧「七年の病に三年の艾を求む」
「七年の病に三年の艾を求む」は、「しちねんのやまいにさんねんのもぐさをもとむ」と読みます。
7年間も病気で苦しんだ後に、3年もの長期間乾燥させた上等なもぐさを求めるということ。
これは、病気が思っていたより重いことに気付いて、慌てて特効薬をさがすという意味です。
このことわざも、病気になってから慌てるのではなく、病気に罹らないように予防することが大切であるということ。
健康に無頓着な人に対して使うのがいいことわざです。
⑨「腹八分目に医者いらず」
「腹八分目に医者いらず」の読み方は、「はらはちぶんめにいしゃいらず」です。
満腹になるまで食べるのではなく、だいたい8割程度満たされたくらいでやめることが健康につながるということ。
食べ過ぎは健康によくないという意味です。
食事を80%に抑えることで寿命が延びることは、マウスの実験で科学的に証明されているそうです。
暴飲暴食ばかりの人に対する戒めとして使うのがいいかもしれません。
⑩「よいうちから養生」
「よいうちから養生」は、「よいうちからようじょう」と読みます。
病気になる前の健康な時に体をいたわることが何より大切であるということ。
「薬より養生」と同じような意味で、治療より予防が大切ということですね。
健康管理に興味がない人にいいことわざです。
2.医者がからむ健康に関することわざ!
続いて、健康は健康でも「医者」が関係することわざをご紹介します。
①「医者と味噌は古いほど良い」
「医者と味噌は古いほど良い」は、そのまま「いしゃとみそはふるいほどよい」と読みます。
味噌は熟成期間が長ければ美味しくなるように、医者も長い期間多くの経験を積むほうがより信頼されるということ。
これは、経験豊富な医者をたとえる時に使いますが、医療以外の経験豊富な人をたとえる時にも使うことわざです。
②「医者上手にかかり下手」
「医者上手にかかり下手」の読み方は、「いしゃじょうずにかかりべた」。
これは、医者がどんなに指導したとしても、患者がそれを信用しない限り病気は治らないということです。
つまり、病気の治療で大切なのは、お互いの信頼関係という意味。
病気治療でも使いますが、その他の信用が大切な商売などでも使います。
③「医者の薬も匙加減」
「医者の薬も匙加減」は、難しい漢字ですが「いしゃのくすりもさじかげん」と読みます。
名医がどんなに高価な薬を使ったとしても、薬の量を間違うと意味がないということ。
これは、適量というものがいかに大切であるかという意味です。
健康に良いからといって、ある特定のものばかり食べることは栄養バランスが崩れます。
そういった人の戒めにいいかもしれませんね。
まとめ
以上が、健康に関することわざと、その意味と使い方についてでした。
1年の抱負や、健康を心掛けない人の戒めとして使ってみてはいかがでしょうか。
やはり、仕事や遊びは健康あってのものです。
「健康第一」ですね!!