人は、「成長」が必要です。
それは、何歳になろうと変わりません。
「もう年だし、成長なんて不要…」と言ってしまってはいけません。
そんな熱い思いを文字にして掲示したい、と思った時にお手伝いするのがこのブログです!
たくさんあるシチュエーションにピッタリな言葉をご紹介しますよ。
ということで、本記事では成長に関することわざを厳選して、意味も含めてわかりやすく解説していきます!
特に、ありきたりではないものを選びました。
ご期待ください!
1.「成長すること」に関する贈る四字熟語!
最初は、「成長すること」に関する四字熟語をご紹介します。
①「千里の道も一歩から」
「千里の道も一歩から」は、「せんりのみちもいっぽから」と読みます。
これは、千里という長い距離であっても足を一歩踏み出すことか始まるということ。
つまり、どんな大きな目標であっても、目の前の小さな成長の積み重ねが大切であるという意味です。
使い方は、以下のとおり。
「今でこそ英語がペラペラの彼女も、最初は全く話せなかった。『千里の道も一歩から』で少しずつの努力の積み重ねだよ」
②「三たび肱を折って良医と成る」
「三たび肱を折って良医と成る」の読み方は、「みたびひじをおってりょういとなる」です。
医者は自分の腕を三回も折って痛みを知りながら名医に成長するということ。
要するに、成長するためには様々な苦労を重ねなくてはいけないという意味です。
「今日の敗戦は残念だったが、『三たび肱を折って良医と成る』と言うとおり何度も苦労を重ねて人は成長するんだよ」といった使い方をします。
③「知恵と力は重荷にならぬ」
「知恵と力は重荷にならぬ」は、「ちえとちからはおもににならぬ」と読みます。
これは、学んだ知識や体力は人の人生には無駄にはならないということ。
ですから、人が成長するためにはどんどん学び体力をつけるべきという意味です。
使い方は、以下のとおり。
「また習い事始めた?まあ『知恵と力は重荷にならぬ』というから無駄にはならないだろうけど」
④「艱難汝を玉にす」
「艱難汝を玉にす」の読み方は、「かんなんなんじをたまにす」です。
地中から掘り出した玉も、磨いて初めて美しい玉になるということ。
つまり、人生は苦難を乗り越えながら自分を磨いて成長していくという意味です。
「辛い浪人生活だと思うが、『艱難汝を玉にす』でこういった経験も人生の糧にして頑張れ」といった使い方をします。
⑤「百聞は一見に如かず」
「百聞は一見に如かず」は、「ひゃくぶんはいっけんにしかず」と読みます。
これは、他人の話を百回聞いたとしても、たった一度自分の目で見る方が素晴らしい知識となるということ。
要するに、成長のためには自分自身の体験が一番良いという意味です。
使い方は、以下のとおり。
「こういったことは、『百聞は一見に如かず』で聞くよりも体験するのが一番」
⑥「細き流れも大河となる」
「細き流れも大河となる」の読み方は、「ほそきながれもたいがとなる」です。
大きい川も元々は細い川が集まってできるということ。
つまり、小さな努力を積み重ねることで大きく成長できるという意味です。
「たかだか30分のレッスンというが、こういった地道な練習の積み重ねが大切。『細き流れも大河となる』だよ」といった使い方をします。
⑦「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し」
「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し」は、「ひとのいっしょうはおもにをおうてとおきみちをゆくがごとし」と読みます。
これは、人の人生は重い荷物を背負って遠い道を歩くようなものということ。
要するに、人生は辛いこともあるが耐えて成長しながら進んでいくものという意味です。
使い方は、以下のとおり。
「今まで支えてくれた彼女はもういないが、『人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し』で苦難を乗り越えよう」
2.子供の成長に関することわざ!
続いて、成長は成長でも、子供の成長に関することわざをご紹介します。
①「子供と青田は褒められぬ」
「子供と青田は褒められぬ」は、「こどもとあおたはほめられぬ」と読みます。
青い稲の段階で米の出来栄えはわからないが、人間も同じである程度成長してからでないと才能があるかどうかはわからないということ。
つまり、人の才能の有無を子供のうちに判断してはいけないという意味です。
使い方は、以下のとおり。
「せっかく頑張っているのに一度負けたからってやめさせるなんて早すぎる。『子供と青田は褒められぬ』っていうように、これからどう成長するかわからない」
②「生まれながらの長老なし」
「生まれながらの長老なし」の読み方は、「うまれながらのちょうろうなし」です。
これは、生まれてすぐに長老のような立派な人間はいないということ。
ですから、最初から優れた人間などいないわけで、様々な経験を積み重ねて成長していくものという意味です。
「いきなり彼に勝利するなんて無理。『生まれながらの長老なし』でいくらなんでも練習を重ねないと」といった使い方をします。
③「這えば立て立てば歩めの親心」
「這えば立て立てば歩めの親心」は、「はえばたてたてばあゆめのおやごころ」と読みます。
生まれた子供がハイハイをするようになれば早く立てばよいと思い、立てば歩けばよいと思うこと。
これは、親は常に自分の子供の成長を願っているという意味です。
使い方は、以下のとおり。
「40歳になった今でも親から心配されている。『這えば立て立てば歩めの親心』とはこのことか…」
④「寝る子は育つ」
「寝る子は育つ」の読み方は、「ねるこはそだつ」です。
よく寝る子供は丈夫に育つということ。
つまり、普段からよく眠る子供は健康の証で丈夫で元気に成長するという意味です。
「この子は、どんな環境にいようとすぐに眠ってしまう。『寝る子は育つ』というけど丈夫になってほしいものだ」といった使い方をします。
⑤「赤子は泣き泣き育つ」
「赤子は泣き泣き育つ」は、「あかごはなきなきそだつ」と読みます。
これは、赤ちゃんはたくさん泣きながら成長するということ。
要するに、赤ちゃんは何度も泣くことで体力を使い、栄養補給しながら成長していくという意味です。
使い方は、以下のとおり。
「お母さん、赤ちゃんが泣くことを気にすることはありませんよ。『赤子は泣き泣き育つ』というように赤ちゃんは泣くことが仕事なんだから」
まとめ
以上が、成長に関することわざと、その意味と使い方についてでした。
友人知人に対する贈る言葉として使ってみてください。
学校を卒業する時にもピッタリかもしれません。
もちろん、自分自身の成長のために使ってもオッケーです。
目標があって、「これから頑張るぞ!」といった場面で使ってもいいかもしれませんね。
ぜひ、ご活用ください!