おめでたい席上、また現在は不幸な状況の人に必要になるのが「幸せ」に関する言葉です。
でも、そういった言葉は無数にあります…。
探すのが大変ですよね~。
また、どうせ使うのであれば、できる限りメジャーではないものをチョイスしたいところ…。
でも、ご安心ください!!
そういった、様々な場面で使える言葉をご紹介するのが本ブログです!
特に本記事では、幸せに関することわざを厳選し、意味をわかりやすく解説していきますよ!
ぜひ、参考にしてくださいね。
1.幸せになる意味のことわざ!
最初は、幸せになる意味のことわざをご紹介します。
①「禍福己による」
「禍福己による」の読み方は、「かふくおのれによる」です。
「禍」は災いのこと、「福」は幸運のこと。
ですから、災いや幸運は偶然舞い降りるものではなく、本人の心掛けによるものであるという意味ですね。
心がけ次第で人生は変わる、といった意味で使います。
②「淵に臨みて魚を羨むは退いて網を結ぶに如かず」
「淵に臨みて魚を羨むは退いて網を結ぶに如かず」は、「ふちにのぞみてうおをうらやむはしりぞいてあみをむすぶにしかず」と読みます。
淵の近くにいながら魚が欲しいと思ってただ見ているより、淵を離れて魚を捕まえる網を作った方がよいということ。
要するに、他人の幸せをうらやむよりも、自分で幸せになるための方法を探った方がいいですよといった意味ですね。
これは、「幸せはただ待っているだけで掴めるものではない」といった意味で使います。
③「禍福門なし唯人の招く所」
「禍福門なし唯人の招く所」の読み方は、「かふくもんなしただひとのまねくところ」
「禍」は災い、「福」は幸運です。
つまり、災いや幸運は決まった門に訪れるのではなく、悪事を働くと災いが来るし善い行いをすれば幸福が訪れるという意味です。
ですから、災いも幸福も本人の行動が招くということ。
最初に説明した①の「禍福己による」と同じタイミングで使います。
④「笑う門には福来たる」
「笑う門には福来たる」は、「わらうかどにはふくきたる」と読みます。
お馴染みのことわざです。
いつも笑顔でいることで、自然に幸運が訪れるという意味。
笑顔を絶やさずに幸せを掴んでほしいといった場面で使うのがいいですね。
⑤「残り物に福がある」
「残り物に福がある」は、そのとおり「のこりものにふくがある」です。
これも結構有名なことわざです。
多くの人が残した物に時々良い物があるということ。
我先にと争って獲得するよりも、遠慮して最後の残り物を手にした人にまれに幸運が訪れるという意味ですね。
争奪戦が起きそうな時には、じっくりと思い起こしたいことわざです。
⑥「鰯網で鯨捕る」
「鰯網で鯨捕る」は、「いわしあみでくじらとる」と読みます。
イワシ漁の網に、偶然クジラがかかったという意味。
これはつまり、幸運は偶然に舞い降りることがあるという意味ですね。
ただし、イワシの網に巨大なクジラがかかることはあり得ないことから、「そんなことは絶対にあり得ない」といった意味もあります。
使う場面としては、偶然の幸運をつかんだといった時。
⑦「歩く足には棒当たる」
「歩く足には棒当たる」は、そのまま「あるくあしにはぼうあたる」。
外を歩けば、足に棒が当たる危険があるということ。
要するに、外に出て活動すればそれだけ危険が多いが、外に出なければ幸せが訪れることも無いという意味ですね。
リスクを気にして事業を始めることができない、そういった人に贈る言葉としてピッタリです。
⑧「情けは人の為ならず」
「情けは人の為ならず」は、「なさけはひとのためならず」です。
これは、人に情けをかけるということは、その人だけのためではなく、その情けがめぐりめぐって自分に戻ってくるということ。
ですから、他人には常に親切するべきといった意味ですね。
「他人に情けをかけるのは、その人にとってプラスにならない」といった意味であると勘違いしやすいことわざです。
しかし、「他人に情けを書けるべきではない」ではなく「他人に情けをかけるべきだ」が正解ですよ。
他人に親切にすべきである、ということをたとえる場面で使います。
⑨「余り茶に福あり」
「余り茶に福あり」は、そのまま「あまりちゃにふくあり」です。
多くの人が残した物に意外に良い物があるということ。
ですから、先を争って手を出すのではなく、じっくりと考えてから行動するべきという意味ですね。
「残り物に福がある」と似ていますが、使う場面も同じです。
2.現在は不幸な状況であるがこれからの幸せを願うことわざ!
続いて、現在は不幸な状況ではあるのですが、今後の幸せのためのことわざをご紹介します。
①「禍を転じて福と為す」
「禍を転じて福と為す」は、「わざわいをてんじてふくとなす」と読みます。
「禍」は災いのこと。
災いが身に降りかかってきた時に、それを利用することで幸福になるように取り計らうことです。
失敗などによるどん底から這い上がろうという時にはいい言葉ですね。
「失敗は成功の基」「雨降って地固まる」と似たような意味です。
②「禍も三年経てば用に立つ」
「禍も三年経てば用に立つ」の読み方は、「わざわいもさんねんたてばようにたつ」。
災いが起き現在は不幸と思えることでも、3年たてば幸福の種になることもあるということ。
さらに、どうしようもない不用品でも、持っておけば何年後かには役に立つこともあるという意味もあります。
「現在はどん底でも、そのうち良いことが訪れるよ」といった言葉を贈りたい時のことわざですね。
落ち込んでいる人にはいいかもしれません。
まとめ
以上が、幸せに関することわざと、その意味と使い方についてでした。
特に、自分が好きなことわざを厳選させていただきました。
おめでたい席上や、挨拶文などで使ってみてください。
また、失敗で落ち込んでいる人にも使えますよ。
自分自身の目標にしてもいいかもしれません!!