挑戦することは、その先には失敗が…。
でも、失敗は成功の基。
つまり、挑戦しなくては成功もないということですね。
でもなかなか踏み出せない…。
何か背中を押してくれるような、良い言葉はないものか??
ということで、挑戦することをためらっている人にピッタリな「ことわざ」をご紹介しますよ。
無数にある言葉の中かあら、その場面にピッタリな物をセレクトするのがこのブログ。
特に、本記事では「挑戦」に関することわざを厳選して、意味も含めてわかりやすく解説していきます!
総数15種類、英語の名言もありますよ。
ご期待ください!
1.「挑戦」の意味を持つことわざ!
最初は、「挑戦」の意味を持ったことわざをご紹介します。
①「釣瓶縄井桁を断つ」
「釣瓶縄井桁を断つ」は、「つるべなわいげたをたつ」と読みます。
井戸の釣瓶を何度も使用しているうちに、縄が井桁をこすってすり減らすということ。
これはつまり、小さなことであっても何度も続けることで、達成することができるという意味です。
「サッカーチームで一番下手だった息子が、毎日自宅でドリブル練習することでレギュラーの座を獲得したのはまさに『釣瓶縄井桁を断つ』だ」といった使い方をします。
②「細き流れも大河となる」
「細き流れも大河となる」は、そのまま「ほそきながれもたいがとなる」。
小さい川も支流から本流に集まることで、大きな川になるということ。
ですから、小さい努力でもコツコツ続けることで、大きな成果を得ることができるという意味です。
使い方は、以下のとおり。
「部員全員が毎日朝練を継続したことで最高のブラスバンド部になった、これは『細き流れも大河となる』でしょう」。
③「千里の行も足下に始まる」
「千里の行も足下に始まる」は、「せんりのこうもそっかにはじまる」と読みます。
千里もの長い距離の旅であっても、最初は足の第一歩から始まりやがては目的地に到達するということ。
これは、どういった大きな事業でも最初は細かい仕事から始めなくてはいけないし、そういった小さな努力の積み重ねが大事業達成につながるという意味です。
「気が遠くなるような山のような仕事がたまっているが、『千里の行も足下に始まる』で頑張るしかない…」といった使い方をします。
④「求めよさらば与えられん」
「求めよさらば与えられん」の読み方は、そのまま「もとめよさらばあたえられん」です。
神に祈り続ければ、神は必ず信仰心を与えてくださるということ。
要するに、ただ待っているだけではなく、自分から積極的に努力することで良い結果を手に入れることができるという意味です。
使い方は、以下のとおり。
「売れるのをただ待っているだけではダメ。『求めよさらば与えられん』で、自分から営業の努力をしなくてはいけない」
⑤「仏も昔は凡夫なり」
「仏も昔は凡夫なり」は、「ほとけもむかしはぼんぷなり」と読みます。
お釈迦様も元々は普通の人間であり煩悩に苦しんだ時期もあったのですが、修業を重ねることで悟りを開くことができたということ。
これは、どんな人間でも努力を重ねることで成功することができるという意味です。
使い方は、以下のとおり。
「メジャーリーガーのスーパースターであっても、最初は素人『仏も昔は凡夫なり』だよ」
⑥「上手昔より上手ならず」
「上手昔より上手ならず」の読み方は、「じょうずむかしよりじょうずならず」。
一流の技術を持った人でも最初から上手いわけではなく努力を重ねて技術を身につけたということ。
つまり、どんな世界でもトップになるためにはそれなりの努力が必要であるという意味です。
「仏も昔は凡夫なり」と同じような意味ですね。
使い方は、以下のとおり。
「オリンピックの金メダリストだって、『上手昔より上手ならず』ということわざがあるように、努力のたまものだよ」
⑦「七転び八起き」
「七転び八起き」は、「ななころびやおき」と読みます。
有名なことわざですね。
7回転んだとしても、だったら8回でも起き上がるということ。
ですから、何度も失敗を繰り返したとしても、絶対に諦めることなく挑戦し続けるという意味です。
「3年連続の挑戦で不合格だったが、『七転び八起き』の精神でまた来年頑張る!」といった使い方をします。
⑧「精神一到何事か成らざらん」
「精神一到何事か成らざらん」の読み方は、「せいしんいっとうなにごとかならざらん」です。
精神を1点に集中することで、どんなことでも達成できるということ。
これはつまり、目的の達成を心に誓い気持ちを集中して取り組めば道は開けるという意味です。
使い方は、以下のとおり。
「今日中に終わらないような仕事量だが、『精神一到何事か成らざらん』で集中することで何とかなるだろう…」
⑨「一念天に通ず」
「一念天に通ず」は、そのまま「いちねんてんにつうず」。
成し遂げようとする信念さえあれば、その気持ちが天に伝わり不可能なようなことでも成功するということ。
要するに、目的に対する強い信念を持つことで達成することができるという意味です。
使い方は、以下のとおり。
「まさか自分の子がプロサッカー選手になれるとは思わなかった。本人の強い信念が実った。まさに『一念天に通ず』だ。」
⑩「牛の歩みも千里」
「牛の歩みも千里」は、「うしのあゆみもせんり」と読みます。
牛が歩くスピードは遅いが、歩き続けることで千里も進むことができるということ。
つまり、たとえ非力であっても小さな努力を重ねることでやがて大きな成果を得ることができるという意味です。
「千里の行も足下に始まる」に似ていますね。
使い方は、以下のとおりです。
「子供の頃から社長を目指し『牛の歩みも千里』を心に誓い努力し続けた。それが現在の社長だよ」
⑪「斧を研いで針にする」
「斧を研いで針にする」の読み方は、「おのをといではりにする」。
大きな斧を研いで針のように細くすることは大変なことではあるが、不可能なことではないということ。
ですから、大きな困難であってもコツコツと忍耐強く努力することで達成できるという意味です。
これも、前項の「牛の歩みも千里」などと似ていることわざ。
「彼が難関大学に合格した裏には、『斧を研いで針にする』ような努力があったからこそ」といった使い方をします。
⑫「河童も一度は川流れ」
「河童も一度は川流れ」は、「かっぱもいちどはかわながれ」です。
泳ぎが得意な河童であっても、未熟な頃に1回くらいは川に流される経験をしているということ。
要するに、どんな物事でも最初から上手な人いないという意味です。
「世界チャンピオンであっても、『河童も一度は川流れ』で昔から強かったわけではない」
2.挑戦を意味することわざ!英語の名言!
続いて、挑戦の意味を持つ英語の名言をご紹介します。
①「アルベルト・アインシュタイン」
Anyone who has never made a mistake has never tried anything new.
「失敗を経験したことがないという人は、これはつまり新たなことに挑戦した経験がないということだ」
失敗は成功の基であり、挫折を恐れず挑戦しなくてはいけないという、相対性理論などでお馴染みのアルベルト・アインシュタインの言葉です。
②「デール・カーネギー」
Most of the important things in the world have been accomplished by people who have kept on trying when there seemed to be no hope at all.
「この世界の意義深い事の多くは、希望が全く見えない時でも、それでも諦めずに挑戦し続けた人々によって成し遂げられてきた」
世界中の偉大な成果は、諦めずに努力し挑戦し続けた人たちによって達成されたという、アメリカの作家デール・カーネギーの言葉です。
③「マザー・テレサ」
God doesn’t require us to succeed; he only requires that you try.
「神は、私たちに成功してほしいなどと思っていません。神は、ただ挑戦することを望んでいるだけです」
成功することが大切なのではなく、大切なことは挑戦し続けることという、マザー・テレサの言葉です。
マザー・テレサは、ノーベル平和賞をはじめ多くの賞を受賞したカトリック教会の聖人です。
まとめ
以上が、「挑戦」に関することわざと、その意味と使い方についてでした。
「挑戦」することって、大切ですね。
結構、心に響きます。
やっぱり、言葉には力があるということでしょうか。
こういったことわざを、紙に書いて目につく場所に掲げることは大切かもしれませんね。
ぜひ、実践してみてはいかがでしょうか。