たくさんある四字熟語から、健康祈願はコレ!
といった具合にすぐに出てくればいいのですが…。
なかなか思いつきませんし、平凡なものだと少し気が引けます…。
でも、大丈夫ですよ!
そういった時のお手伝いをするのがこのブログです!!
本ブログは、無数にある言葉の中から、その場面にピッタリな物をご紹介します。
ということで、本記事では健康に関する四字熟語を厳選して、意味も含めてわかりやすく解説していきますよ!
14種類の中から、お好みのものを使ってみてください!
1.健康を願う意味の四字熟語!
最初は、健康に関する意味の四字熟語をご紹介します。
健康を願う時や、健康第一を訴える場面で使える四字熟語です。
①「無病息災」
「無病息災」は、「むびょうそくさい」と読みます。
「無病」は漢字のとおり病気ではないこと、「息」は防ぐことで「災」はそのとおり「わざわい」のこと。
ですから、病気にかからず災いを防ぐということです。
災いを防ぐというのは、この場合健康であるという意味。
「皆様方の無病息災を願っています」といった使い方をします。
②「一病息災」
「一病息災」の読み方は、「いちびょうそくさい」。
「一病」は一つの病気、そして「息」は防ぐこと「災」は「わざわい」のことです。
これは、一つくらい病気がある方が健康であるということ。
要するに、健康な人は自分の健康を考えないが、持病がある人の方が健康に気を使い、それが長生きにつながるという意味ですね。
元々何らかの持病がある人に対して使う四字熟語です。
③「無事息災」
「無事息災」は、そのまま「ぶじそくさい」です。
「無事」はぶじ、普段と変わらないこと、「息災」は災いを防ぐこと。
ですから、病気も気がかりなことも無く普段と変わらず平穏に暮らしているという意味です。
「何でもないことが幸福である」ということを伝える時にはいい四字熟語かもしれません。
④「延命息災」
「延命息災」の読み方は、「えんめいそくさい」。
「延命」は長生きすること、「息災」は災いを防ぐこと。
これは、何事もなく健康で長生きするということです。
また、長生きを祈るという意味でもあります。
「どうか長生きしてください」といった気持ちをあらわす時には良いかもしれません。
⑤「医食同源」
「医食同源」は、「いしょくどうげん」と読みます。
「医食」は医療用の薬と、普段の食べ物のこと、「同源」は元々同じ物ということです。
つまり、薬も食べ物も原料は似たような物であるということ。
ですから、日ごろの食事を気を付けることが健康を維持するための最善の方法といった意味です。
暴飲暴食で体のことを考えない人に対しては薬になる言葉ですね。
⑥「頭寒足熱」
「頭寒足熱」の読み方は、「ずかんそくねつ」です。
「頭寒」は頭を冷やすことで、「足熱」は足を暖めること。
頭を冷やして、足を暖かくするということです。
頭を冷やし、足を暖めるこが健康に良いとされています。
これは日頃心掛ける意味で使いましょう。
⑦「美意延年」
「美意延年」は、「びいえんねん」と読みます。
「美意」は楽しい気持ちのことで、「延年」は長生きすることです。
ですから、楽しい気持ちを持ち続けることで長生きできるという意味。
心配事が多い、悩みが多い人に対して使うのが良いかもしれません。
⑧「臍下丹田」
「臍下丹田」の読み方は、「せいかたんでん」です。
「臍下」も「丹田」もどちらも、へその下のあたりこと。
へその下周辺が健康につながる大切な部分であるということです。
へその下に意識を集中し、力を集めることで健康になるし活力がわくと言われています。
四字熟語ではありますが、この言葉そのまま健康法的な使い方が一般的。
実際に、「臍下丹田呼吸法」や「臍下丹田健康法」といった使い方がされているようです。
⑨「百薬之長」
「百薬之長」は、そのまま「ひゃくやくのちょう」。
「百薬」はいろいろな種類の薬のことで、「長」は最高という意味です。
これはつまり、お酒のことであり、様々な薬がある中で最高の薬は「お酒」であるということ。
程よくお酒をたしなむことは、健康につながるのですね。
ですが、毎日たくさんのお酒を飲む人には使えません…。
飲み過ぎは健康を害します…。
⑩「妙手回春」
「妙手回春」は、「みょうしゅかいしゅん」と読みます。
これは、手を触れただけで春が訪れるように病気が治ったということ。
医師の凄い技術が病気を治し回復させたという意味です。
医師の持つ技術を称賛する時に使う四字熟語。
⑪「病気平癒」
「病気平癒」は、「びょうきへいゆ」と読みます。
「病気」はそのまま、「平癒」は病気が治ること。
ですから、意味もそのまま病気が治るという意味です。
「病気平癒を願っています」「病気平癒祈願」といった使い方をします。
2.逆に健康ではなくなる四字熟語!
続いて、逆に健康から遠ざかる意味の四字熟語をご紹介します。
①「才子多病」
「才子多病」は、「さいしたびょう」と読みます。
「才子」とは才能と知恵のある優れた人のこと、「多病」は病気が多いということです。
つまり、才能も知性も素晴らしい人ほど身体が弱く病気がちであるというたとえ。
才能がありながら、病気でこの世を旅立った人に対して使います。
②「垂頭喪気」
「垂頭喪気」の読み方は、「すいとうそうき」です。
「垂頭」は頭を低くうなだれることで、「喪気」は元気が無くなること。
ですから、意味はそのまま元気をなくしてうなだれることです。
ガッカリしている人や、落ち込んでいる人をたとえる時に使う四字熟語。
③「頽堕委靡」
「頽堕委靡」は「たいだいび」と読みます。
「頽堕」は崩れ落ちてだらしないこと、「委靡」はおとろえることです。
要するに、体力や気力が無くなり徐々におとろえていくという意味。
異性にふられて落ち込んでいる人などのたとえで使います。
まとめ
以上が、健康に関する四字熟語と、その意味と使い方についてでした。
職場などで、抱負として活用してみてはいかがでしょうか。
幸福も喜びも、全ては健康あってのもの。
ぜひ、皆様方も「無病息災」を目指してください!!