職場など様々な場面で使われる「総合」という言葉。
哲学的な意味もある言葉なのですが…。
普通は、「個々別々のものを一つに合わせてまとめる」という意味で使われるのが一般的です。
では、この「総合」、どのような場面でどのように使うべきなのか?
ということで、「総合」の使い方を例文で紹介していきます。
特に、簡単な短い文でわかりやすく紹介しますので、ご期待ください。
1.「総合」の例文を簡単な短い文で!
・会議では、5つの意見がだされました。これらの意見を総合するとボランティア活動の主催に関してはおおむね賛成ということでよろしいでしょうか?
・男子は十種競技、女子七種競技で、2日間かけて走・跳・投の総合得点で順位を決す。この種目の勝者は「キング・オブ・アスリート」「クイーン・オブ・アスリート」だ。
・体操の個人総合は、男子は6種目、女子は4種目、全ての種目を1人の選手が演技して合計得点を競います。
・彼の処分については、これまでの会社に対する貢献も含めて、数々の不祥事の内容と総合して判断することとする。
・これは、当社製品を全て折り込んだ総合カタログです。全製品が網羅されている関係上、分厚くなっていますのでご了承ください。
・使い方がわからないので問い合わせしました。関係部署が不明だったので、とりあえず総合案内に電話したのですが、大丈夫でしょうか?
・この判断は、総合的なおかつ俯瞰的に考慮してだしたもの。つまり、数ある問題点を全て合わせた上での決断なのです。
・人の老化を生物学・医学・社会科学・心理学などを研究する学問は「老人学」と呼ばれるが、そういったものを総合的にとらえる「社会高齢学」は日本ではまだなじみが薄い。
・我が社では、資金調達戦略から教育カリキュラムまで様々な大学経営の課題を総合的に支援しています。
・この本を読むと、歴史、現代社会、地理、政治経済、倫理と言った社会科の総合的な解説書であることが分かる。
・発表された中身全てを伝えるには時間がかかる場合、取材した情報なども総合してニュースにします。ですが、時には慌てて表現を誤る場合もあります。
2.「総合」の類義語!
続いて、「総合」と似た意味の言葉を紹介します。
まずは、「統合」。
意味は「総合」と同じ「一つに合わせる」ことですが、多くの場合数を減らす合理化が目的で合わされます。
あとは、「まとめる」。
「まとめる」の意味は、「総合」と同じです。
その他は、以下のとおり。
「合体」
「組み入れる」
「合併」
「一本化」
「統一」
「包括」
などがあります。
まとめ
以上が、「総合」の例文についてでした。
参考にしてください。
「総合」という言葉は、上の例文以外でも「総合病院」「総合保険」「総合研究所」など様々な場面で使われます。
あと!高校総体!
これは、正確には「全国高等学校総合体育大会」ということで、「総合」が使われています。