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「連携」と「協力」の違いを解説!実は明確な差があったよ!

更新日:

 
「連携」と「協力」。

この違い、似ていてまぎらわしいですよね…。
 
 
もしかして、同じ意味なのだろうか…。

確かに、「複数の会社が連携する」といいますし、「複数の会社が協力する」ともいいます…。
 
 
でも、「荷物を運びたいので、協力をお願いします」とはいいますが、「荷物を運びたいので、連携をお願いします」とは聞いたことがない…。

ということは、「連携」と「協力」には違いがあるということか…??
 
 
 
そんなわけで、この2つの言葉の意味を徹底的に分析してみましたよ!

やはり、「連携」と「協力」には確かな違いがありました!!
 
 
本記事では、「連携」と「協力」の意味の違いと使い分けについて、具体例でわかりやすく解説していきます。

かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
 

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1.「連携」と「協力」の意味の違い!

最初に、「連携」と「協力」の意味の違いを簡潔にお伝えします。

「連携」とは、一つの目的のために連絡を密に取り合って、お互いに物事を行うこと。

「協力」とは、助け合うこと、また、助けたり助けられたりすること。

 
一言で表現すると、こういった違いです。

それでは、さらに詳細に紐解いていきますね。
 

①「連携」の意味とは!

「連携」は、一つの目的のために連絡を密に取り合って、お互いに物事を行うこと。

「連携」と「協力」は、どちらも力を合わせるということは共通しています。
 
 
ですが「連携」の方は、その力を合わせるそれぞれの人物が、連絡は取り合いますが比較的独自の行動をするという部分がポイント

目指す目的は共通しているのですが、それぞれの人物が独立しているイメージです。
 
 
 
わかりやすくするために、一例をあげますね。

たとえば、獣医師と動物愛護団体が「連携」して弱った動物を野生に帰したとしましょう。
 
 
獣医師は、まず弱った動物を治療して動物を元気にする仕事を行います。

この仕事は動物愛護団体にはできませんので、獣医師独自の行動ということ。
 
 
そして、動物愛護団体は治療の終わった動物の療養を担当します。

獣医師は動物治療の仕事がありますので、療養は動物愛護団体独自の行動。
 
 
つまり、動物を野生に帰すという共通の目的のために、獣医師と動物愛護団体が力を合わせそれぞれが独自の行動をするということ、これが「連携」です。

「協力」との違いをわかりやすく説明するために、「独自の行動」という部分にスポットを当てました。
 
 
ただし、この独自の行動はあくまでも「比較的」ということであり、全てが全て独立しているということではありません。

動物
 

②「協力」の意味とは!

「協力」は、助け合うこと、また、助けたり助けられたりすること。

「連携」と「協力」は、ともに力を合わせるという部分は共通点。

ただし「協力」は、「独自の行動」というよりは「一緒に助け合う」イメージです。
 
 
 
たとえば、A氏一人では持つことができない重い荷物を運ばなくていけない場合。

当然ですが、A氏一人で持つことができませんので、B氏と二人で運びます。

これが、「協力」のイメージ。
 
 
ちなみに、この時にA氏がB氏に対して「荷物を運びたいので、協力してください」とお願いします。

B氏は「わかりました。協力します」と返答。

この場合、A氏は助けられる側で、B氏は助ける側です。
 
 
そして、B氏はそもそも「荷物を移動する」という目的はありませんでした。

ですから「協力」の場合は、元々一つの目的か?といえばそうでない場合もあります。

この例文の場合、元々の目的が共通していたわけではないのですが、お互いに「協力」関係が成立し、「荷物の移動」という一つの目的になるということ。
 
 
この部分も、必ず「共通の目的」が前提の「連携」との違いになります。

運ぶ
 

③「連携」と「協力」の違いを整理!

それでは、ここで一度「連携」と「協力」の違いを整理します。
 
 
一つの目的のために連絡を密に取り合って、お互いに物事を行うことが「連携」。

「連携」は、前提に共通の目的が存在し、それぞれが独自の行動をするというイメージです。
 
 
そして、助け合うことが「協力」。

「協力」は、前提に共通の目的が存在する場合もありますが、必ずそうとは限りません。

お互いの「協力」関係が成立した後は、必ず目的が一つにまとまります。
 

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2.「連携」と「協力」の辞書での意味!

続いて、辞書による「連携」と「協力」の意味がどうなっているのか確認していきます。
 

①「連携」の辞書での意味!

【連携】

・同じ目的を持つ者どうしが協力し合って物事を行うこと。「被害者どうしが―する」

引用元:旺文社国語辞典

説明したとおりの内容です。

信頼関係
 

②「協力」の辞書での意味!

【協力】

・力を合わせて行うこと。「―を求める」「仕事に―する」

引用元:旺文社国語辞典

こちらも、説明どおりですね。
 

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3.「連携」と「協力」の使い方!

次に、「連携」と「協力」の使い方を例文で紹介します。
 

①「連携」の使い方!

・パソナは全国のホテルと連携し、ホテルを職場として提供するリモートサービスを開始。

・HISは、スカイマークなどと連携し、3密対策を追及した「北海道特別ツアー」を販売。

・弁護士だけでなく、会計士、税理士との連携を図り、依頼者の様々なニーズに対応する。

・消防本部が防災航空隊との連携による山岳救助救出訓練を行った。
 

②「協力」の使い方!

・男子高校生の親子が溺れているのを近くにいた7人が発見、協力して岸まで運んだ。

・鉛筆メーカーが、小学生からの「折れない赤鉛筆を作って」という企画に協力した。

・無事に大会を終えることができるよう、ご理解・ご協力をお願い致します。

・なでしこジャパンから体育会サッカー部に練習協力の御礼色紙が贈られました。

スタジアム
 

4.「連携」や「協力」には似た意味の言葉がたくさんある!

「連携」や「協力」には似た意味の言葉がたくさんありますよ。

下の関連記事も、覗いてみてください。

「支援」と「貢献」の違いを解説!実は明確な差があったよ!

「団結」と「結束」の違いを解説!実は微妙な差があったよ!

 
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
 

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まとめ

以上が、「連携」と「協力」の意味の違いと使い分けについてでした。
 
 
「連携」は、一つの目的のために連絡を密に取り合って、お互いに物事を行うこと。

「協力」は、助け合うこと、また、助けたり助けられたりすること。
 
 
どちらもお互いに力を合わせることですので、凄く似ているのですが…。
 
 
「独自の行動」のイメージが「連携」で、「一緒に助け合う」イメージが「協力」です。

あと、前提に共通の目的があるのが「連携」で、そうとは限らないのが「協力」です。

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