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「始動」と「開始」の違いを解説!実は確かな差があったよ!

更新日:

 
「始動」と「開始」。

似ていて、凄くまぎらわしいですよね…。
 
 
同じような意味と思いきや、「エンジン始動とはいいますが、「エンジン開始とはいいません。

これはつまり、「始動」と「開始」には違いがあるということ…。
 
 
 
ということで、この2つの言葉の意味を徹底的に分析してみましたよ!

やはり、「始動」と「開始」には確かな違いがありました!
 
 
本記事では、「始動」と「開始」の意味の違いと使い分けについて、具体例でわかりやすく解説していきます。

かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
 

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1.「始動」と「開始」の意味の違い!

最初に、「始動」と「開始」の意味の違いを簡潔にお伝えします。

「始動」とは、動き始めること、また、動かし始めること。

「開始」とは、物事が始まること、また、物事を始めること。

 
一言で表現すると、こういった違いです。

それでは、さらに詳細に紐解いていきますね。
 

①「始動」の意味とは!

「始動」は、動き始めること、また、動かし始めること。

「始動」と「開始」は、どちらも「始める」ことであり凄く似た意味なのですが…。
 
 
「始動」については、「動き」始めることなので限定的になります。

つまり、「動く」ものにしか使えないということ。

しかも多くが、人間が意図的に動かしたり止めたりできる、「機械」類に対して使われます。
 
 
 
たとえば、「車のエンジンを始動させる」「印刷機が始動した」といった使い方。

こういった機械類が「動き」始める場合は、通常は「開始」ではなく「始動」が使われるのが一般的です。
 
 
あと、機械以外では「新体制が始動する」「新たなプロジェクトは既に始動している」といった使い方。

このように、新しく誕生した「体制」「プロジェクト」「組織」などが一歩踏み出した時、つまり動き出した時に「始動」が使われます。

運転
 

②「開始」の意味とは!

「開始」は、物事が始まること、また、物事を始めること。
 
 
 
「始動」は「動き始める」ということで限定的ですが、「開始」はもっと広い目で見た「物事」が始まることです。

広い目で見るということは何か?というと…。
 
 
前項で「車のエンジンを始動させる」という例文を紹介しましたが、この場合は「車のエンジン」を見ていますよね…。

その視点を「エンジン」から「車全体」に広げて、「車の運転を開始する」といった使い方をするということ。
 
 
「印刷機が始動した」の場合は、「印刷機」にあった視点を「印刷全体」に広げて、「印刷作業を開始する」ということです。

つまり、「車の運転」や「印刷作業」といった「物事」を始めるのが「開始」。
 
 
 
ちなみに、前項で「新体制が始動する」「新たなプロジェクトは既に始動している」という例文を紹介しましたが…。

この場合の「体制」や「プロジェクト」が動き始めるというのは、人で構成された「組織」のことを指しています。
 
 
要するに、人が動き始めるということ。

「組織」ですから、「物事」とは少し違い「開始」は適していません。
 
 
「新体制が開始される」「新たなプロジェクトは既に開始されている」となると、違和感を覚えますよね…。

ただし、「新体制の決起集会が開始される」「プロジェクト最初の合同会議を開始する」となると、「決起集会」「合同会議」という「物事」になるため違和感がなくなります。

ビジネスマン
 

③「始動」と「開始」の違いを整理!

それでは、ここで一度「始動」と「開始」の違いを整理します。
 
 
動き始めること、また、動かし始めることが「始動」。

機械や組織などが動き始める時、スタートする時は「始動」です。
 
 
そして、物事が始まること、また、物事を始めることが「開始」。

物事がスタートする時は「開始」です。
 

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2.「始動」と「開始」の辞書での意味!

続いて、辞書による「始動」と「開始」の意味がどうなっているのか確認していきます。
 

①「始動」の辞書での意味!

【始動】

・動き始めること。動かし始めること。特に、機械などの運転を開始すること。「エンジンの―」

引用元:旺文社国語辞典

説明したとおりの内容です。
 

②「開始」の辞書での意味!

【開始】

・物事が始まること。また、始めること。↔終了

引用元:旺文社国語辞典

こちらも、説明どおりですね。

開始
 

3.「始動」と「開始」の使い方!

次に、「始動」と「開始」の使い方を例文で紹介します。
 

①「始動」の使い方!

・工場拡張プロジェクトを始動させたと発表した。

・LPガスは氷点下でも気化しやすく簡単に発電機が始動できます。

・アイドルストップシステム用の新型始動装置を開発。

・オートファジーの始動に必須な高いリン酸化能。
 

②「開始」の使い方!

・反応装置の組み立てが28日、開始された。

・学長の判断で学年の開始時期を4月以降にすることが可能。

・簡単なセッティングで誰でもすぐに利用開始できるメリットがある。

・路面温度予測による「犬のお散歩予報」の提供を開始しました。

犬
 

4.「始動」や「開始」には似た意味の言葉がたくさんある!

「始動」や「開始」には似た意味の言葉がたくさんありますよ。

下の関連記事も、覗いてみてください。

「開場」と「開演」の違いを解説!何時までに行けばいいの?

「初期」と「早期」の違いを解説!実は意外な差があったよ!

 
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
 

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まとめ

以上が、「始動」と「開始」の意味の違いと使い分けについてでした。
 
 
「始動」は、動き始めること、また、動かし始めること。

「開始」は、物事が始まること、また、物事を始めること。
 
 
動きだして一歩を踏み出すのが「始動」で、物事の幕が開けるのが「開始」です。

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