「産休に入る」ということは、人生の中でも大きな出来事。
職場を長期間離れる不安や、出産や子育てに向けた大きな不安が押し寄せます。
そういう精神的にもナーバスな状態の時に、どういった言葉を贈ってやるべきか…。
そういった時にお手伝いするのがこのブログです!
ということで、本記事では産休に入る人に贈るメッセージをご紹介していきます。
特に、「メッセージのポイントと注意点、文例」「メッセージに添える四字熟語」「メッセージに添えることわざ」といった3つのテーマでご紹介しますよ。
ご期待ください!
1.産休に入る人に贈るメッセージ!無難なもの!
産休に入る人に贈るメッセージの文例をご紹介する前に、ポイントと注意点について簡単に触れておきます。
①産休に入る人に贈るメッセージのポイント!
メッセージのポイントは下の4項目です。
(2)「感謝の言葉」
(3)「体調を気遣う言葉」
(4)「復帰を待つ言葉」
こういった項目を組み合わせてメッセージにしてみてください。
具体的な文例は後ほどご紹介します。
必ず、全ての項目が入っていなければいけないということではありません。
たとえば、随分前に懐妊がわかっている場合は、産休時に祝福しても「今さら??」となってしまいますよね。
ですから、あくまでも基本形です。
②産休に入る人に贈るメッセージの注意点!
そして、メッセージの注意点は以下の4項目。
(2)「過度な期待」
(3)「赤ちゃんの性別」
(4)「本人不在の職場の業務」
「不安を与える」というのは、たとえば「子育ては苦労する」「出産は一大事」といった言葉です。
特に、初めての出産の方には不安を煽るにことになりますので、気をつけましょう。
そして、「過度な期待」というのは、「○○さんの子供だったら、きっとモデルになれますよ!」といった赤ちゃんの将来を期待するような言葉のことです。
これは、大きなプレッシャーを与えることになりますのでやめておきましょう。
さらに「赤ちゃんの性別」。
つまり、「男の子を期待する言葉」「女の子を期待する言葉」などです。
「本人の希望なのだから大丈夫では?」といった、賛否両論あるのですが触れない方が無難です。
ただし、すでに性別を確認している場合など、触れても大丈夫である場合もあるので、その辺は臨機応変に。
最後は、「本人不在の職場の業務」のこと。
これは、たとえば「○○さんが居ない分、残った社員で頑張ります!」となると、産休に入る人に「職場に迷惑をかけてしまう」といった罪悪感が生まれてしまいます。
こういった場合は、「○○さんが居ない職場は寂しいですが、また一緒に仕事をすることを楽しみに待っています」といった表現にしましょう。
③産休に入る人に贈るメッセージの文例!
では、ここから実際の文例をご紹介していきますね。
(1)「懐妊祝福の言葉」
・ご懐妊、誠におめでとうございます。
・ご懐妊、おめでとうございます。
・○○さん、おめでとうございます。
・○○さん、おめでとう!
(2)「感謝の言葉」
・これまでの、取引業務に対して心から感謝いたします。
・これまでのリーダー的な業務運営に感謝します。
・今までのご指導、ありがとうございました。
・これまでのご指導に感謝申しあげます。
・これまでの仕事に感謝します。
(3)「体調を気遣う言葉」
・体調を崩されぬよう、ごゆっくりとお休みください。
・健康第一でお過ごしください。
・風邪などひかないよう、気をつけてください。
・仕事のことは一旦忘れて、ゆっくりと体調維持につとめてください。
・ご自愛ください。
(4)「復帰を待つ言葉」
・また一緒に仕事ができることを楽しみに待っています。
・再びご指導いただけることを楽しみにしています。
・また一緒に○○でランチしましょう。
・職場復帰した時の、赤ちゃんの話が楽しみです。
・また会えるのを楽しみに待っています。
こういった言葉を組み合わせます。
たとえば、懐妊を随分前から知っている職場の同僚の場合は下のとおり。
「これまでのご指導に感謝します。来週からは、仕事のことは一旦忘れて、ゆっくりと体調維持につとめてください。また一緒に仕事ができることを楽しみに待っています」
この場合は、「懐妊祝福の言葉」は不要ですね。
それから、取引先など懐妊がわからなかった場合は下のようになります。
「ご懐妊、誠におめでとうございます。これまでの、取引業務に対して心から感謝いたします。これからは、体調を崩されぬよう、ごゆっくりとお休みください。再び一緒に仕事ができることを楽しみに待っております」
いろいろと、組み合わせをアレンジしながら活用してみてください。
2.産休のメッセージに添えるとカッコイイ四字熟語!
続いて、前項のメッセージに添えるのにふさわしい四字熟語をご紹介します。
①「支葉碩茂」
「支葉碩茂」の読み方は、「しようせきも」です。
「支葉」は樹木の「枝」と「葉」のこと。
これは、「本家」と「分家」といった意味があります。
そして、「碩茂」は繁栄の意味があります。
まとめると、一族が繁栄するという意味ですね。
出産を控えた方に、未来の繁栄を願う意味で使うのに適した四字熟語です。
②「無事息災」
「無事息災」は、「ぶじそくさい」と読みます。
「無事」は「ぶじ」のことで普段と同じということ、「息災」はわざわいを防ぐこと。
ですから、病気や心配なども無く普段どおり平穏であるという意味です。
健康を願う意味で使ってみてはどうでしょうか。
ぜひ、ご参考にどうぞ。
3.産休のメッセージに添えるとカッコイイことわざ!
最後は、メッセージに添えるのにふさわしいことわざをご紹介します。
①「笑う門には福来たる」
「笑う門には福来たる」の読み方は、「わらうかどにはふくきたる」です。
これは、笑顔を絶やさないでいることで、家庭に幸運が訪れるという意味。
笑顔を絶やさずに幸せになってほしいといった願いを込めて、メッセージに添えてみてはどうでしょうか。
②「笑いは人の薬」
「笑いは人の薬」は、「わらいはひとのくすり」と読みます。
これはそのとおりで、笑うことが健康に良いということわざです。
「笑い」が体に及ぼす良い影響については医学的にも証明されているようです。
「笑う門には福来たる」と同様に、メッセージに一言添えるとよいかもしれませんね。
ぜひ、覗いてみてください。
まとめ
以上が、産休に入る人に贈るメッセージについてでした。
特に、無難なものをご紹介しましたのでご活用ください。
ポイントは、最初に説明したとおり「懐妊祝福の言葉」「感謝の言葉」「体調を気遣う言葉」「復帰を待つ言葉」です。
全ての入れる必要はありませんので、アレンジしながら使ってみてくださいね。
それから、メッセージに添える「四字熟語」や「ことわざ」も様々な意味のものを紹介しています。
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