人生の節目である「還暦」。
「60歳」のことですね。
昔々の平均寿命は60歳に届きませんでしたので、60歳の誕生日はとてもおめでたいことだったのです。
現在の60歳は、まだまだこれから!という雰囲気ですが…。
そんな人生の節目に、還暦祝いのメッセージを…と思ったら、いい言葉が見つからない…。
そういった時のお手伝いをするのがこのブログです!
ということで、本記事では先生に対する還暦祝いのメッセージをご紹介していきます。
文例はもちろん、メッセージ作成にあたってのポイントもわかりやすく解説しますよ。
さらに、メッセージに添える還暦祝いにピッタリな「四字熟語」や「ことわざ」もありますので、ご期待ください!
1.先生に対する還暦祝いのメッセージを紹介!
先生に対する還暦祝いのメッセージの文例の前に、簡単にポイントについて触れておきます。
①先生に対する還暦祝いのメッセージのポイント!
メッセージのポイントは主に下4の項目です。
(2)「ねぎらいの言葉」
(3)「思い出や感謝の言葉」
(4)「今後の人生の応援」
だいたい、この4項目になります。
全ての項目を入れなくてはいけないということではありません。
特に、退職を祝う言葉と違いますので、その分「ねぎらいの言葉」は無くても大丈夫です。
還暦となっても、引き続き仕事を続ける人もいますので。
だいたい、(1)(3)(4)があれば良いメッセージになりますよ。
②先生に対する還暦祝いのメッセージの文例!
それでは、ここからは実際の文例をご紹介します。
(1)「還暦祝いの言葉」
・還暦おめでとうございます。
・○○先生、還暦おめでとうございます。
・謹んで還暦のお祝いを申し上げます。
・○○先生、ご壮健にて還暦をお迎えとの由、心よりお慶び申し上げます。
(2)「ねぎらいの言葉」
・長い間、お疲れさまでした。
・お仕事、お疲れさまでした。
・○○年間、お疲れさまでした。
・これまでの功労に敬意を表します。
(3)「思い出と感謝の言葉」
・在学中に親身にご指導いただいたことは、私にとっての人生の教科書です。
・現在も、○○先生の言葉をバイブルに頑張っています。
・現在の自分があるのは、ひとえに○○先生の熱心なご指導のおかげだと思っています。
・○○先生と激しく言い合った思い出は、いまだに自分の人生の指針となっています。
・卒業後にもかかわらずご指導いただいたことに感謝いたします。
・本当にありがとうございました。
(4)「今後の人生の応援」
・これからも健康第一で、頑張って下さい。
・これからも元気に素敵な人生を歩まれますよう、願っております。
・これまでの経験を生かしながら、さらなる活躍をお祈りしております。
・今後のご健勝と、ますますのご活躍をお祈り申しあげます。
だいたい、こういった文例ですね。
組み合わせて、アレンジしながら使ってみてください。
たとえば、組み合わせると以下のとおりです。
「○○先生、還暦おめでとうございます。そして、○○年間お疲れさまでした。在学中に親身にご指導いただいたことは、私にとっての人生の教科書です。本当にありがとうございました。これからも健康第一で、頑張って下さい。」
こんな感じですね。
先生が退職しない場合は、「○○年間お疲れさまでした」は抜いてください。
あと、先生とざっくばらんな関係であれば、「先生が還暦なんて信じられません!」とか「たまには1杯やりましょう」といった言葉をまぜると味のあるメッセージになりますよ。
2.先生に対する還暦祝いのメッセージに添えるとカッコイイ四字熟語!
続いて、前項のメッセージに添えることでグッと引き締まる四字熟語をご紹介します。
①「感恩報謝」
「感恩報謝」の読み方は、「かんおんほうしゃ」です。
感謝の「感」と、ご恩の「恩」、報いるの「報」と、感謝の「謝」です。
合わせると、恩がある人に最高の礼を持って報いるという意味です。
ちなみに、この四字熟語が「感謝」という言葉の語源。
先生に対し、感謝の気持ちを伝えるのによい四字熟語です。
②「千秋万歳」
「千秋万歳」は、「せんしゅうばんざい」と読みます。
「千」「万」は多い数のことで、「秋」も「歳」も年のこと。
ですから、千年や万年ということになります。
つまり、長い年月のたとえで、長寿を祝う四字熟語です。
いつまでも元気でいてほしいといった願いをこめて、メッセージに添えてみてはいかがでしょうか。
③「延年転寿」
「延年転寿」の読み方は、「えんねんてんじゅ」です。
「延年」は年を延ばすことで、「転寿」は益々長生きすること。
これは、益々長生きするということで、益々の長寿を願う四字熟語です。
これも、さらに健康で頑張ってほしいという気持ちを伝える意味で加えてみてはどうでしょうか。
ぜひ、覗いてみてください!
3.先生に対する還暦祝いのメッセージに添えるとカッコイイことわざ!
最後は、メッセージに添えることわざをご紹介します。
①「流れる水は腐らず」
「流れる水は腐らず」の読み方は、「ながれるみずはくさらず」です。
これは、流れのない水は汚れていきますが、常に流れている水は腐らないという意味。
ですから、いつも趣味などで活き活きと活躍してほしいといった意味で使えることわざです。
②「笑って損した者なし」
「笑って損した者なし」は、「わらってそんしたものなし」と読みます。
これは、いつも笑っていることで幸福になるということ。
笑いが絶えない人の周りには人が集まりますからね。
このことわざは、いつも笑顔を絶やさず元気で頑張ってほしいといった気持ちを込めて添えてみてはどうでしょうか。
③「笑いは人の薬」
「笑いは人の薬」の読み方は、「わらいはひとのくすり」です。
「笑い」そのものが心身の薬であるということ。
これは、科学的に証明されているようですね。
これも、前のことわざ同様に、「元気にいつも笑顔で」といった気持ちを伝えるのにピッタリですね。
ぜひ、ご参考にどうぞ。
まとめ
以上が、先生に対する還暦祝いのメッセージについてでした。
ポイントは、最初に説明したとおり「還暦祝いの言葉」、「ねぎらいの言葉」、「思い出や感謝の言葉」、「今後の人生の応援」になります。
うまく組み合わせて使ってみてください。
四字熟語やことわざなどを加えても、グッと引き締まりますよ!