卒業は別れの時であるとともに、次のステージへのステップでもあります。
そういった時は、卒業する先輩に対して良いメッセージを贈りたいものですね。
では、どういった言葉がよいものか???
と、悩んだ時のお手伝いをするのがこのブログです!
ということで、本記事では野球部の人が卒業する時に、卒業生に対して贈るメッセージをご紹介していきます。
「メッセージのポイントと文例」の他に、メッセージに添える「四字熟語」や「ことわざ」もご紹介しますよ!
ご期待ください!
1.野球部の人への卒業メッセージを紹介!
野球部の卒業生へのメッセージですが、最初にポイントについて簡単に触れておきます。
①野球部の人への卒業メッセージのポイント!
メッセージのポイントは下の5項目です。
(2)「労いの言葉」
(3)「思い出や感謝の言葉」
(4)「未来の活躍を願う言葉」
(5)「自分の決意の言葉」
この5項目が、基本形になります。
ただし、必ず5項目全て入らなくてはいけないというものではありません。
1項目でも2項目でも大丈夫ですよ。
②野球部の人への卒業メッセージの文例!
それでは、実際の文例をご紹介していきますね。
(1)「卒業に対する祝福の言葉」
・○○先輩、卒業おめでとうございます。
・○○先輩、卒業と○○大学進学おめでとうございます。
(2)「労いの言葉」
・厳しい練習、お疲れさまでした。
・連日の特訓、お疲れさまでした。
・3年間の厳しい練習、お疲れさまでした。
(3)「思い出や感謝の言葉」
・ピッチングに関する指導には心から感謝します。
・こうしてレギュラーの座を獲得できたのも先輩のおかげです。
・現在の自分のバッティング技術があるのも先輩のおかげです。
・○○先輩の指導のおかげで、試合出場回数が格段に上がりました。
・先輩が記録した打球の最長飛距離、凄いです。
・先輩の○○高校戦の完封勝利、自分とって最高の思い出です。
・本当にありがとうございました。
(4)「未来の活躍を願う言葉」
・○○大学のレギュラーを目指し、頑張ってください。
・先輩の目標を目指し、頑張ってください。
・目標である○○大会の優勝を願っています。
・人生初のホームラン、絶対に実現させてください。
(5)「自分の決意の言葉」
・先輩が果たせなかった、甲子園出場を絶対に実現させます。
・自分は、先輩に教わったバッティングで絶対にレギュラーの座を獲得します。
・先輩に指導していただいた技術を、後輩に継承していきます。
・勝利できなかった○○高校への初勝利を誓います。
組み合わせを変えながら、組み立てみてください。
たとえば、下にようになります。
「○○先輩、卒業おめでとうございます。そして3年間の厳しい練習、お疲れさまでした。バッティングに関する指導には心から感謝します。○○大学のレギュラーを目指し、頑張ってください。自分は、先輩に教わったバッティングで絶対にレギュラーの座を獲得します。本当にありがとうございました」
最初にお伝えしましたが、項目を全て網羅しなくてはいけないというものではありません。
1項目でも2項目でも自分でピックアップし、順番を変えたり言葉をアレンジしながらご活用ください。
③笑えるエピソードなども嬉しいもの!
それから、冗談が大丈夫な人の場合は、「失敗の思い出」「笑える思い出」などを添えることで、よいメッセージになりますよ。
たとえば、下のようなエピソードですね。
「先輩が守備の時、打球を股間で受けて悶絶する姿は、自分にとっての教訓です」
「先輩のホームランボールが、○○先生の弁当を直撃してしまったのは驚きでしたが、実は笑いが止まりませんでした…」
「○○合宿での先輩のオナラの臭いが、いまだに頭から離れません…。なんとかしてください…」
といった、失敗などの笑えるエピソードを入れてみてください。
ですが、先輩たちがそのエピソードを読んで喜ぶようなものでなくてはいけません。
また、誰も傷つくことがないよう、十分な配慮が必要ですよ。
2.野球部の人への卒業メッセージに添えるとカッコイイ四字熟語!
続いて、前項のメッセージに添えることでグッと引き締まる四字熟語をご紹介します。
①「百折不撓」
「百折不撓」は、「ひゃくせつふとう」と読みます。
「百折」は何度も折れることで、「不撓」は絶対に屈しないこと。
要するに、何度も挫折したとしても絶対に屈しないという意味です。
ですから、たとえ失敗しようとも強い意志を持って絶対に諦めないでほしい気持ちを伝える時によい四字熟語です。
②「英姿颯爽」
「英姿颯爽」の読み方は、「えいしさっそう」です。
「英姿」は姿が立派なことで、「颯爽」は普段の行動がキチンとしていて清々しいこと。
キビキビと引き締まった行動で、姿も勇ましいといった意味です。
先輩の勇ましくカッコイイ行動を見習いたい場合に使うとよいかもしれませんね。
③「臥薪嘗胆」
「臥薪嘗胆」は、「がしんしょうたん」と読みます。
「臥薪」はかたい薪の上で就寝することで、「嘗胆」は苦いキモをなめること。
これは、かたき討ちという目的を忘れないように、わざと眠りにくいかたい薪の上で就寝し、目が覚める都度苦いキモをなめたという中国の故事がもとになった四字熟語です。
つまり、目的を成し遂げるために、苦労に耐えるといった意味。
先輩にさらに頑張ってほしい思いを伝える時の四字熟語としてどうでしょうか。
④「点滴穿石」
「点滴穿石」の読み方は、「てんてきせんせき」です。
「点滴」は水滴のことで、「穿石」は石に穴が開くこと。
ですから、たかだか小さな水滴であっても、何度も同じ場所に落ち続けることで、かたい石でも穴をあけることができるという意味です。
たとえ小さい努力でも、積み重なることで大きな目的を成し遂げることができるという意味で使いましょう。
ぜひ、覗いてみてください!
3.野球部の人への卒業メッセージに添えるとカッコイイことわざ!
最後は、メッセージに添えることで引き締まることわざをご紹介します。
①「一念天に通ず」
「一念天に通ず」は、「いちねんてんにつうず」と読みます。
これは目的に対する強い信念があれば、その思いはやがて天に届き成し遂げることができるという意味です。
大きな目標を持つ先輩に贈ってみてください。
②「玉磨かざれば光なし」
「玉磨かざれば光なし」の読み方は、「たまみがかざればひかりなし」です。
これは、すごく価値がある宝石であっても、原石を磨かなくては輝かないという意味です。
ですから、素晴らしい才能があったとしても、鍛練を怠ると才能を開花させることはできないということ。
これも、高みを目指す先輩に贈る言葉としてピッタリですね。
③「虎穴に入らずんば虎子を得ず」
「虎穴に入らずんば虎子を得ず」は、「こけつにいらずんばこしをえず」と読みます。
トラの子供を捕獲するのは、危険を冒してトラの穴に入らなくてはいけないということ。
つまり、大きな目標を達成するためには、簡単なやり方では無理であるという意味です。
先輩の今後の活躍を願う意味で使ってみては。
④「千万人と雖も吾往かん」
「千万人と雖も吾往かん」の読み方は、「せんまんにんといえどもわれゆかん」です。
自分自身を省みて、その行いが正しいと思うのであれば、敵が1千万人であっても恐れずに進もうということ。
自分が正しいと心に決めたことは、反対する人や困難があろうと進んで行こうという意味です。
「前進あるのみ」といった意味合いでメッセージに添えてやりましょう。
ぜひ、ご参考にどうぞ。
まとめ
以上が、野球部の人が卒業する時に、卒業生に対して贈るメッセージについてでした。
ポイントは、最初に説明したとおり「卒業に対する祝福の言葉」「労いの言葉」「思い出や感謝の言葉」「未来の活躍を願う言葉」「自分の決意の言葉」の5項目です。
全ての入れる必要はありません。
アレンジしながら使ってみてください。