目標が決まったら、後はそれを成し遂げるまでの意志ですね。
つまり「強い意志」「強い心」「強い気持ち」。
そういった決意を文字にして掲示しましょう!
その言葉をご紹介するのがこのブログです!
ということで、本記事では「強い」に関する四字熟語を厳選して、意味も含めてわかりやすく解説していきます!
また、「強い意志」「強い心」「強い気持ち」の他に、後半では「強い人」に関する四字熟語もご紹介しますよ。
ご期待ください!!
1.「強い意志」「強い心」「強い気持ち」に関する四字熟語!
最初は、「強い意志」「強い心」「強い気持ち」を意味する四字熟語をご紹介します。
①「磨穿鉄硯」
「磨穿鉄硯」は、「ませんてっけん」と読みます。
「磨穿」は磨いてすり減らし穴をあけるということで、「鉄硯」は鉄製のすずりのこと。
ですから、鉄のすずりをすり減らして穴が開いてしまうほど勉強するという意味です。
要するに、強い志を持って勉学に励むということ。
それから、勉強以外でも達成するまで諦めずに強い意志を持ち続けて励むという意味でもあります。
使い方は、以下のとおり。
「『磨穿鉄硯』の1年間、そのおかげで希望校合格を果たすことができた」
②「不撓不屈」
「不撓不屈」の読み方は、「ふとうふくつ」です。
「不撓」は絶対にたわむことがないこと、「不屈」は絶対に屈しないこと。
これは、どういった苦難が訪れても強い意志を持ちくじけないという意味です。
「『不撓不屈』の精神で、日々精進してまいります!」といった使い方をします。
③「初志貫徹」
「初志貫徹」は、「しょしかんてつ」と読みます。
「初志」は最初の志のことで、「貫徹」はつらぬきとおすということ。
ですから、最初に決めたことを成し遂げるまでつらぬくという意味です。
使い方は、以下のとおり。
「子供の頃にプロ野球選手になると決めた。『初志貫徹』で努力を続けドラフト会議で指名を得ることができた」
④「破釜沈船」
「破釜沈船」の読み方は、「はふちんせん」です。
「破釜」は飯を炊く釜を壊すことで、「沈船」は船を沈めること。
これは、出陣する前に飯を炊く釜を壊して食事ができないようにし、さらに船を沈めて帰ることができないようにするという意味です。
つまり、逃げ道を全てふさいで命がなくなるまで帰らないということ。
それほどの強い意志でのぞむということですね。
「最終戦となる決勝は、メンバー全員『破釜沈船』の覚悟で挑む!」といった使い方をします。
⑤「冬夏青青」
「冬夏青青」は、「とうかせいせい」と読みます。
一年中緑の葉をつけている常緑樹のこと。
要するに、冬が来ても変わらず緑の葉をつける常緑樹にように、変わらない固い信念という意味です。
使い方は、以下のとおり。
「大好きなお酒を『冬夏青青』で断つことに成功した」
⑥「剛毅木訥」
「剛毅木訥」の読み方は、「ごうきぼくとつ」です。
「剛毅」は意志が強く屈しないことで、「木訥」は飾り気がなく口下手のこと。
つまり、全く飾ることがなく強い信念があるという意味です。
「愛想が無く一見嫌な雰囲気があるが、実は『剛毅木訥』でリーダーには相応しいと思う」といった使い方をします。
⑦「鉄心石腸」
「鉄心石腸」は、「てっしんせきちょう」と読みます。
「鉄心」は鉄の心臓のことで、「石腸」は石の腸のこと。
ですから、意志が鉄や石で出来ているかのように動かすことができないという意味です。
使い方は、以下のとおり。
「国民が嫌がる政策は、批判をあびようと『鉄心石腸』で進める責任がある」
⑧「堅忍果決」
「堅忍果決」の読み方は、「けんにんかけつ」です。
「堅忍」は固い意志で耐え忍ぶことで、「果決」は思い切って物事を実施すること。
要するに、固い意志で耐え忍び、そして決めたことを思い切って行うという意味です。
「前半は相手の勢いに押されたがよく耐えた。勝利は『堅忍果決』で掴んだもの」といった使い方をします。
⑨「志操堅固」
「志操堅固」は、「しそうけんご」と読みます。
「志操」は意志を変えないことで、「堅固」はかたく壊れないこと。
ですから、かたく壊れることがない強い意志という意味です。
要するに、自分の考えを変えないということですね。
使い方は、以下のとおり。
「彼は『志操堅固』で公約を実現してくれると信じていたが、これほど早く公約を覆すとは思わなかった」
⑩「金剛不壊」
「金剛不壊」の読み方は、「こんごうふえ」です。
「金剛」は最も硬い石でダイヤモンドのこと、「不壊」は絶対に壊れないこと。
ですから、絶対に壊れることがないダイヤモンドということです。
これは、並外れて意志が強く絶対に変えないという意味。
「『金剛不壊』の精神で鍛練し、現在の実力を身につけた彼はもはや敵なしだ」といった使い方をします。
⑪「慧可断臂」
「慧可断臂」は、「えかだんぴ」と読みます。
「慧可」は中国の僧侶のこと、「断臂」は腕を切り落とすこと。
これは、慧可が少林寺の達磨に教えを乞うために、自分の腕を切り落として決意を示したという故事です。
要するに、それほど強い決意があるということ。
使い方は、以下のとおり。
「彼女との結婚を認めてもらうまで、『慧可断臂』の覚悟で絶対に帰りません」
⑫「緊褌一番」
「緊褌一番」の読み方は、「きんこんいちばん」です。
「緊褌」はふんどしを引きしめることで、「一番」は重大な場面のこと。
ですから、重大なことに心を引きしめて臨むという意味です。
「著しく信頼をなくしてしまった現在、『緊褌一番』の覚悟で信頼回復につとめる」といった使い方をします。
2.「強い人」に関する四字熟語!
続いて、「強い人」に関する四字熟語をご紹介します。
①「一騎当千」
「一騎当千」は、「いっきとうせん」と読みます。
「一騎」とは一人の馬に乗った兵士のことで、「当千」とは千人相当ということ。
ですから、たった一人の兵士が千人を相手に戦えるほど強いという意味です。
要するに、並外れた高い能力があるということですね。
使い方は、以下のとおり。
「我が職場に彼女が来てくれた。まさに『一騎当千』の彼女だけに成果が楽しみだ」
②「威風堂堂」
「威風堂堂」の読み方は、「いふうどうどう」です。
「威風」は威厳が満ちあふれていることで、「堂堂」はたくましいということ。
つまり、態度が堂々としていて威厳があり立派であるという意味です。
「体格では絶対にかなわない海外勢を相手に、『威風堂堂』立派な試合だった」といった使い方をします。
③「鎧袖一触」
「鎧袖一触」は、「がいしゅういっしよく」と読みます。
「鎧袖」はよろいの袖のことで、「一触」は少し触れること。
これは、源為朝がよろいの袖に触れるだけで相手を倒せるといった発言がもとになっています。
要するに、少しの力で相手を倒せる実力者ということ。
使い方は、以下のとおり。
「この試合は『鎧袖一触』であることを証明する。1ラウンドでのKO勝利を約束する」
④「国士無双」
「国士無双」の読み方は、「こくしむそう」です。
マージャンの役満の名称ですね。
「国士」は国の中で最も優れた人のことで、「無双」は比べる相手がいないこと。
これは、国の中で最も優れている人のことで、その人に匹敵する人物はいないという意味です。
「国別対抗戦は大将戦にもつれこんだ。相手の大将はいまだ負けなしで『国士無双』と呼ばれている」といった使い方をします。
まとめ
以上が、「強い」に関する四字熟語と、その意味と使い方についてでした。
目標が定まったら、その目標と決意を文字にして掲示しましょう。
その決意として、この四字熟語をぜひ活用してみてください。
気持ちが引き締まりますよ!!