退官は、いつかは訪れる人生の節目。
そういった時に、送る側はメッセージを贈り気持ちを伝えたいものです。
でも「○○年間、お疲れさまでした」だけでは、何だか元足りないですよね…。
そういった時のお手伝いをするのがこのブログです!
ということで、本記事では退官する人へ贈るメッセージをご紹介していきます。
文例はもちろん、メッセージをつくる際のポイントもわかりやすく解説しますよ。
また、メッセージに添える「四字熟語」や「ことわざ」もご紹介しますので、ご期待ください!
1.退官する人に贈るメッセージを紹介!
退官する人に贈るメッセージですが、最初にポイントについて簡単に触れておきます。
①退官する人へ贈るメッセージのポイント!
メッセージのポイントは主に下4の項目です。
(2)「ねぎらいの言葉」
(3)「思い出や感謝の言葉」
(4)「第2の人生の応援」
だいたい、この4項目になります。
必ず全ての項目を入れなくてはいけないということではありませんが、退官ですので「ねぎらいの言葉」と「感謝の言葉」だけは入れましょう。
最低、この2項目だけでもメッセージになりますよ。
②退官する人へ贈るメッセージの文例!
それでは、ここからは実際の文例をご紹介します。
(1)「退官のお祝い」
・定年ご退官、おめでとうございます。
・定年ご退官、心からお祝い申し上げます。
・定年退官、おめでとうございます。
・ご定年、おめでとうございます。
(2)「ねぎらいの言葉」
・長い間、お疲れさまでした。
・○○年間、お疲れさまでした。
・○○年ものお勤め、お疲れさまでした。
・長年のお勤め、お疲れさまでした。
(3)「思い出や感謝の言葉」
・入社した時の○○さんのご指導は、現在も私のバイブルです。
・○○さんから学びましたことは、私の今後の仕事に反映させていただきます。
・私の失敗をフォローしていただいた思い出は生涯忘れません。
・○○さんと共に仕事ができたことは、何ものにも代えがたい日々でした。
・何も分からない新入社員の私に、丁寧に指導してくださったことを深く感謝しております。
・これまでのご指導、本当にありがとうございました。
・これまで大変お世話になりました。ありがとうございました。
(4)「第2の人生の応援」
・これからの益々のご活躍をお祈り申し上げます。
・これからのご健康とご多幸を心よりお祈りいたします。
・益々のご健勝を心よりお祈り申し上げます。
・夢とおっしゃっていました○○の実現を心より願っています。
・○○の達成を応援しています。
こういった内容になります。
組み合わせると、以下のようになります。
「定年ご退官、おめでとうございます。そして、○○年間お疲れさまでした。私の失敗をフォローしていただいた思い出は生涯忘れません。本当にありがとうございました。これからのご健康とご多幸を心よりお祈りいたします」
全ての項目を入れると、こういった感じになります。
順番も含めてアレンジしてみてください。
また、(3)の「思い出」や「感謝」で、もしかしたら悩む方もいらっしゃると思います。
ですが、「お世話になりました」と「ありがとうございました」の2つが基本形。
これに肉付けしていくイメージですね。
もし、どうしてもエピソードが出てこないという時は、「本当に、お世話になりました」や「今まで、ありがとうございました」だけでもオッケーですよ。
2.退官する人に贈るメッセージに添えるとカッコイイ四字熟語!
続いて、前項のメッセージに添える四字熟語をご紹介します。
①「意気軒昂」
「意気軒昂」は、「いきけんこう」と読みます。
「意気」は活気があることで、「軒昂」は高くあがること。
要するに、活気にあふれて奮い立つという意味です。
いつまでも健康でいてほしいといった気持ちを込めて贈る言葉にしてみてはどうでしょうか。
②「勇往邁進」
「勇往邁進」の読み方は、「ゆうおうまいしん」です。
「勇往」は勇敢に進むことで、「邁進」は元気よく突き進むこと。
つまり、何も恐れずに目的に向かって突き進むという意味です。
健康でいてほしい、また第2の人生を進んでほしいといった意味で添えてみてください。
③「感恩報謝」
「感恩報謝」は、「かんおんほうしゃ」と読みます。
両端の「感謝」は感謝のことで、その間の「恩報」は恩のある人に報いること。
要するに、感謝とは恩がある人に対して報いることという意味です。
感謝の気持ちを伝える四字熟語として、加えてみてください。
ぜひ、覗いてみてください!
3.退官する人に贈るメッセージに添えるとカッコイイことわざ!
最後は、メッセージに添えることわざをご紹介します。
①「笑う門には福来たる」
「笑う門には福来たる」は、「わらうかどにはふくきたる」と読みます。
これは、いつも笑顔が絶えない家庭には、幸福が訪れるという意味ですね。
退官者の幸せを願う意味で添えてみてはどうでしょうか。
②「知恵と力は重荷にならぬ」
「知恵と力は重荷にならぬ」の読み方は、「ちえとちからはおもににならぬ」です。
そのとおりで、培った知識や体力は人生の無駄にはならないという意味。
長年の勤務で身につけた知識を生かして、第2の人生に活かしてほしいという気持ちを伝えるのにいいですね。
③「一念天に通ず」
「一念天に通ず」は、「いちねんてんにつうず」と読みます。
目的達成のための強い決意があれば、その気持ちが天に通じて困難なことでも成し遂げることができるということ。
これは、退官後に新たな目標がある人にいいことわざです。
ぜひ、ご参考にどうぞ。
まとめ
以上が、退官する人へ贈るメッセージについてでした。
ポイントは、最初に説明したとおり「退官のお祝い」「ねぎらいの言葉」「思い出や感謝の言葉」「第2の人生の応援」の4項目です。
順番も含め、アレンジしながら使ってみてください。
感謝の言葉は忘れないでくださいね。
「本人が気持ちよく退官できるように」ということを意識してください。