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「内容」と「詳細」の違い!例文でわかりやすく解説するよ!

更新日:

 
「内容」と「詳細」。

意味は理解しているつもりですが、なんとなく似ています…。
 
 
「内容を教えてください」といいますし…。

「詳細を教えてください」ともいいますよね…。

この「教えてください」に答える場合、違いはあるのだろうか…??
 
 
 
ということで、この2つの言葉の意味を徹底的に分析してみましたよ!

本記事では、「内容」と「詳細」の意味の違いと使い分けについて、わかりやすく解説していきます。

かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
 

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1.「内容」と「詳細」の意味の違い!

最初に、「内容」と「詳細」の意味の違いを簡潔にお伝えします。

「内容」とは、文章や話などで伝えようとしている事柄、また、文章や話の中身のこと。

「詳細」とは、文章や話などで伝えようとしている事柄を、より詳しく、細かくしたもの。

 
一言で表現すると、こういった違いです。

それでは、さらに詳しく紐解いていきますね。
 

①「内容」の意味とは!

「内容」とは、文章や話などで伝えようとしている事柄、また、文章や話の中身のこと。

文章や話は、相手に何かを伝えるためのものですが、その伝えたい中身のことです。

文字や、発言の中身、全てということですね。
 
 
文章であれば、「手紙の内容を読んでほしい」といった使い方をします。

これは、手紙の文章を読み上げてほしいということ。
 
 
あと、話であれば「内容のない講演だった…」といった使い方をします。

これは、講演の「内容」は確かにあったにも関わらず、伝わるものがなかったということですね。

話は他人に伝えるためのものですので、伝えることができなければ「内容がない」と言われても仕方がないのかもしれません。
 
 
 
それから、この「内容」は「詳細」と比較するために「文章や話などで伝えようとしている事柄」と表現しましたが、それだけではありません。

具体的には、入れ物に入っている中身、これも「内容」です。

たとえば、「ジャムの内容量は何グラムですか?」といった使い方ですね。
 
 
また、入れ物の中身でなくても、実質的な中身といった意味もあります。

たとえば、「仕事の内容をおしえてください」とか、「勝ったのはいいが、試合の内容は最悪だ」といった使い方。

これは、「仕事の中身」「試合の中身」という意味ですね。

野球
 

②「詳細」の意味とは!

「詳細」は、文章や話などで伝えようとしている事柄を、より詳しく、細かくしたもの。

つまり、前項の「内容」をより詳しく、より細かく表現したものということです。

これは、「内容」だけでは伝わらない、また、伝わらない可能性がある時に、「詳細」を付け加えるのですね。
 
 
たとえば、文章で「10時30分に東京駅八重洲北口へ集合してください」といった「内容」だったとします。

この文章だけでも伝わるのですが、人によっては「服装は何でもよいのか?」「会費は不要か?」「持ち物は何が必要か?」といった疑問がうまれますよね。

そうなると、主催者に対し質問がでるのですが、その時に「詳細は後日、改めてお知らせします」といった使い方をします。

つまり、「内容」をさらに詳しくして、再びお知らせするということ。

これが「詳細」です。
 
 
 
この「詳細」も、前の項目同様に「文章や話などで伝えようとしている事柄」だけではありません。

たとえば、より細かく調べることを「詳細に調べる」といった使い方をします。

また、細かく表現されている地図の場合は、「詳細な地図だ」といった使い方をしますよね。

より詳しいこと、より細かいこと、これ全て「詳細」です。

世界地図
 

③「内容」と「詳細」の違いを整理!

それでは、ここで一度「内容」と「詳細」の意味の違いを整理します。
 
 
文章や話などで伝えようとしている事柄、また、文章や話の中身が「内容」。

文章や話などで伝えようとしている事柄を、より詳しく、細かくしたものが「詳細」。
 
 
ただし、「内容」も「詳細」も、文章や話以外でも使われます。

 

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2.「内容」と「詳細」の辞書での意味!

続いて、辞書による「内容」と「詳細」の意味がどうなっているのか確認していきます。
 

①「内容」の辞書での意味!

【内容】

①形あるものの中につまっているもの。中身。「荷物の―を表示する」

②言葉などで表現されている事柄。実質的な中身。「―の乏しい話」⦅↔形式⦆

引用元:旺文社国語辞典

説明どおりですね。
 

②「詳細」の辞書での意味!

【詳細】

・くわしく細かなこと。また、そのさま。委細。「―は追って知らせます」「―な説明」

引用元:旺文社国語辞典

こちらも、説明したとおりです。

精査
 

3.「内容」と「詳細」の使い方!

最後に、「内容」と「詳細」の使い方を例文で紹介します。
 

①「内容」の使い方!

・新番組が始まったが内容が全くない番組だった。

・文書は届いたが内容はまだ確認していない。

内容証明郵便を24時間発送できるサービスがある。

・契約の締結はしっかりと内容を確認するべき。

・30人分の弁当をお願いしたのですがおかずの内容はおまかせします。
 

②「詳細」の使い方!

・すみませんが詳細についてはインターネットをご確認願います。

・メモはメモでも中身は詳細だ。

・課長であれば詳細を知っていると思います。

・これは詳細に調査した結果なのです。

・設計の案がものすごく詳細だ。
 

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まとめ

以上が、「内容」と「詳細」の意味の違いと使い分けについてでした。
 
 
「内容」は、文章や話などで伝えようとしている事柄、また、文章や話の中身のこと。

「詳細」は、文章や話などで伝えようとしている事柄を、より詳しく、細かくしたもの。
 
 
「内容」があり、それを詳しくしたものが「詳細」です。

ですが、「詳細」も含めて「内容」ということもできますよ。

「内容」と「詳細」の意味の違いを説明しましたが、似た場面で使う言葉で「要約」や「概要」があります。

「要約」と「概要」も似ていますが、微妙な違いがありますよ!!

もしよかったら、下の関連記事をご覧ください。

「要約」と「概要」の違い!意外な差をわかりやすく解説!

 

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