言葉の使い方や意味などを深掘りしてご紹介いたします!

贈る言葉情報館

文書

「事案」と「案件」の違いは?意味を徹底的に深掘りしてみた!

更新日:

 
「事案」と「案件」。

会議などで、よく使いますよね。
 
 
「次第にある事案について…」

「次第にある案件について…」

といった使い方をしますが、同じ意味では?と思ってしまいます…。
 
 
 
やはり、本当に同じ意味なのか?ハッキリしなくてはいけませんね!

ということで、この2つの言葉の意味を徹底的に分析してみましたよ!
 
 
本記事では、「事案」と「案件」の意味の違いと使い分けについて、わかりやすく解説していきます。

かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
 

スポンサードリンク

 

1.「事案」と「案件」の意味の違い!

最初に、「事案」と「案件」の意味の違いを簡潔にお伝えします。

「事案」と「案件」は、どちらも問題になっている事柄のこと。

ただし「案件」には、訴訟事件の意味もあります。

 
一言で表現すると、こういった違いです。

それでは、さらに詳細に紐解いていきますね。
 

①「事案」と「案件」の共通点?

冒頭でお伝えしたとおり、「事案」と「案件」は「問題になっている事柄」という意味で、共通しています。

つまり、意味は全く同じということ。

様々な書籍を調べましたが、基本的には多くがこういった同じ内容で記載されています。
 
 
具体的には、たとえば社屋の空調設備が故障したとします。

このままでは、仕事に差し支えるので大きな問題ですよね。

この問題になっている空調設備の故障が、「事案」であり「案件」であるということです。
 
 
 
ただし、辞書によっては「案件」だけに、「問題になっている事柄」以外の内容が記載されているものもちらほらと…。

それは、「問題になっている事柄」の後に「調査し審議すべき…」や「調査し相談すべき…」といった内容。

これは、どういうことかというと…。
 
 
「案件」は、「問題になっている事柄」なのですが、それを放っておくのではなく問題を解決に向けて行動するべき事柄だという意味です。

つまり、「事案」と「案件」は、どちらも「問題になっている事柄」なのですが、「案件」の方が「問題解決に向けて審議すべきこと」という意味合いが強いということ。
 
 
ですから、「事案」は「問題になっている事柄」、「案件」は「問題になっていて、解決すべき事柄」ということです。

辞書によっては、こういった内容になっていることも覚えておいてくださいね。

問題
 

②「案件」の持つもう一つの意味!

冒頭でお伝えしたとおり、「案件」には別の意味もあります。

それは、「訴訟事件」という意味

「訴訟事件」とは、裁判所に訴えを起こしている事件のことです。
 
 
 
たとえば、財産分与の関係で争いが起きた時に訴えを起こす場合がありますよね。

これが、民事の訴訟事件です。

あとは、犯罪を起こした人を検察が訴えを起こすこと、これが刑事事件の訴訟事件ですね。
 
 
「案件」には、こういった意味もあります。

「事案」には訴訟事件の意味はありませんよ。

裁判所
 

③「事案」と「案件」の違いを整理!

それでは、ここで一度「事案」と「案件」の違いを整理します。
 
 
「事案」と「案件」は、問題になっている事柄のことであり、意味は同じ。

ただし「案件」に限っては、辞書によって、問題になっていて解決すべき事柄という意味もあります。
 
 
また、「案件」には、訴訟事件の意味もありますよ。

 

スポンサードリンク

 

2.「事案」と「案件」の辞書での意味!

続いて、辞書による「事案」と「案件」の意味がどうなっているのか確認していきます。
 

①「事案」の辞書での意味!

【事案】

・問題になっている事柄。

引用元:旺文社国語辞典

説明どおりの内容です。
 

②「案件」の辞書での意味!

【案件】

①問題になっている事柄。「重要な―」

②訴訟事件。

引用元:旺文社国語辞典

こちらも、説明どおりですね。

この辞書は、「事案」と「案件」どちらも「問題になっている事柄」となっています。

テレビ会議
 

3.「事案」と「案件」の使い方!

次に、「事案」と「案件」の使い方を例文で紹介します。
 

①「事案」の使い方!

・様々な疑惑があるがその事案を一つ一つ説明する。

・台風被害についてそれぞれの事案ごとにまとめました。

・会議では2つの事案がテーマです。

・これは退学になってもおかしくないほどの事案だ。
 

②「案件」の使い方!

・様々な疑惑があるがその案件を一つ一つ説明する。

・台風被害についてそれぞれの案件ごとにまとめました。

・会議では2つの案件がテーマです。

・裁判で審議されていた案件だが示談が成立した。

仲裁
 

4.「事案」や「案件」には似た意味の言葉がたくさんある!

「事案」や「案件」には似た意味の言葉がたくさんありますよ。

下の関連記事も、覗いてみてください。

「案件」と「物件」の違い!具体例でわかりやすく解説するよ!

「案件」と「要件」の違い!例文でわかりやすく徹底解説!

「事件」と「事案」の違い!その差異を徹底的に解説するよ!

「事例」と「事案」の使い分けを徹底解説!実は意外な違いが!

 
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
 

スポンサードリンク

 

まとめ

以上が、「事案」と「案件」の意味の違いと使い分けについてでした。
 
 
「事案」と「案件」は、「問題になっている事柄」で意味は同じ。

また、辞書によっては、「事案」は「問題になっている事柄」で、「案件」は「問題になっている事柄。また、解決すべき事柄」といった意味の違いもあります。
 
 
そして、「案件」独自の意味として、「訴訟事件」という意味もあります。

関連記事と広告

-文書

Copyright© 贈る言葉情報館 , 2020 All Rights Reserved Powered by STINGER.