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「表彰状」と「感謝状」の違い!わかりやすく徹底的に解説!

更新日:

 
「表彰状」と「感謝状」。

あれ??一般の人が犯人を捕まえた時に警察からもらえるのはどっちだっけ…??

まぎらわしいですね…。
 
 
スポーツ大会で優勝しても「感謝状」はもらえないというのは何となくわかるのですが…。

違いがよくわかりません…。

ということで、この2つの言葉の意味を徹底的に分析してみましたよ!
 
 
本記事では、「表彰状」と「感謝状」の意味の違いと使い分けについて、わかりやすく解説していきます。

かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
 

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1.「表彰状」と「感謝状」の意味の違い!

最初に、「表彰状」と「感謝状」の意味の違いを簡潔にお伝えします。

「表彰状」とは、よい行いや功績のあった人や団体に対し、ほめたたえて世に広く知らせるための書状のこと。

「感謝状」とは、よい行いや親切な行いをした人や団体に対し、感謝の気持ちを伝えるとともに世に広く知らせるための書状のこと。

 
簡単に言ってしまえば、こういった違いです。

それでは、さらに詳しく紐解いていきますね。
 

①「表彰状」の「感謝状」の微妙な違い!

「表彰状」と「感謝状」の最大の違いのポイントとなるのが、ほめたたえる「感謝状」と感謝の気持ちを伝える「感謝状」という部分

これはつまり、「あなたは素晴らしい!」「あなたは凄い!」というのが「表彰状」。

そして、「あなたに感謝します!」「ありがとうございました!」というのが「感謝状」ですね。
 
 
ちなみに、「感謝状」の感謝の気持ちを伝えるということは、「お礼」とも言えますね。

「表彰状」は、「よい行い」や「すぐれた成果」が対象で、「感謝状」は「よい行い」や「親切な行い」が対象。

「よい行い」というのは、「表彰状」も「感謝状」も共通しています。

そして、「すぐれた成果」が「表彰状」ですので、スポーツ大会でもらえるのは「表彰状」の方ということ。
 
 
 
では、「ほめる」と「お礼」では具体的に何がどう違うのか?ということですよね。

「ほめる」ということは、何となく上から目線になっているのが現実。

たとえば、「親が子供をほめる」「部下が上司にほめられた」といった具合です。

そして、「子供が大人をほめる」などということは基本的にありません。

必ずというわけではないかもしれせんが、基本的に「上から」です。
 
 
一方の「お礼」は、どちらかというと下から目線です。

感謝の気持ちを伝える時に、上から目線で言われても嬉しくないですよね。

やはり、「お礼」を言う時は低姿勢で丁寧に発言しなくては、相手に気持ちが伝わりません。

ということで、「表彰状」と「感謝状」では言葉づかいが違ってくるのです。

つまり、「感謝状」の方が、文章がより丁重になるのですね。
 
 
 
また、「表彰状」の方は「授与する」「授与された」といいますが、「感謝状」は「贈呈する」「贈られた」といいます

「表彰状」の「授与」は、「さずけ与える」といった意味で少し上から目線。

「感謝状」の「贈呈」「贈る」は、「受け取ってください」ということで低姿勢になります。

感謝状
 

②「表彰状」と「感謝状」の共通の目的!

ほめる「表彰状」と、お礼の「感謝状」ということを説明しました。

しかし、「ほめる」ことも「お礼」も、言葉で発するだけでは嬉しいのは本人だけ。
 
 
ですが、「表彰状」や「感謝状」を受け取ったことがニュースになって多くの人が知ることになると、その喜びはさらに大きなものになります。

多くの人が、受け取った人に対して敬意を持つわけですね。

しかも、書いたもの「状」として残ることで、その証がいつまでも残ることになります。
 
 
ということで、「表彰状」も「感謝状」も、ただ「ほめたたたえる」「感謝の気持ちを伝える」だけではなく、それを世に広く知らせるという意味があるということ。

サンキュー
 

③「表彰状」と「感謝状」の意味の違いを整理!

それでは、ここで一度「表彰状」と「感謝状」の意味の違いを整理します。
 
 
よい行いや功績のあった人や団体に対し、ほめたたえて世に広く知らせるための書状が「表彰状」

よい行いや親切な行いをした人や団体に対し、感謝の気持ちを伝えるとともに世に広く知らせるための書状が「感謝状」
 
 
ほめる「表彰状」は少し上から目線で、お礼の「感謝状」は下から目線で文章が丁重になります。

「表彰状」「感謝状」ともに、世に広く知らせるという意味もあるのですね。

ところで、犯人逮捕に協力した時に警察からもらえるのは「感謝状」が一般的のようです。
 

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2.「表彰状」と「感謝状」の辞書での意味!

続いて、辞書による「表彰状」と「感謝状」の意味がどうなっているのか確認していきます。
 

①「表彰状」の辞書での意味!

「表彰状」では辞書に載っていませんでした。

「表彰」と「状」を別々にご紹介します。

【表彰】

・善行や功績のあった人や団体をほめたたえて、広く人々に知らせること。「―状」

引用元:旺文社国語辞典

「広く人々に知らせる」と記載されていますね。

【状】

③かきつけ。手紙。「状袋・書状・回状・訴状・連判状」

引用元:旺文社国語辞典

「状」の意味は広いため、一部(③)のみ載せました。

これは、文字で書いたものということですね。

金メダル
 

②「感謝状」の辞書での意味!

「感謝状」の方も辞書に記載されていませんでしたので、「感謝」と「状」、それぞれの意味をご紹介します。

【感謝】

・自分が受けた好意や親切を、ありがたく感じること。また、その気持ちを表して礼を言うこと。「―の意を表す」「ご好意に―します」「―の念」

引用元:旺文社国語辞典

「お礼」のことですね。

【状】

③かきつけ。手紙。「状袋・書状・回状・訴状・連判状」

引用元:旺文社国語辞典

ということで、「世に広く知らせると」といった内容はありません。

ですが、「お礼」だけなら「礼状」だけでOKなわけで、「感謝状」には世に広く知らせる意味があるのです。

そういった意味では、「表彰」の一つということができるのですね。
 

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3.「表彰状」と「感謝状」の使い方!

最後に、「表彰状」と「感謝状」の使い方を例文で紹介します。
 

①「表彰状」の使い方!

・トランプ大統領が「レイワワン」と英語で表彰状を読み上げた。

・行方不明だった女性を発見した警察犬に表彰状が授与された。

・環境保護活動に尽力した7団体に表彰状を授与する。

表彰状
 

②「感謝状」の使い方!

・骨髄提供をして厚生労働大臣から感謝状が贈られた。

・犯人逮捕に協力した人へ警察署より感謝状を贈呈する。

・長年献血を続けてきたことで日本赤十字社より感謝状が贈られた。
 

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まとめ

以上が、「表彰状」と「感謝状」の意味の違いと使い分けについてでした。
 
 
ほめたたえるのが「表彰状」、感謝の気持ちを伝えるのが「感謝状」。

そして、どちらも世に広く知らせるという目的もあります。
 
 
「表彰状」は少し上から目線ですが、「感謝状」は低姿勢で文章が丁重になるのが特徴。

「表彰状」と「感謝状」の意味の違いを説明しましたが、似た意味の言葉で「賞状」があります。

「表彰状」「感謝状」「賞状」と、まぎらわしいですね…。

この、「表彰状」と「賞状」の意味の違いを徹底的に調査してみましたので、もしよかったら下の関連記事をご覧ください。

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