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「やり過ごす」の例文!簡単な短文でわかりやすく紹介するよ!

更新日:

 
会話などで使われる「やり過ごす」。
 
 
意味は「先に通らせる」ということ。

また、似てはいますが「何かが通り過ぎるまで待つ」「なすがままに放っておく」という意味でもあります。
 
 
 
では、この「やり過ごす」、どのような場面でどのように使うべきなのか?

ということで、「やり過ごす」の使い方を例文で紹介していきます。

特に、簡単な短文でわかりやすく紹介しますので、ご期待ください。
 

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1.「やり過ごす」の例文を簡単な短文で!

・当社社員が運転する自動車が左折して店舗の駐車場に入ろうとした際、駐車場から出てくる自動車をやり過ごすためにバックしたところ、後続で待機していた自動車に接触する事故を起こしました。(先に通らせる)
 
 
・ゲリラ豪雨の場合は、安全な場所でクルマを停車させ、雨雲が過ぎ去るのをやり過ごすというのも安全な対処法のひとつだといえます。(通り過ぎるまで待つ)
 
 
・この梅雨をなんとか気にせずやり過ごす術はないものかと考えるが、肝心の妙案はなかなか浮かんでこない。やはり、あきらめるしかないのだろうか…。(通り過ぎるまで待つ)
 
 
・病気になりとにかく落ち込んでいたし、倦怠感や不安もあったのでなんとなく毎日やり過ごすしかなかったのですが、あれから一カ月が経ち、今回関わってくださった方達への感謝の気持ちが溢れています。(通り過ぎるまで待つ)
 
 
・子供の頃から自分に対する自信が持てませんでした。皆が私をじろじろ見て、指さして嘲り笑っていると思うといった劣等感にさいなまれ、1日、1日をやり過ごすのが精一杯でした。(通り過ぎるまで待つ)
 
包囲
 
・疲れのため野球の球審はミスだらけ…。選手たちには「申し訳ない。夜勤明けで感覚が鈍っていた」と心の中で言い訳しつつ、うなずいてその場をやり過ごした。(放っておく)
 
 
・心の頑張りで、身体の不調をやり過ごす日々をやめてみてはいかがでしょうか。そういった積み重ねがさらなる体調不良をうみますよ。(放っておく)
 
 
・仕事の生産性を高めている有名なエンジニアがいます。彼は、グッスリ眠りスッキリ起きて日中は眠気をやり過ごすといった生活をしていますが、そのための工夫を紹介します。(放っておく)
 
 
・ITに関する会議などで、「いまさら聞けない雰囲気」の中で「知ったかぶり」のままやり過ごすことになりかねないIT用語の基礎知識を身につけておくべき。(放っておく)
 
 
・上司の無理難題をものともせずにやり過ごし、手のかかる部下の面倒をみながら尻ぬぐいや泥かぶりもいとわない、奮闘するミドルの実態をまとめました。(放っておく)
 

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2.「やり過ごす」の類義語!

続いて、「やり過ごす」と似た意味の言葉を紹介します。
 
 
「先に通らせる」という意味では、「先に行かせる」

あとは、「順番を譲る」「道を譲る」などがあります。
 
 
それから、「通り過ぎるまで待つ」という意味では、「その場を切り抜ける」

あと、「やっと持ち直す」「その場を乗り切る」などがあります。
 
耐える
 
「放っておく」という意味では、以下のとおり。

「聞き流す」

「聞き捨てる」
 
 
「度外視する」

「無視する」

「ほったらかす」

などがあります。
 

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まとめ

以上が、「やり過ごす」の例文についてでした。

参考にしてください。
 
 
実は、「やり過ごす」にはもう一つ別の意味があります。

それは、「やり過ぎ」「限度を超えている」という意味。
 
 
ただし、現在はこの意味で「やり過ごす」を使うことはまずありません。

参考程度に覚えておいてください。

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