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「すなわち」の漢字の違いや使い分けは?ひらがなにすべき?

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パソコンやスマホなどで、「すなわち」という言葉を漢字変換すると…。

なんと!「即ち」「則ち」「乃ち」といったように3種類の漢字が現れます…。
 
 
いったい、どの「すなわち」を選択すべきか…。

悩むところ…。
 
 
果たして、漢字の使い分けは必要なのか??
 
 
 
ということで、この言葉を徹底的に分析してみましたよ!

本記事では、「すなわち」の漢字の使い方について、わかりやすく解説していきます。

かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
 

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1.「すなわち」の漢字に違いは?使い分けるべき?

「すなわち」の漢字の使い分けですが…。

「すなわち」の漢字「即ち」「則ち」「乃ち」には、意味の違いはないため使い分ける必要はありません
 
 
そして、「すなわち」の意味は下の3種類です。

(1)「前に述べたことを別の言葉で説明しなおす」

(2)「前に述べたことと次に述べることとが、全く同じであることを表す」

(3)「前件の事実によって、後件の事実が自然に成り立つことを表す」

 
 
意味(1)は「つまり」、意味(2)は「まさしく」、意味(3)「その時は」、ということ。
 
 
意味(1)~意味(3)まで、どの場面でも「即ち」「則ち」「乃ち」全て使うことができます

「すなわち」の漢字「即ち」「則ち」「乃ち」に、意味の違いはありません。

すなわち
 

2.「すなわち」の辞書での意味!

辞書による「すなわち」の意味がどうなっているのか?

ということで、辞書の内容を加工せずにそのまま紹介します。

【すなわち(即ち・則ち・乃ち)】

①とりもなおさず。言いかえると。つまり。「母の姉―伯母」

②(「…すれば」の形の句を受け、必ずあとの事柄が起こることを示す)そういうときには(いつでも)。「事業をすれば―成功する」

③そこで。そして。「―戦いは終わった」

引用元:旺文社国語辞典

 
ということで、①の意味は「つまり」、②の意味は「その時は」、③の意味は「まさしく」です。

③の意味は少し説明不足でわかりにくいですが、「まさしく」ということ。

前項の説明どおり。
 
 
しかも、漢字の「即ち」「則ち」「乃ち」に違いがないことを表しています
 

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3.「すなわち」の使い方!

次に、「すなわち」の3つの意味における使い方を例文で紹介します。
 

①「すなわち」の「つまり」としての例文!

・プロ棋士の彼は、小学校2年の時にサークルの大人が誰も勝てなかった。即ち、小学校2年の段階で神童と呼ばれていたのですよ。

・料理が好きだからといって簡単に商売がうまくいくとは限らない。則ち、その料理の味をたくさんの人が評価しなくては商売にならないということ。

・彼の父親は、私の父親の兄です。乃ち、彼と私は従兄弟の関係ですよ。
 

②「すなわち」の「まさしく」としての例文!

・トーナメント戦なので絶対に負けは許されない。即ち、負けた時点で終了ですよ。

・彼女のテストの成績はずば抜けていて、常に学年のトップを維持していた。則ち、同学年に敵は誰もいなかったということ。

・失業してこれまでの貯金を使い果たしてしまった…。乃ち、もうお金はないということですよ…。
 

③「すなわち」の「その時は」としての例文!

・無敵のプロ棋士。対局を重ねれば、即ち勝利を重ねる。

・今日敗れたあなたにとって一番大切なのは休養だ。だからしっかり睡眠をとる、則ち体調は回復する。

・主イエスを信じれば、乃ち救われる。

聖書
 

4.「すなわち」は漢字ではなく「ひらがな」にすべき?

ところで、普段から様々な文章を読むと思いますが、「すなわち」という言葉の漢字を見たことがありますか?

新聞などを読んでも、だいたいは平仮名で「すなわち」と表記していますよね…。
 
 
実は、新聞協会では「すなわち」という言葉を表記する場合、漢字ではなく平仮名で表記するというルールがあります

これは、漢字よりも平仮名の方が読みやすい上に伝わりやすい、ということから定められたルール。
 
 
そのため、新聞記事などでは、「すなわち」の漢字表記は使われません

こういったルールは新聞だけに留まらず、様々な出版物にも使われているようです。
 
 
確かに、「即ち」「則ち」「乃ち」といった漢字があると、一瞬「あれ?」ってなりますよね…。
 
 
 
ですから、皆さま方も文書を作成する時は、平仮名で「すなわち」と表記するのが無難です

あえて、難しい漢字表記を選択する必要はありません

漢字の意味も全て同じですし。
 
 
新聞協会において、漢字ではなく平仮名を使うべき言葉は他にもありますよ。

「敢えて」→「あえて」

「尚」→「なお」

「故に」→「ゆえに」

「何故」→「なぜ」

「伴い」→「ともない」

「中々」→「なかなか」

 
 
こうして並べると、目にするのは漢字ではなく平仮名ばかりです。
 

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まとめ

以上が、「すなわち」の漢字の使い方についてでした。
 
 
「すなわち」の漢字は、「即ち」「則ち」「乃ち」と3種類ありますが、意味に違いはなく使い分ける必要はありません。
 
 
また、新聞協会では「すなわち」は漢字ではなく平仮名を使うというルールがあります。

漢字表記よりも、平仮名の方が読みやすく伝わりやすいというのがそのルールができた理由。
 
 
ですから文書作成時には、「すなわち」は平仮名表記することをおすすめします。

ところで、「すなわち」は接続詞で使うことが多い言葉…。

こういった接続詞は似た意味のものが多いですが…、どれを使うべきか悩んでしまった経験はありませんか?
 
 
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