「キウイ」、美味しいですね。
「キウイフルーツ」というのが正式な名称です。
私自身、始めてキウイを食べたのが小学校6年の時で、当時はスーパーでもほとんど売っていませんでした。
昔は、日本にはなかった果物だったのです。
それが、現在ではどこでも見かけるようになって、種類も随分と増えました。
ところでこの「キウイ」、普段はカタカナ表記されていますが、実は「漢字」あるってご存知でしたか?
しかも、その漢字は1つだけではありませんよ!
実は、なんと!3種類もあるのです!!
ということで本記事では、「キウイ」の漢字表記とその由来について、わかりやすく解説していきます。
かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
1.「キウイ」を漢字表記すると?
冒頭でもお伝えしましたが、「キウイ」の漢字は1つではありません!
実は下のとおり、3種類あります!
鬼木天蓼
支那猿梨
この、「彌猴桃」「鬼木天蓼」「支那猿梨」の全てが「キウイ」の漢字。
難しい字ばかりですし、覚えるのはちょっと大変ですね…。
ちなみに、私が持っている辞書で「キウイ」は下のとおり。
【キウイ(kiwi)】
①[動]キウイ科の鳥の総称。ニュージーランド特産。体調は約50センチメートル。羽毛は灰褐色、翼は退化し飛ぶことができない。森に住み、夜行性。奇異鳥。
②[植]マタタビ科のつる性落葉樹。中国原産。雌雄異株。花は白色。果実は褐色の卵型で、短毛があり、鳥のキウイに似る。果肉は緑色で食用。キウイフルーツ。キーウィともいう。
引用元:旺文社国語辞典
ということで、漢字表記は紹介されていませんでした…。
ところで、ニュージーランドの飛べない鳥も「キウイ」で、果実の形状が似ていると記載されています。
似ているから、果物の名称が「キウイ」と名付けられたように思われるかもしれませんが、実はそれは間違い。
「キウイ」は中国原産で、ニュージーランドで品種改良されて栽培されるようになりました。
その後、ニュージーランドからアメリカへ輸出される際に、ニュージーランドの国鳥名「キウイ」が1959年に命名されたのです。
決して、見た目が似ているからではないそうですよ。
それでは、次項では漢字の由来について説明しますね。
2.「キウイ」の漢字の由来!
「キウイ」の漢字表記は、「彌猴桃」「鬼木天蓼」「支那猿梨」と全部で3つ。
それでは、それぞれについて説明していきますね。
①「彌猴桃」の由来!
最初は、「彌猴桃」。
「彌猴桃」は、「びこうとう」とも読みます。
そして、「彌猴桃」は中国由来の名称で、つまりは漢名。
「彌猴桃」の「彌猴」は、「アカゲザル」のことです。
あと、「彌猴桃」の「桃」は「モモ」のことではなく、中国語では「果物」という意味。
要するに、「アカゲザルが好んで食べる果物」ということで「彌猴桃」という名称になりました。
②「鬼木天蓼」の由来!
次に、「鬼木天蓼」ですが、これは「おにまたたび」とも読みます。
この漢字は、おそらく漢名と思われますが、それも含め正確な由来はわかりません…。
ただし、はっきりしているのが「鬼木天蓼」の「木天蓼(またたび)」は、マタタビ科の植物から。
そして、「鬼木天蓼」の「鬼」ですが…これは不明…。
「鬼」という字は、普通荒々しい形状やトゲのある植物に付けられることが多いのですが…。
キウイにはそういった特徴はありません…。
もしかしたら、割と標高が高い斜面に自生するので、収穫が難しいということから「鬼」がつけられたのかも…。
これは、私の想像ですよ…。
③「支那猿梨」の由来!
最後は「支那猿梨」。
この「支那猿梨」は、「しなさるなし」とも読みます。
「支那猿梨」の「支那」は、中国のこと。
「チャイナ」も「シナ」が語源ですし、「南シナ海」「東シナ海」「支那そば」「シナチク」全てこの「支那」が語源です。
中国原産の果物に、自国の「支那」という名称は付けないと思われますので、「支那猿梨」はおそらく和名ではないでしょうか…。
しかも「猿梨」は、日本の果物です。
「猿梨」は「キウイ」と同じマタタビ科の果物で、「猿が好んで食べる梨に似た果物」ということでこの名称になりました。
「猿梨」はスーパーなどには売っていませんが、大きさが2センチから3センチの楕円形で「キウイ」に似ている果物。
もちろん、食べることができます。
もしかしたら、売りに出しても「あまり売れない」というのが店にない理由なのかもしれません…。
まとめ
以上が、「キウイ」の漢字表記とその由来についてでした。
参考にしてください。
「キウイ」を漢字表記すると、「彌猴桃」「鬼木天蓼」「支那猿梨」です。
「彌猴桃」の由来は、アカゲザルが好む果物。
「鬼木天蓼」は、マタタビ科が由来していることははっきりしていますが、その他については不明。
「支那猿梨」は、「支那(中国)」の「猿梨」が由来です。