会話などで時々使われる「戸惑う」という言葉。
「どう対処してよいかわからず、まごまごする」ということ。
つまりは、「まごつく」という意味です。
では、この「戸惑う」、どのような場面でどのように使うべきなのか?
ということで、「戸惑う」の使い方を例文で紹介していきます。
特に、簡単な短文でわかりやすく紹介しますので、ご期待ください。
1.「戸惑う」の例文を簡単な短文で!
・建設会社に入社し、たくさんの先輩達に教えてもらいましたが、人によって段取りや仕事のやり方が違い戸惑うようになりました。一体誰が正しいのでしょうか。
・教員が正門で横断幕を持ち、あいさつを交わしました。いつもと違う雰囲気に、戸惑う生徒もいましたが、さわやかな一日の始まりにきっと元気が出たことでしょう。
・13歳から19歳は、子どもでもない大人でもない年代。心の振れ幅が大きく、様々なことで思い悩み戸惑う時期でもあります。そんな時こそ「読書」がお勧めです。
・上司に相談したいのに、声かけに戸惑う若者の多くは、「忙しそうなので、機会を改めよう」といった心境らしいのだが本当なのだろうか?
・今季新たに挑戦する三塁手としての守備練習に精力的に取り組んだ。バント処理に戸惑うなど、不慣れな面も見せ「まだまだです。分からないことばかり」と、表情を引き締めた。
・後方にいた副審の様子を振り返って見るが、フラッグは上がらず。一瞬、戸惑う様子を見せたことで場内も沸いたが、吉田はすぐにボールを前に運び前方へパスを供給した。
・2020年から、小学校でプログラミング教育が必修となります。親世代にとっては未経験の分野なので、戸惑う方も多いのではないでしょうか?
・新作サングラスは目尻が吊り上がったフレームを逆さまにした奇抜なデザインで、ネット上では「逆さまにする必要はあったのか?」などそのデザインに戸惑う声が噴出している。
・外国のトイレは、国によっては日本のそれとは異なる仕様に最初は戸惑うこともある。旅行前に事前に調査しておく必要がある。
・バイク関連の記事中で、良くわからない専門用語を見かける事はありませんか?特に欧文文字を並べた略語に戸惑うことも少なくはないでしょう。
2.「戸惑う」の類義語!
続いて、「戸惑う」と似た意味の言葉を紹介します。
まずは、「二の足を踏む」。
「二の足を踏む」とは、一歩目は踏み出したが迷って二歩目が踏み出せないという意味です。
あとは、「躊躇する」。
「躊躇」とは、迷って決心できないという意味です。
その他は、以下のとおり。
「グズグズする」
「踏ん切りがつかない」
「困惑する」
「オロオロする」
「対応に困る」
「混乱する」
などがあります。
まとめ
以上が、「戸惑う」の例文についてでした。
参考にしてください。
「戸惑う」は、どの「戸」を開けるべきが「惑う」ということが語源になっています。
宿泊先などで、夜中などに自分の部屋がわからなくなるということですね。