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「自筆」と「サイン」の違い!わかりやすく徹底解説するよ!

更新日:

 
「自筆」と「サイン」。

双方とも、意味自体は理解しているつもりですが…。
 
 
細かい定義となると今一つハッキリしません。

たとえば、パソコンのキーボードを押してつくった文章や氏名などは「自筆」「サイン」と呼べるのか??など…。
 
 
 
ということで、この2つの言葉の意味を徹底的に分析してみましたよ!

本記事では、「自筆」と「サイン」の意味の違いと使い分けについて、わかりやすく解説していきます。

かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
 

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1.「自筆」と「サイン」の意味の違い!

最初に、「自筆」と「サイン」の意味の違いを簡潔にお伝えします。

「自筆」とは、本人が自分で書くこと。

「サイン」とは、本人が自分の氏名を書くこと。

 
一言で表現すると、こういった違いです。

それでは、さらに詳細に紐解いていきますね。
 

①「自筆」の意味とは!

「自筆」は、本人が自分で書くこと
 
 
自分自身で書けば、何を書いても「自筆」といいます。

たとえば、「原稿」「手紙」など全てが対象。
 
 
また、「自筆」は必ず文字だけとは限りません。

「絵画」なども自分で書けば「自筆」です。
 
 
 
それから、最近ではパソコンを使って文章をつくるのが当たり前になりました。

では、このパソコンのキーボードを押して書いた文章は「自筆」と呼べるのか?ですが…。
 
 
パソコンの文章は、「自筆」とはいいません

あくまでも、本人が手で書くこと、本人の筆跡を保つことが「自筆」です。
 
 
 
ちなみに、「自筆」は本人が自分で書くことなのですが、その「書いたもの」も「自筆」といいます。

仮に、本人が自分で書いたものをコピーした場合に、そのコピー側を「自筆」と呼べるのか?疑問ですよね…。
 
 
たとえば、遺言。

公正証書遺言と秘密証書遺言を除いた場合、遺言は必ず本人の「自筆」が大原則なのですが…。
 
 
法的には、本人自筆の遺言をコピーしたものは認められていません。

もちろん、パソコンで作成したものもダメです。
 
 
「本人の自筆をコピーした場合、コピー側も自筆だ!」といった説もあるようですが、コピー側を「自筆」とするのは正しくないということです。

手紙
 

②「サイン」の意味とは!

「サイン」は、本人が自分の氏名を書くこと

「自筆」は何を書いてもよいのに対し、「サイン」は「自分の氏名」だけ
 
 
ただし、どちらも本人が自分で書くという部分は共通の意味です。

また、この「サイン」は「署名」ともいいます。
 
 
 
ちなみに、「サイン」も「自筆」と同様、パソコンのキーボードで書いてはいけません

ただし契約書などで、パソコンで社名や代表者名を印字し印鑑を押す場合があります。
 
 
これは、「サイン」ではなく、「記名・押印」。

「記名・押印」は、「サイン」の代用とすることが認められています。
 
 
 
それから、「自筆」もそうでしたが、「サイン」をコピーした場合にそのコピー側も「サイン」したものと呼べるのか?ですが…。

このコピーを、「サイン」したものとはいえないようですね

仮にコピーを認めてしまった場合、著名人の「サイン」をコピーで量産して販売することが可能になってしまいますから…。

履歴書
 

③「自筆」と「サイン」の違いを整理!

それでは、ここで一度「自筆」と「サイン」の違いを整理します。
 
 
本人が自分で書くことが「自筆」。

また、その書いたものも「自筆」といいます。
 
 
そして、本人が自分の氏名を書くことが「サイン」。

「サイン」は、氏名だけに限定されます。
 

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2.「自筆」と「サイン」の辞書での意味!

続いて、辞書による「自筆」と「サイン」の意味がどうなっているのか確認していきます。
 

①「自筆」の辞書での意味!

【自筆】

・自分で書くこと。また、その書いたもの。直筆。自書。「―原稿」↔代筆

引用元:旺文社国語辞典

説明したとおりの内容です。
 

②「サイン」の辞書での意味!

【サイン】

①名前をしるすこと。署名。「契約書に―する」

②合図。符号。暗号。特に試合中、相手にわからないように身振りや言葉で味方に合図すること。「―プレー」

引用元:旺文社国語辞典

意味①は説明どおりです。

意味②は説明しませんでしたが、「サインプレー」の「サイン」、合図のことですね。

オッケー
 

3.「自筆」と「サイン」の使い方!

次に、「自筆」と「サイン」の使い方を例文で紹介します。
 

①「自筆」の使い方!

・福島市出身の作曲家古関裕而さんが手掛けた同校校歌の自筆譜が見つかった。

・塔には終戦の詔書から引用した自筆の「為万世開太平」の文字が刻まれている。

・司馬遼太郎記念館で、寄贈された「竜馬がゆく」の自筆原稿が公開された。

・挙式を前に、自筆の手紙でファンに感謝の思いを伝えた。
 

②「サイン」の使い方!

サイン転売やファンの過剰な接触で被害を被っている現状について言及した。

・家族カードのサインは誰が書くのか疑問に思われている方も多い。

・クレジットカードに書くサインは、漢字とローマ字どちらが適切なのか?

・選手がお客様の宛名を入れたサインをその場で書く オンラインサイン会。

サイン会
 

4.「自筆」や「サイン」には似た意味の言葉がたくさんある!

「自筆」や「サイン」には似た意味の言葉がたくさんありますよ。

下の関連記事も、覗いてみてください。

「署名」と「自署」の違いは?わかりやすく徹底解説するよ!

「著作」と「著書」の違いを解説!やはり確かな差があったよ!

 
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
 

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まとめ

以上が、「自筆」と「サイン」の意味の違いと使い分けについてでした。
 
 
「自筆」は、本人が自分で書くこと。

「サイン」は、本人が自分の氏名を書くこと。
 
 
大きな「自筆」の意味があり、その中に「サイン」の意味が含まれます。

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