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「渋滞」と「混雑」の違いを解説!意外な事実があったよ!

更新日:

 
「渋滞」と「混雑」。

意味が紛らわしいですよね…。
 
 
「道路が渋滞する」ともいいますし、「道路が混雑する」ともいいます…。

ということで、この2つの言葉の意味を徹底的に分析してみましたよ!
 
 
 
実は、言葉の意味としての「渋滞」と「混雑」の違いと、道路の「渋滞」と「混雑」では全く違うことがわかりました!!
 
 
本記事では、「渋滞」と「混雑」の意味の違いと使い分けについて、具体例でわかりやすく解説していきます。

かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
 

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1.「渋滞」と「混雑」の意味の違い!

最初に、「渋滞」と「混雑」の意味の違いを簡潔にお伝えします。

「渋滞」とは、物事がとどこおり、進まないこと。

「混雑」とは、たくさんの人や物が秩序なく入り乱れること。
 
 
ただし、道路交通に関する情報発信を行っている、「公益財団法人日本道路交通情報センター(JARTIC)」における「渋滞」と「混雑」の定義は以下のとおり。

一般道路
時速10キロ以下→「渋滞」
時速20キロ以下→「混雑」

都市高速道路
時速20キロ以下→「渋滞」
時速40キロ以下→「混雑」

高速道路
時速40キロ以下→「渋滞」
(高速道路の混雑の定義はありません)

 
一言で表現すると、こういった違いです。

それでは、さらに詳細に紐解いていきますね。
 

①「渋滞」と「混雑」の言葉の意味の違い!

まずは、言葉の意味にスポットを当てて、「渋滞」と「混雑」の違いを説明します。

「渋滞」は、物事がとどこおり、進まないこと。

「混雑」は、たくさんの人や物が秩序なく入り乱れること。
 
 
 
「渋滞」の意味の最大のポイントは、そもそもは「進んでいた」「進行していた」「流れていた」ものがストップまたは遅くなってしまうということです。

たとえば、アトラクション待ちの行列が何かのトラブルで進まなくなった場合は「渋滞」ということ。

いくら行列が長くても、通常どおりに進んでいるのであれば「渋滞」とはいいません。
 
 
 
一方の「混雑」の方は、「流れ」に関する定義はありません

人々が無秩序に入り乱れていれば、「混雑」ということになります。

たとえば、展示会場に大勢の人々が集まって、ごった返した状態は「混雑」ということ。
 
 
 
流れが止まれば「渋滞」、多くの人や物が入り乱れるのが「混雑」です。

行列
 

②JARTICにおける「渋滞」と「混雑」の違い!

公益財団法人日本道路交通情報センター(JARTIC)では、道路の「渋滞」と「混雑」の違いをキチンと定義づけしています。
 
 
日本道路交通情報センターとは、道路利用者の安全と利便性向上を目的に交通情報を発信している公益財団法人。

そういった理由で、情報の曖昧な部分を極力少なくするために「渋滞」と「混雑」をはっきりと定義づけしているということ。
 
 
 
その内容は、以下のとおりです。

一般道路
時速10キロ以下→「渋滞」
時速20キロ以下→「混雑」

都市高速道路
時速20キロ以下→「渋滞」
時速40キロ以下→「混雑」

高速道路
時速40キロ以下→「渋滞」
(高速道路の混雑の定義はありません)
 
 
 
ちなみに、道路の場合は必ず秩序正しく車が並びます。

ですから、言葉の意味的に「無秩序である混雑」は、「道路の混雑」と呼ぶには本来ふさわしくありません。

ラジオ
 

③「渋滞」と「混雑」の違いを整理!

それでは、ここで一度「渋滞」と「混雑」の違いを整理します。
 
 
物事がとどこおり、進まないことが「渋滞」。

たくさんの人や物が秩序なく入り乱れることが「混雑」。
 
 
 
日本道路交通情報センターにおける、道路の「渋滞」と「混雑」の違いは以下のとおり。
 
 
「渋滞」は、一般道路で時速10キロ以下、都市高速道路で時速20キロ以下、高速道路で時速40キロ以下の場合。

「混雑」は、一般道路で時速20キロ以下、都市高速道路で時速40キロ以下の場合。

高速道路における「混雑」の定義はありません。
 

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2.「渋滞」と「混雑」の辞書での意味!

続いて、辞書による「渋滞」と「混雑」の意味がどうなっているのか確認していきます。
 

①「渋滞」の辞書での意味!

【渋滞】

・物事がとどこおり、進まないこと。特に、交通の流れが悪いこと。「道路が―する」

引用元:旺文社国語辞典

「進まない」「流れが悪い」ですので、説明どおりですね。
 

②「混雑」の辞書での意味!

【混雑】

・多くの人や物が秩序なく入りまじってこみ合うこと。ごった返すこと。「会場が―する」

引用元:旺文社国語辞典

こちらも、説明したとおりの内容です。

花火大会
 

3.「渋滞」と「混雑」の使い方!

次に、「渋滞」と「混雑」の使い方を例文で紹介します。
 

①「渋滞」の使い方!

・ユニクロマスクの整理券を求めて、行列は1キロの渋滞です。

・アリの行列はなぜ渋滞しないのか?

渋滞中にガス欠してしまった場合の対応方法は?

・車での送迎が毎朝、毎夕行われ、これが交通量の増加、ひいては渋滞を招いている。
 

②「混雑」の使い方!

・館内混雑状況をグラフ化して公開しております。

混雑時には入浴をお待ちいただくか、お断りさせていただくことがあります。

・国道134号では、鎌倉方面に向かう車で昼ごろから夕方にかけて混雑

・東京オリンピック・パラリンピック大会で予想される交通混雑の緩和を目指す。

高速道路
 

4.「渋滞」や「混雑」には似た意味の言葉がたくさんある!

「渋滞」や「混雑」には似た意味の言葉がたくさんありますよ。

下の関連記事も、覗いてみてください。

「人混み」と「混雑」の違い!わかりやすく例文で解説するよ!

「満員」と「満席」の違い!わかりやすく例文で解説するよ!

 
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
 

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まとめ

以上が、「渋滞」と「混雑」の意味の違いと使い分けについてでした。
 
 
「渋滞」は、物事がとどこおり、進まないこと。

「混雑」は、たくさんの人や物が秩序なく入り乱れること。
 
 
また、日本道路交通情報センターでは、車の進むスピードにより「渋滞」と「混雑」を定義づけしています。

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