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「捜査」と「捜索」の違い!わかりやすく具体例で解説するよ!

更新日:

 
「捜査」と「捜索」。

似ていますよね…。

読み方も、「そうさ」と「そうさく」でまぎらわしいです…。
 
 
でも、ドラマを見ていると「家宅捜索」といいますが「家宅捜査」とはいわないような…。

ということは、「捜査」と「捜索」では意味が違うということか??
 
 
 
そんなわけで、この2つの言葉の意味を徹底的に分析してみましたよ!

やはり、「捜査」と「捜索」では明確な違いがありました!
 
 
本記事では、「捜査」と「捜索」の意味の違いと使い分けについて、わかりやすく解説していきます。

かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
 

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1.「捜査」と「捜索」の意味の違い!

最初に、「捜査」と「捜索」の意味の違いを簡潔にお伝えします。

一般的な「捜査」とは、さがして調べ、明らかにすること。

一般的な「捜索」とは、行方が分からなくなった人や、無くした物などをさがし求めること。
 
 
法律用語としての「捜査」とは、犯罪の可能性がある人や証拠などさがして調べること。

この「捜査」には、「任意捜査」と「強制捜査」があります。

法律用語としての「捜索」とは、「強制捜査」の一つで、強制力を行使して犯罪の可能性がある人や証拠などさがして調べること。

 
一言で表現すると、こういった違いです。

それでは、さらに詳細に紐解いていきますね。
 

①法律用語ではない「捜査」と「捜索」の意味の違い!

まずは、法律とは全く関係ない視点から、「捜査」と「捜索」の違いを解説します。
 
 
 
「捜査」は、さがして調べ、明らかにすること。

「捜査」の「捜」は、さがすこと、特に見えないものをさがすことです。

そして、「捜査」の「査」は、調べて明らかにするという意味。

ですから、「捜査」は見えない物などを捜し調べて、明らかにするという意味です。
 
 
行方不明者や無くした物をさがすというよりも、表面には見えない様々な証拠などをさがすということ。

そして、隠された証拠などをさがして調べ、事実などを明らかにするのが「捜査」なのですね。

たとえば、「写真撮影などの、探偵の捜査技術を真似することは難しい」といった使い方をします。
 
 
 
「捜索」は、行方がわからなくなった人や物を、さがし求めること。

「捜索」の「捜」は「さがす」こと、「索」は「求める」という意味があります。

「捜査」は「明らかにする」という目的がありましたが、「捜索」は「求める」という目的。
 
 
ですから、「捜索」の方は調べる必要も無ければ、隠蔽されたものを明らかにする必要もありません。

たださがすこと、会いたい人、無くしてしまった物を求めるのです。

この、たださがし求めることが、「捜索」のポイントですね。
 
 
たとえば、「探偵事務所へ、家出した息子の捜索を依頼する」といった使い方をします。

「ペットの捜索」「遭難者の捜索」といった使い方もします。

証拠
 

②法律用語の「捜査」と「捜索」の意味の違い!

「捜査」や「捜索」はどちらも、警察や検察といった公的機関で頻繁に使われる言葉です。

そういった公的機関で使われる、法律用語としての「捜査」と「捜索」は、また意味が違ってくるのですね。
 
 
ちなみに、法律用語としての「捜査」と「捜索」は、どちらも対象となるのが「犯罪の可能性がある人や証拠など」。

この部分は共通点で、どちらも「被疑者」や「証拠物」などをさがして、調べることです。

では、何が違うのか?
 
 
 
まず、大きな「捜査」があり、その「捜査」も「任意捜査」と「強制捜査」に分かれます

強制力がない「任意捜査」は、警察に同行を求められたとしても、拒否することが可能。

強制力がある「強制捜査」は、逮捕されてしまうのですね。
 
 
そして、この「強制捜査」の中には、「逮捕」「拘留」「捜索」「差押え」「検証」があります。

ですから、「強制捜査」の一つが「捜索」ということ。
 
 
犯罪の「捜査」が開始されると、「任意捜査」→「令状」→「強制捜査『捜索』」→「逮捕」といった流れになります。

現場検証
 

③「捜査」と「捜索」の違いを整理!

それでは、ここで一度「捜査」と「捜索」の違いを整理します。
 
 
さがして調べ明らかにするのが一般的な「捜査」で、行方が分からなくなった人や無くした物などをさがし求めるのが一般的な「捜索」。

ただし、法律用語になると「捜査」と「捜索」の意味は違ってきます。
 
 
犯罪の可能性がある人や証拠などさがして調べるのが「捜査」で、「任意捜査」と「強制捜査」があります。

そして、「強制捜査」の一つで、強制力を行使して犯罪の可能性がある人や証拠などさがして調べるのが「捜索」。
 

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2.「捜査」と「捜索」の辞書での意味!

続いて、辞書による「捜査」と「捜索」の意味がどうなっているのか確認していきます。
 

①「捜査」の辞書での意味!

【捜査】

①さがして取り調べること。

②[法]捜査機関が、犯人を発見し、犯罪の証拠などを収集して調べること。「事件の―」

引用元:旺文社国語辞典

まあ、説明したとおりの内容となっています。

「任意捜査」と「強制捜査」がある関係で、「強制性」については記載されていません。

警察
 

②「捜索」の辞書での意味!

【捜索】

①ゆくえのわからない人や物をさがし求めること。「―隊」

②[法]裁判所や捜査機関が被疑者や証拠物を発見するために、人の身体・物件・住居などについて強制的に調べること。「家宅―」

引用元:旺文社国語辞典

法律用語については、「強制的に調べる」とあります。

内容は、説明どおりですね。
 

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3.「捜査」と「捜索」の使い方!

次に、「捜査」と「捜索」の使い方を例文で紹介します。
 

①「捜査」の使い方!

・私物を隠すなど、嫌がらせの捜査を行う。

・探偵によるスパイ的な捜査活動。

・同一犯の犯行と気付いた警察は2014年から捜査してきた。

・大物逮捕をめぐって捜査合戦が繰り広げられるのは珍しいことではなない。
 

②「捜索」の使い方!

・巡視艇を使った行方不明者の捜索が行われている。

・人が入れない現場での捜索活動に活用できるロボット。

・男の事務所を警視庁が家宅捜索した。

・脱税の疑いで同社本社など関係先の捜索を始めた。

東京国税局
 

4.「捜査」や「捜索」には似た意味の言葉がたくさんある!

「捜査」や「捜索」には似た意味の言葉がたくさんありますよ。

下の関連記事も、覗いてみてください。

「検索」と「探索」の違いを解説!やはり明確な差があったよ!

「散策」と「探索」の違い!意味を徹底的に深掘りしてみた!

「探査」と「調査」の違いを解説!やはり確かな差があったよ!

 
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
 

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まとめ

以上が、「捜査」と「捜索」の意味の違いと使い分けについてでした。
 
 
一般的な「捜査」は、さがして調べ、明らかにすること。

一般的な「捜索」は、行方が分からなくなった人や、無くした物などをさがし求めること。
 
 
法律用語としての「捜査」と「捜索」は、犯罪の可能性がある人や証拠などさがして調べることです。

「捜査」には「任意捜査」と「強制捜査」があり、「強制捜査」の一つが「捜索」。

「捜査」には強制性がある場合とない場合がありますが、「捜索」は強制的です。

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