数学でよく使用する「記号」。
そういった記号の中に、ギリシャ文字も使われます。
「ベータ関数」「ガンマ関数」の「ベータ」や「ガンマ」もギリシャ文字ですが…。
下のような、「シータ」記号もギリシャ文字。
上段が大文字で、下段が小文字の「シータ」記号。
「シータ」は、「テータ」ともいいます。
ところで、この「シータ」記号なのですが…。
問題は、パソコンなどへ表示させたい時…。
キーボードにない記号を、どうやって表示させるの??
ということで、こういった記号の出し方を徹底的に調べてみました。
本記事では、「シータ」記号をパソコンなどに表示させる方法について、わかりやすく解説していきます。
かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
1.「シータ」記号をキーボードで!変換できる?
「シータ」記号は、変換によって出すことができます。
具体的には、「しーた」と打ってから「変換」キーを押してください。
これで、大文字と小文字の「シータ」記号がともに候補にあがります。
「しーた」以外では、「シータ」記号のもう一つの呼び方である「てーた」でも変換が可能。
その他に、「ぎりしゃ」でも変換できます。
この「ぎりしゃ」で変換した場合は、他のギリシャ文字も出せますので便利ですよ。
ちなみに、冒頭で紹介した「ベータ」記号や「ガンマ」記号も「ぎりしゃ」で変換が可能。
もちろん、「ベータ」記号は「べーた」で、「ガンマ」記号は「がんま」でも変換できます。
2.「シータ」記号をキーボードで!文字コードは?
変換で出すことができる「シータ」記号なのですが、それ以外に「文字コード」による表示方法もあります。
変換する方が簡単ですので、別に普段から文字コードを使う必要はありません…。
ただし、この文字コードの使い方を覚えておくと、どうしても変換できない「記号」や「マーク」などを出すことができて便利ですよ。
それでは、文字コードの具体的な使い方を説明します。
まずは、それぞれの「シータ」記号の文字コードは以下のとおり。
大文字が「0398」で、小文字の方が「03B8」。
そして、このコードをどうするのか、ですが…。
たとえば小文字の「シータ」記号であれば、エクセルなどに「03B8」と打ち、そのままの状態でキーボードの「F5」のボタンを押してください。
アルファベットは、小文字で「03b8」と打っても大丈夫です。
これだけで、小文字の「シータ」記号が候補になりますよ。
ちなみに「03B8」と打った後は、「F5」を押す前に「Enter」キーを押してはいけません。
「03B8」と打った後は、変換可能な状態を維持したまま「F5」キーを押してください。
ですから、変換が不可能な「直接入力」ではなく、「全角英数」などの設定で打ちましょう。
まとめ
以上が、「シータ」記号をパソコンなどに表示させる方法についてでした。
「シータ」記号は、「しーた」「てーた」「ぎりしゃ」で変換できます。
その他に、「文字コード」による出し方も。
普段は文字コードを使う必要はありませんが、どうしても変換できない文字を表示させる時に使ってください。