仕事で社外向け文書を作成しますが…。
その時に、ほぼ確実に使うキーワードが「株式会社」。
まあ、そのまま「株式会社」と打つ場合もあれば、カッコを使って「(株)」と省略する時も…。
そして、便利なのが下のとおり、この「株式会社」の記号です。
ちなみに、一番上の記号は「()」と「株」が一体化して一文字になっています。
ですから、3文字の「(株)」に比べて文字数が1文字で済む上、縦書きの場合にとても便利で重宝する記号。
ところで、こういった便利な記号なのですが…。
問題は、パソコンなどにどうやって表示させるのか?ということ…。
ということで、こういった記号の出し方を徹底的に調べてみました。
本記事では、「株式会社」記号をパソコンなどに表示させる方法について、わかりやすく解説していきます。
かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
1.「株式会社」記号の出し方!変換できるの?
「株式会社」記号は、変換によって表示させることができます。
具体的には、「かぶ」という言葉で変換してください。
ただし、「かぶ」で変換した場合、冒頭で紹介したローマ字の「K.K.」の記号だけは出せません。
「かぶ」以外では、「かぶしきがいしゃ」という言葉も有効です。
この「株式会社」で変換した場合は、ローマ字の「K.K.」も候補になりますよ。
ちなみに、同じように「ゆう」や「ゆうげん」で変換すると「有限会社」の記号が出ます。
また、「めい」や「ごうめい」で変換すると「合名会社」、「し」で変換することで「合資会社」の記号を表示させることが可能。
余談ですが、この変換で表示させる方法は「スマホ」も同じ。
ですが、スマホの場合は記号の種類が限定されるようです。
私のAndroidでは、「()」と「株」の一体化のタイプしか出せませんでした…。
2.「株式会社」記号は文字コードで!
この「株式会社」記号、変換以外に「文字コード」を使っても表示させることができます。
ただし、文字コードを使った方法は、変換に比べてややわずらわしい…。
そのコードを、メモしておく必要がありますから…。
ですが、この方法は出しにくい「旧字」や「マーク」などに応用できますので、知っておいて損はしませんよ。
それでは、文字コードの使い方を説明します。
その前に、それぞれの「株式会社」記号の文字コードは以下のとおり。
「()」と「株」の一体化タイプが「FA58」。
「株式会社」の4文字を1文字にまとめたタイプが「337F」です。
そして、「○」と「株」の一体化タイプが「3291」で、ローマ字タイプが「33CD」。
こういったコードを…。
たとえば「()」と「株」の一体化であれば、ワードやエクセルなどに「FA58」と打ち、そのままの状態でキーボードの「F5」キーを押すだけ。
これだけで、「株式会社」記号が表示されます。
ちなみに、アルファベットは小文字で「FA58」と打ってもかまいません。
余談ですが、「FA58」と打った後に「エンター」キーを押してはいけません。
「FA58」と打ち、変換可能な状態を保ったまま「F5」キーを押してください。
ですから、変換不可能な「直接入力」ではなく、「全角英数」などの設定で打ちましょう。
ローマ字変換に設定しているパソコンであれば、「全角ひらがな」などの日本語入力でも大丈夫です。
たとえば、「全角ひらがな」で「FA58」と打つと「ふぁ58」と表示されますが、そのまま「F5」を押せば「株式会社」記号が表示されますよ。
まとめ
以上が、「株式会社」記号をパソコンなどに表示させる方法についてでした。
「株式会社」記号は、「かぶ」か「かぶしきがいしゃ」で変換することで表示させることができます。
それから、それぞれの「株式会社」記号は「文字コード」でも表示させることが可能。
「文字コード」は様々な変換が難しい文字に応用できますので、頭の片隅にでも置いておいてください。