「キロ」から「メガ」になり、「ギガ」と大きくなっていきますが…。
こういった、数字を省略できる基本単位の前に付ける記号のことを「SI接頭辞」といいます。
SI接頭辞は、「センチ」「ミリ」「マイクロ」「ナノ」と、逆に小さくなっていく記号もありますが…。
時々使うのが、下の「ナノ」記号…。
ローマ字の「n」が基本ですが、わかりにくさもあって下のカタカナ組文字の方が多く使われているようです。
また、ゲームのアプリケーションでもこの「ナノ」記号が使われているらしい…。
ところで、この「ナノ」記号…、問題はパソコンなどに表示させたい時…。
どうやったら出せるの…?
ということで、こういった記号の出し方を徹底的に調べてみました。
本記事では、「ナノ」記号をパソコンなどに表示させる方法について、わかりやすく解説していきます。
かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
1.「ナノ」記号の出し方!変換が簡単!
「ナノ」記号は、変換して表示させましょう。
具体的には、そのまま「なの」と打ってから「変換」キーを押してください。
これで、ローマ字の「n」のタイプとカタカナの組文字タイプ、両方とも候補に挙がります。
「ナノ」記号そのままの名称ですので、覚えやすいですね。
余談ですが、「なの」と同じように、「せんち」「みり」「まいくろ」で変換してもそれぞれの記号を出すことができますよ。
もちろん、「きろ」「めが」「ぎが」も同様です。
ちなみに、「ナノ」記号は候補になりませんが、他のメジャーな記号であれば「きごう」や「たんい」といった言葉で変換が可能。
様々な記号が出ます。
試してみてください。
2.「ナノ」記号の出し方!文字コードで!
変換だけで表示できる「ナノ」記号ですが、それ以外に「文字コード」を使うことでも出すことができます。
ですが、そのコードをメモしておく必要がある他、操作も変換の方が簡単ですので実用的とはいえません…。
ただしこの「文字コード」、出しにくい「旧字」などに応用できますので、使い方を知っておくといざという時に役立ちますよ。
それでは、具体的な使い方を説明します。
まずは、「ナノ」記号の文字コードは「3328」。
このコードですが…。
ワードやエクセルなどに「3328」と打ち込み、そのままの状態でキーボードの「F5」のキーを押すだけ。
これだけで、「ナノ」記号が表示されます。
ちなみに、「3328」と打った後に「エンター」を押してはいけません。
「3328」と打った後は、変換が可能な状態を保ったまま「F5」のキーを押してください。
ですから、変換ができなくなる「直接入力」ではなく、「全角英数」の設定で打ちましょう。
まとめ
以上が、「ナノ」記号をパソコンなどに表示させる方法についてでした。
「ナノ」記号は、「なの」で変換すると表示させることができます。
「ナノ」記号なので、そのまま「なの」。
それから、少し面倒ではありますが「文字コード」を使う方法もありますので、覚えておいてください。