円周率は、円の直径に対する円周の長さの比率のことです。
そして、この比率は「3.14159265…」で一定。
この円周率、数値で表現することもありますが、一般的には「記号」で表現されます。
それが、下の記号。
上段が「大文字」で下段が「小文字」、形は違いますが意味はどちらも「円周率」です。
ちなみに、よく誤って混同されるのが「直径」記号…。
「直径」記号は下の記号であり…、「円周率」記号とは全くの別物。
もし、上の「直径」記号の出し方が目的であれば、下の関連記事をご覧ください。
ところで、「円周率」記号なのですが…。
問題は、パソコンやスマホなどに表示させたい時…。
キーボードにないこの記号を、どうやって出すの??
ということで、こういった記号の出し方を徹底的に調べてみました。
本記事では、「円周率」記号をパソコンやスマホに表示させる方法について、わかりやすく解説していきます。
かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
1.「円周率」記号の出し方!変換できる!
「円周率」記号は、変換で出すことができます。
まずは、パソコンでの変換方法から。
この「円周率」記号の名称は、「パイ」または「ピー」。
ですから、この名称である「ぱい」か「ぴー」という言葉を打った後に、「変換」キーを押すことで表示させることができます。
大文字と小文字、どちらの記号も候補になりますよ。
その他に、「きごう」や「ぎりしゃ」で変換しても出すことができます。
ただし、「きごう」「ぎりしゃ」で変換した場合、候補が多すぎてなかなか「円周率」記号までたどり着きません…。
続いて、スマホでの変換方法。
スマホは、「iPhone」と「Android」がありますが…。
どちらでも出せるのが、「ぱい」での変換です。
それから、「ぎりしゃ」でも変換が可能ですが、もしうまくいかない場合は「ぎりしゃもじ」で試してみてください。
2.「円周率」記号の出し方!文字コードで!
「円周率」記号は変換によって簡単に出せますが、その他に「文字コード」を使うことでも出すことができます。
ただし文字コードの場合、コードをメモしておく必要があってやや面倒ですし…しかもスマホは無理…。
そんな文字コードではありますが、使い方を覚えておくと出しにくい「旧字」「マーク」などに応用できて実は意外に便利ですよ。
それでは、文字コードの使い方を説明します。
まずは、「円周率」記号の文字コードは以下のとおり。
大文字の「円周率」記号が「03A0」、小文字が「03C0」です。
そして、このコードですが…。
たとえば大文字の方であれば、ワードなどに「03A0」と打ち、そのままの状態でキーボードの「F5」のボタンを押すだけ。
これだけで、大文字の「円周率」記号が表示されます。
アルファベットは小文字で「03a0」と打ってもかまいません。
ちなみに、「03A0」と打った後に「エンター」を押してはいけません。
「03A0」と打ち、変換できる状態を維持したまま「F5」を押してください。
ですから、変換ができない「直接入力」ではなく、「全角英数」の設定で打ちましょう。
ローマ字変換に設定している場合は、「全角ひらがな」などの日本語入力でも大丈夫です。
たとえば、「全角ひらがな」で「03A0」と打つと「03あ0」と表示されますが、そのまま「F5」を押せば大文字の「円周率」記号が表示されますよ。
まとめ
以上が、「円周率」記号をパソコンやスマホに表示させる方法についてでした。
「円周率」記号は、パソコンであれば「ぱい」「ぴー」「きごう」「ぎりしゃ」で変換ができます。
スマホであれば「ぱい」「ぎりしゃ」、場合によっては「ぎりしゃもじ」で変換が可能。
その他に、「文字コード」を使った方法もありますので、ぜひ覚えておいてください。