単位には色々な記号があります。
長さであれば「m(メートル)」、重さは「g(グラム)」。
そして、こういった長さや重さの小さい数値を表現する場合、1000分の1の時は「m(ミリ)」、1,000,000分の1の時は「ミュウ」記号を付けます。
ちなみに、「ミュウ」記号を付けた時、「マイクロメートル」や「マイクログラム」といったように読み方は「マイクロ」であって「ミュウ」ではありません。
その「ミュウ」記号が下です。
上が斜めの筆記体で、下がまっすぐのブロック体。
この「ミュウ」記号なのですが…。
「m(ミリ)」や、大きい時に使う「k(キロ)」などのように、単純なアルファベットではありません…。
この「ミュウ」記号…パソコンでどうやって出すの?
ということで、こういった記号の出し方を徹底的に調べてみました。
本記事では、「ミュウ」記号をパソコンなどに表示させる方法について、わかりやすく解説していきます。
かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
1.「ミュウ」記号の出し方!変換が可能!
「ミュウ」記号は、変換によって表示させることができます。
具体的には、「みゅー」と打ってから「変換」を押してください。
「みゅう」ではなく、「みゅー」ですので気をつけてください。
この操作で、大文字「M」と小文字が2種類、それに加え「mu」といった、全部で4種類の「ミュウ」記号が候補になります。
ちなみに、4種類の「ミュウ」記号がありますが、単位の記号として使う場合は冒頭で紹介した2種類の小文字の記号だけで、大文字の記号の「M」や「mu」は使いません。
ローマ字の「u(ユー)」に似た、小文字の2種類だけが単位の記号として使えるということ。
この2種類、斜めの筆記体タイプとまっすぐのブロック体タイプは同じ記号ですので、どちらを使ってもかまいません。
それから、「みゅー」で変換できる「ミュウ」記号ですが…。
「みゅー」以外に「まいくろ」「みくろん」「きごう」「たんい」という言葉でも変換することができます。
特に「たんい」で変換すると、「マイクロメートル」「マイクロリットル」「マイクロアンペア」といった2文字組み合わせ型の記号を出すことができて便利ですよ。
こういった組み合わせ型の記号は、「まいくろめーとる」「まいくろりっとる」「まいくろあんぺあ」などで変換することも可能です。
試してみてください。
2.「ミュウ」記号の出し方!文字コードで!
変換で表示させることができる「ミュウ」記号ですが、その他に「文字コード」を使う方法もあります。
しかし、この「文字コード」なのですが…、実は変換する方が簡単…。
したがって、普段はこの文字コードを使う必要はありません…。
そんな文字コードですが、万が一…どうしても出すことができない「漢字」「旧字」「記号」などと遭遇した時に、この文字コードを活用してください。
ということで、文字コードの使用方法を説明します。
まずは、それぞれの「ミュウ」記号の文字コードは以下のとおり。
斜めの筆記体が「03BC」で、まっすぐのブロック体が「00B5」となっています。
そして、このコードをどうするのか、ですが…。
たとえば筆記体であれば、ワードやエクセルなどに「03BC」と打ち、そのままの状態でキーボードの「F5」を押してください。
アルファベットは、小文字で「03bc」と打っても大丈夫です。
この操作だけで、「ミュウ」記号の筆記体が候補として現れます。
ちなみに、「03BC」と打った後、「F5」を押す前に「Enter」を押してはいけません。
「03BC」と打った後は、変換ができる状態を維持したまま「F5」を押してください。
ですから、変換ができない「直接入力」ではなく、「全角英数」などの設定で打ちましょう。
まとめ
以上が、「ミュウ」記号をパソコンなどに表示させる方法についてでした。
「ミュウ」記号は、「みゅー」「まいくろ」「みくろん」「きごう」「たんい」で変換できます。
2文字組み合わせ型の記号を出したい時は、「たんい」か「まいくろめーとる」「まいくろぐらむ」といった言葉で変換してください。
その他に、普段は使う必要はありませんが、「文字コード」を使う方法もありますのでいざという時のためにぜひ覚えておいてください。