会話や文書などでよく登場する「要するに」。
それまで述べてきたことをまとめるという意味があります。
言いかえるならば、「つまり」ということですね。
では、この「要するに」、どのような場面でどのように使うべきなのか?
ということで、「要するに」の使い方を例文で紹介していきます。
特に、小学生にでもわかりやすいように簡単な短文で紹介しますので、ご期待ください。
1.「要するに」の例文を小学生にでもわかりやすく!
・○○さんから本日、体調が悪いという連絡が入りました。要するに○○さんは、今日は欠席するということです。
・あなたは「現在は忙しい」という話と「趣味を楽しみたい」という話をしていますが、要するに「今回の依頼は断る」ということを言いたいのですか?
・結局は決勝戦で敗れてしまったのだが、これは要するに優勝するだけの実力がなかったということ。練習あるのみだ。
・この研究は残念ながら成果を出せなかった…。要するにこの研究のプロジェクトはこれで終了、チームは解散することになった…。
・すみません…。すごく長い説明だったのですが、要するに何を言いたいのでしょうか?あなたが何を言いたかったのかが伝わりませんでした。
・スーパーコンピューターは何が凄いのか?ですが、要するに地震はいつどのように発生するのか、といったこれまで不可能といわれたことを解き明かす可能性があるということです。
・私は新聞やテレビ報道は全くみていないが、大体のニュースは内容までほぼ把握している。要するに、情報をテレビや新聞ではなくインターネットで把握しているということ。
・あなたはさっきから、「大好きだ」「糖分が不足している」「羨ましい」といったことを言っているのですが、要するにあなたはこのケーキを食べたいのですか?
・彼はこれまで負け知らずの快進撃を続けている。普段でも何をやっても大成功だ。要するに、彼は天才ということか?
・加盟店とは、クレジットカード会社と加盟店契約を結んでいるお店のことです。要するに、「クレジットカードが使えるお店」と考えれば分かりやすいと思います。
2.「要するに」の類義語!
続いて、「要するに」と似た意味の言葉を紹介します。
まず、冒頭でもふれましたが「つまり」。
これも、それまで述べてきたことをまとめる意味があります。
あとは、「要点をいえば」「まとめると」も意味は同じ。
その他は、以下のとおりです。
「結局」
「端的にあらわすと」
「簡潔にあらわすと」
「ポイントは」
「要は」
といったところでしょうか。
まとめ
以上が、「要するに」の例文についてでした。
参考にしてください。
「要するに」や「要は」は、同じ「要(かなめ)」という漢字を使っています。
そして「要」とは、「大事なところ」という意味。
つまり、これまで述べたことの大事な部分ということですね。