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「発信」と「配信」の違いを解説!やはり明確な差があったよ!

更新日:

 
「発信」と「配信」。

これ…、同じ意味では?と思うくらい似ていますよね…。

まぎらわしいです…。
 
 
ですが、テレビ局は「電波を発信」といいますが、「電波を配信」とはいわないような…?

また、「メルマガ配信」といいますが、「メルマガ発信」っていいませんよね…。

ということは、「発信」と「配信」は使い方に決まりがあるということか…??
 
 
 
そんなわけで、この2つの言葉の意味を徹底的に分析してみましたよ!

やはり、「発信」と「配信」には明確な違いがありました!
 
 
本記事では、「発信」と「配信」の意味の違いと使い分けについて、わかりやすく解説していきます。

かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
 

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1.「発信」と「配信」の意味の違い!

最初に、「発信」と「配信」の意味の違いを簡潔にお伝えします。

「発信」とは、電波を不特定多数に対して発すること。

「配信」とは、ニュースや情報などを特定の相手に供給すること。

 
一言で表現すると、こういった違いです。

それでは、さらに詳細に紐解いていきますね。
 

①「発信」の意味とは!

「発信」は、電波を不特定多数に対して発すること。

「不特定多数」という部分がポイント
 
 
たとえば、「テレビ局が電波を発信する」といった使い方をします。

このテレビ局が放つ電波は、相手を特定していません。

つまり、不特定多数に対して電波が届けられるということ。
 
 
あとは、「SOSを発信する」といった使い方をします。

これも、不特定多数に対して救助を求める電波を送るということですね。
 
 
 
「発信」には、正確にはもう一つの意味があります。

それは、郵便物や電報、電信などを送るという意味

この場合は、相手は不特定多数ではなくなりますので、注意が必要ですよ。
 
 
「祝電を発信する」

「申し込みハガキを発信する」

といった使い方をしますが、どちらも相手は不特定多数ではありません。

キチンと相手を特定しています。
 
 
 
ということで「発信」は、「電波」を発する意味と、「郵便物など」などを送る意味がありますが、「電波」と「郵便物など」では相手の定義が違ってきますので、気をつけましょう。

テレビ
 

②「配信」の意味とは!

「配信」は、ニュースや情報などを特定の相手に供給すること。

「特定の相手」という部分がポイントです。
 
 
具体的には、「通信社」「新聞社」「テレビ局」といった報道機関が入手した情報を、別の「通信社」「新聞社」「テレビ局」に対して提供すること、これが「配信」ですね。

その他にも、「通信社」から「企業」へ、「新聞社」から「企業」へといったものも「配信」。
 
 
さらには、「企業」から「企業」へ、また「本社」から「支社」へ、「支社」から「本社」へという場合も該当します。

こういったものは、全て特定の相手が存在するということ。
 
 
 
その他に、「インターネット配信」といった言葉もあります。

これは、音楽や動画、メールマガジンなどを、インターネット環境を利用して供給すること。

こういった場合も、基本的には不特定多数に対して供給するのではなく、メルマガ登録した人や有料契約をした人といった特定の人に供給されるのですね。

パソコン
 

③「発信」と「配信」の違いを整理!

それでは、ここで一度「発信」と「配信」の違いを整理します。
 
 
電波を不特定多数に対して発するのが「発信」。

ただし、郵便物や電報・電信などを送ることも「発信」ですが、この場合は不特定多数ではなく特定した相手になります。
 
 
そして、ニュースや情報などを特定の相手に供給するのが「配信」。

「配信」は基本的に、不特定多数に対して供給するものではありません。
 

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2.「発信」と「配信」の辞書での意味!

続いて、辞書による「発信」と「配信」の意味がどうなっているのか確認していきます。
 

①「発信」の辞書での意味!

【発信】

①郵便・電信などを送ること。↔着信

②通信のための電波を発すること。⦅↔受信⦆

引用元:旺文社国語辞典

「郵便物など」と「電波」ということで、意味が2種類あります。
 

②「配信」の辞書での意味!

【配信】

・通信社などが新聞社・放送局などの報道機関にニュースや情報を供給すること。

引用元:旺文社国語辞典

説明どおりの内容ですね。

新聞
 

3.「発信」と「配信」の使い方!

次に、「発信」と「配信」の使い方を例文で紹介します。
 

①「発信」の使い方!

・データ放送で札幌市からのお知らせを発信しています。

・日本各地の魅力を発信する観光情報番組。

・地域の特色である雪国のハガキを発信する。

・電報電話局や郵便局から打つ場合には、電報発信用紙に記入します。
 

②「配信」の使い方!

・効果の高いリリース配信サービスを提供します。

・誤った情報を配信したことを明らかにしました。

・国内外のニュースを取材、編集して新聞社などに記事を配信しています。

・重要なビジネス情報を毎朝メールで配信します。

メール
 

4.「発信」や「配信」には似た意味の言葉がたくさんある!

「発信」や「配信」には似た意味の言葉がたくさんありますよ。

下の関連記事も、覗いてみてください。

「送信」と「配信」の違い!意外な差をわかりやすく解説!

「放送」と「放映」の違いを解説!実は意外な差があったよ!

「報道」と「放送」の違い!わかりやすく徹底解説するよ!

 
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
 

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まとめ

以上が、「発信」と「配信」の意味の違いと使い分けについてでした。
 
 
「発信」は、電波を不特定多数に対して発すること。

ただし、郵便物や電報・電信などを送ることも「発信」ですが、この場合は特定の相手になります。
 
 
「配信」は、ニュースや情報などを特定の相手に供給すること。

また、インターネット環境を利用した映像や音楽、メールマガジンなどを送ることも「配信」です。

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