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「覚える」と「憶える」の使い分け!確かな違いを徹底解説!

更新日:

 
「覚える」と「憶える」。

そういわれると、「おぼえる」で変換するとこの2つの漢字が出てきます…。

どっちを使うべきか、悩みますよね…。
 
 
 
ということで、この2つの言葉の意味を徹底的に分析してみましたよ!

実は、なんと「覚える」と「憶える」には確かな違いがありました!!
 
 
本記事では、「覚える」と「憶える」の意味の違いと使い分けについて、具体例でわかりやすく解説していきます。

かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
 

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1.「覚える」と「憶える」の意味の違い!

最初に、「覚える」と「憶える」の意味の違いを簡潔にお伝えします。

「覚える」とは、記憶すること。

ただし「覚える」には、その他に「身につける・習得する」という意味と、「感じる」という意味があります。

「憶える」とは、記憶すること。

そして「憶える」の方には、「身につける・習得する」「感じる」という意味はありません。

 
一言で表現すると、こういった違いです。

それでは、さらに詳細に紐解いていきますね。
 

①「覚える」の意味とは!

「覚える」には、大きく3種類の意味があります。

「記憶する」「身につける・習得する」「感じる」の3つ。
 
 
 
「記憶する」とは、たとえば「円周率を20桁まで覚える」「私は人の名前を覚えるのが苦手」といった使い方をする「覚える」です。

まさに、記憶のことですね。
 
 
「身につける・習得する」とは、「柔道で新しい技を覚える」「新しい家電は使い方を覚えるのが大変だ」といった使い方をする「覚える」。

この場合は、記憶ではなく身につけることであり、「体で覚えるともいいます。
 
 
「感じる」とは、「嫌悪感を覚える」「恐怖を覚えるといった使い方をする「覚える」。

これは、感じることであり、記憶でも身につけることでもありません。

ストーカー
 

②「憶える」の意味とは!

「憶える」は、記憶すること。

そして「憶える」の方には、「身につける・習得する」「感じる」という意味はありません。
 
 
 
ですから、前項の例文の「円周率を20桁まで覚える」「私は人の名前を覚えるのが苦手」を、「円周率を20桁まで憶える」「私は人の名前を憶えるのが苦手」というように置き換えが可能。
 
 
しかし、「柔道で新しい技を覚える」「新しい家電は使い方を覚えるのが大変だ」「嫌悪感を覚える」「恐怖を覚えるを…。

「柔道で新しい技を憶える」「新しい家電は使い方を憶えるのが大変だ」「嫌悪感を憶える」「恐怖を憶えると書くのは間違いなので気を付けましょう。

ただし「家電の使い方」については、身につけるのではなく「記憶する」という意味で「憶える」を使うのは間違いではありませんよ。
 
 
 
ちなみに、「憶える」の「憶」は、「りっしんべん(心)」に「意」です。

そして、「意」は「音」に「心」。
 
 
つまり、「意」は「言葉(音)」になる前の「思い(心)」のこと。

「憶」は、「意」にさらに「りっしんべん(心)」がついて、その「思い」を「心」にとどめて忘れないという意味になりました。

ハート
 

③「覚える」と「憶える」の違いを整理!

それでは、ここで一度「覚える」と「憶える」の違いを整理します。
 
 
「覚える」と「憶える」は、どちらも記憶すること。

この部分は、共通の意味です。
 
 
ただし「覚える」には、「身につける・習得する」「感じる」という意味がありますが、この意味は「憶える」にはありません。

 

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2.「覚える」と「憶える」の辞書での意味!

続いて、辞書による「覚える」と「憶える」の意味がどうなっているのか確認していきます。
 

①「覚える」の辞書での意味!

【覚える】

①記憶する。忘れずに心にとどめおく。「そのことは―・ていない」

②学ぶ。会得する。「仕事を―」「こつを―」

③感じる。「興味を―」「悲しみを―」

[参考]①は「憶える」とも書く。

引用元:旺文社国語辞典

説明したとおりの内容です。
 

②「憶える」の辞書での意味!

なんと、「憶える」が単独で辞書に記載されていません。

前項にあるとおり、「覚える」の中に「憶えるとも書く」と記載されています。

ちなみに、ネット上の辞書にも「憶える」単独ではありませんでした。
 
 
「憶」は常用漢字表にはありますが、読み方が「オク」だけで「おぼ(える)」とは読みません。

辞書に掲載されないのは、そういった理由なのかもしれません。
 
 
ただし、常用漢字表に無いからといって、使ってはいけないということではありません。

間違いでもないですよ。

頭脳
 

3.「覚える」と「憶える」の使い方!

次に、「覚える」と「憶える」の使い方を例文で紹介します。
 

①「覚える」の使い方!

・そのタイヤをいつ購入したか覚えていますか?(記憶)

・町の理髪店の主人は当時のことを覚えている。(記憶)

・理想のフォームと打つタイミングを覚えることが大切。(習得)

・テレビ番組のあるシーンに強い違和感を覚える。(感じる)
 

②「憶える」の使い方!

・試合中のことは無我夢中で何も憶えてない。

・あの夏、僕は君とほたるを見たことを憶えている。

・やはり何らかの機会がないと、メンバーの人となりを憶えるのは難しい。

・サッカーワールドカップまでに憶えておいてほしい選手が複数いる。

サッカースタジアム
 

4.「覚える」や「憶える」には似た意味の言葉がたくさんある!

「覚える」や「憶える」には似た意味の言葉がたくさんありますよ。

下の関連記事も、覗いてみてください。

「思い出」と「記憶」の違い!わかりやすく例文で解説するよ!

「履歴」と「記録」の違い!明確な差異を徹底解説するよ!

 
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
 

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まとめ

以上が、「覚える」と「憶える」の意味の違いと使い分けについてでした。
 
 
「覚える」は、記憶すること。

ただし「覚える」には、その他に「身につける・習得する」という意味と、「感じる」という意味があります。
 
 
「憶える」は、記憶すること。

そして「憶える」の方には、「身につける・習得する」「感じる」という意味はありません。

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