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「思い出」と「記憶」の違い!わかりやすく例文で解説するよ!

更新日:

 
「思い出」と「記憶」。

この違い、まぎらわしいですよね…。
 
 
自分の頭の中では、全く意味が違うということはわかるのですが…。

では、何がどのように違うのか?となる…、説明ができない…。
 
 
 
ということで、この2つの言葉の意味を徹底的に分析してみましたよ!

本記事では、「思い出」と「記憶」の意味の違いと使い分けについて、具体例でわかりやすく解説していきます。

かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
 

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1.「思い出」と「記憶」の意味の違い!

最初に、「思い出」と「記憶」の意味の違いを簡潔にお伝えします。

「思い出」とは、過去に体験したことを心に浮かべること、また、その内容のこと。

そして「思い出」の多くは、当時の感情が伴います。

「記憶」とは、過去に体験したことや覚えたことを忘れずに心にとめておくこと、また、その内容のこと。

 
一言で表現すると、こういった違いです。

それでは、さらに詳細に紐解いていきますね。
 

①「思い出」と「記憶」の違いは感情の有無!

基本的に「思い出」も「記憶」も、忘れない物事のことです。
 
 
ですが、違いのポイントとなるのが「感情」の有無。

「思い出」には感情が伴いますが、「記憶」には感情が伴わないものも含まれます

ですから、感情が伴うものを「記憶」といっても間違いではありません。
 
 
つまり大きな「記憶」という意味があり、その中に「思い出」の意味が含まれるということ。

そのため、「思い出」のことを「記憶」と表現しても間違いではありません。
 
 
 
「感情の有無」とは、どういうことか?ですが…。

たとえば、ある日来客があって、その人が「初めまして。○○のセールスをしております山田と申します」と挨拶したとしましょう。
 
 
後日、たまたま山田さんと出会い名前を覚えていたことから、「もしかして、山田さんですよね」と話しかけました。

これは、山田さんという名前を覚えていたから呼びかけることができたのですが、これが「記憶」です。
 
 
ですが、山田さんという名前を「記憶」していましたが、その名前「山田さん」は「思い出」ではありません。

なぜなら、山田さんという前には何も感情がないから。
 
 
 
また、サッカー大会の決勝で、勝負を左右するゴールを決めて優勝したとしましょう。

本人にとっては忘れられない嬉しいシーンですが、これが「思い出」。

「嬉しい」といった感情が伴っています。
 
 
そして、ゴールを決めたシーンを「記憶」といっても間違いではありません。

サッカー
 

②「思い出」と「記憶」の違いは体験の有無!

「思い出」と「記憶」の違いのポイントはもう一つあります。
 
 
「思い出」の方は、多くが実体験

そして「記憶」は、実体験もあれば実体験ではないものも含まれます
 
 
 
たとえば、歴史の勉強で「1868年が明治元年である」ということを覚えたとしましょう。

当然ですが、1868年に生きていたわけではありませんので、体験していません。

ですから、これは「記憶」であっても「思い出」ではありません。
 
 
 
それから、自身が「2010年に結婚式」という体験をしたとしましょう。

これは、忘れることができない素晴らしい「思い出」であり、しかも「記憶」でもあります。

バージンロード
 

③「思い出」と「記憶」の違いを整理!

それでは、ここで一度「思い出」と「記憶」の違いを整理します。
 
 
過去に体験したことを心に浮かべること、また、その内容が「思い出」。

多くが、感情を伴う実体験がもとになります。
 
 
過去に体験したことや覚えたことを忘れずに心にとめておくこと、また、その内容が「記憶」。

感情の有無、実体験の有無にかかわらず、覚えていること全てが対象になります。
 

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2.「思い出」と「記憶」の辞書での意味!

続いて、辞書による「思い出」と「記憶」の意味がどうなっているのか確認していきます。
 

①「思い出」の辞書での意味!

【思い出】

・過去にあったことで、深く心に残っていることを思い浮かべること。また、その事柄。「―に残る人々」

引用元:旺文社国語辞典

まあ、説明したとおりの内容です。
 

②「記憶」の辞書での意味!

【記憶】

①経験したことを忘れず、心にとめておくこと。また、その内容。「―力」

②[心]前に受けた印象を再生させる作用。

③コンピューターで、情報を保存すること。

引用元:旺文社国語辞典

意味①の内容は説明どおりですね。

意味②は心理学用語で、意味③コンピューターに対し比喩的に使った意味。

こういった意味もありますので、一応覚えておいてください。

メモリー
 

3.「思い出」と「記憶」の使い方!

次に、「思い出」と「記憶」の使い方を例文で紹介します。
 

①「思い出」の使い方!

・10代の頃に自らデモテープを持ち込み、ステージに立った思い出のライブハウスだ。

・家族の記念写真や、青春の思い出写真などをエピソードとともに募集をしている。

・高校最後のステージで演奏したことが、思い出だ。

・カラオケに行った際に思い出の曲を披露した。
 

②「記憶」の使い方!

・人は何か文字を記憶しても、20分後にはその42%を、1時間後には56%を忘れる。

・ビニールプールを、空気ポンプで頑張って膨らませた記憶があります。

・おいしいワインの記憶を大事にしたい。

・彼の犬がいまだに記憶に残っている。

犬
 

4.「思い出」や「記憶」には似た意味の言葉がたくさんある!

「思い出」や「記憶」には似た意味の言葉がたくさんありますよ。

下の関連記事も、覗いてみてください。

「覚える」と「憶える」の使い分け!確かな違いを徹底解説!

「履歴」と「記録」の違い!明確な差異を徹底解説するよ!

 
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
 

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まとめ

以上が、「思い出」と「記憶」の意味の違いと使い分けについてでした。
 
 
「思い出」は、過去に体験したことを心に浮かべること、また、その内容のこと。

そして「思い出」の多くは、当時の感情が伴います。
 
 
「記憶」は、過去に体験したことや覚えたことを忘れずに心にとめておくこと、また、その内容のこと。
 
 
「感情」と「実体験」が違いのポイントです。

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