パソコンやスマホの普及で、手書きの機会が減った現代…。
画数の多い漢字は、なかなか手書きできるものではありません…。
その画数の多い漢字の中でも…。
「石鹸」の「鹸」という漢字は、特に難しい…。
しかもこの「鹸」という字は、形が異なる「鹼」という字も存在します…。
ややこしいですね…。
でも大丈夫!語呂合わせを使えば簡単ですよ!
ということで、本記事では「石鹸」の漢字の覚え方について、わかりやすく解説していきます。
しっかりと記憶できますので、ご期待ください!
1.「石鹸」の漢字の覚え方!
「石鹸」の「鹸」の漢字は2種類ありますが…。
最初は、簡単な「鹸」の方から解説しますね。
まずは、下の画像をご覧ください。
凄く複雑なのですが…。
漢字のパーツを分解すると、左側はカタカナの「ト」と、カタカナの「ロ」、そしてカタカナの「メ」に「点が4つ」で構成されています。
右側は、カタカナの「ヘ」に、漢数字の「一」とカタカナの「ロ」、それに漢字の「人」で構成。
これを、テンポよく語呂合わせをした文章が下です。
「石鹸は、トロ目天使ヘ一路人」
「せっけんは、とろめてんしへいちろじん」
いかがでしょうか。
単純に、「ト」「ロ」「メ」「点が4つ」「ヘ」「一」「ロ」「人」を並べました…。
簡単に意味を説明すると、「トロ目天使」が「ト」「ロ」「メ」「点が4つ」です。
つまり、「眠くてトロンとした目をした天使」のこと。
後半の「ヘ一路人」が「ヘ」「一」「ロ」「人」です。
これは、「人が一筋の道を進む」という意味。
ですから「石鹸」の漢字を書く時は、「眠そうな天使」と「一筋の道を進む人」を思い出してください。
次は、若干複雑な「鹼」の方。
下の画像をご覧ください。
この「鹼」の左側は、最初にお伝えした「鹸」と全く同じ。
ですから、左側は「ト」「ロ」「メ」「点が4つ」で構成されています。
そして、右側なのですが…。
実はこれも、「鹼」と「鹸」は凄く似ています。
「鹸」は「ヘ」「一」「ロ」「人」でしたが、「鹼」は「ヘ」「一」「ロ」「ロ」「人」「人」。
つまり、「ロ」と「人」がそれぞれ一つずつ増えただけ。
これを語呂合わせした文章が下です。
「石鹼は、トロ目天使ヘ一路路人人」
「せっけんは、とろめてんしへいちろろじんじん」
意味は、最初の「鹸」と同じです。
ただし、覚える時は少し注意が必要。
「トロ目天使」は、そのまま「眠くてトロンとした目をした天使」で同じです。
「ヘ一路路人人」は「一筋の道」ではなく、「二筋の道があり、進む人が2人それぞれの道を進んでいる」と覚えてください。
複雑な方の「石鹼」の漢字を書く時は、「眠そうな天使」と「二筋の道を進む人が、それぞれ1人ずついる」ことを思い出しましょう。
「石鹸は、トロ目天使ヘ一路人」
「せっけんは、とろめてんしへいちろじん」
「石鹼は、トロ目天使ヘ一路路人人」
「せっけんは、とろめてんしへいちろろじんじん」
2.「石鹸」の漢字の書き順を拡大した画像で!
最後は、書き順をお伝えします。
「鹸」と「鹼」、双方とも拡大した画像を用意しました。
最初は、簡単な「鹸」の画像をどうぞ。
続いて、少し複雑な「鹼」が下です。
画像にある赤い番号が書き順です。
誤りやすいところは、一画目と二画目のカタカナの「ト」の部分。
縦の棒が先ですので、気をつけてください。
あとは、4つの点の打ち方もポイント。
左上から、⑦→⑧→⑨→⑩の順番です。
まとめ
以上が、「石鹸」の漢字の覚え方についてでした。
「石鹸」の「鹸」の漢字の覚え方は以下のとおり。
「石鹸は、トロ目天使ヘ一路人」
「せっけんは、とろめてんしへいちろじん」
少し複雑な「石鹼」の方は以下のとおりです。
「石鹼は、トロ目天使ヘ一路路人人」
「せっけんは、とろめてんしへいちろろじんじん」
参考にどうぞ。