沖縄県の県庁所在地である「那覇」。
「那覇」といえば、「覇」の漢字が難しい…。
地名のため、申請書や申込書など手で書く機会が多い漢字ですので…。
しっかりと覚えておきたいところですが…。
どうやって覚えたら良いものか…。
ということで、本記事では「那覇」の漢字の覚え方について、わかりやすく解説していきます。
「語呂合わせ」を使った方法で、しっかり記憶できますよ!
ご期待ください!
1.「那覇」の漢字の覚え方!
漢字の覚え方の定番は、「何度も何度も書く!」ですが…。
時間がない時は、「語呂合わせ」で覚えましょう!
ということで、最初は「那覇」の「覇」の画像をご覧ください。
一番上に「西」のまっすぐに変形した字、その左下に「革命」の「革」という字、その右側に「月」という字で構成されています。
その「西」「革」「月」を絡めて、下の文章をつくりました。
「那覇の覇は、西で革命、月内制覇」
「なはのはは、にしでかくめい、つきないせいは」
なんとなく、物騒な文章ですが…。
一応、その内容について説明します。
沖縄県は日本の西に位置しますし、しかも那覇市は沖縄県の西側。
ということで、「西で革命」の「西」は西側の地を意味しています。
あとは、那覇と関係があるわけではありませんが、「革」という字が使われていますので「革命」という言葉を使いました。
「月内制覇」は、革命が起きると変化によって騒動が発生しますので、その期間が「ひと月」ということ。
つまり、「ひと月で革命が完了し、制覇してしまう」という意味です。
「制覇」という言葉を取り入れた理由は、「那覇」の「覇」と「制覇」の「覇」が同じ漢字だから。
それから、「覇」の漢字に含まれる「革」の字も難しいという方は、覚え方がありますよ。
「革の字は、甘いものに一は無し、口と一を串に刺す」
「かくのじは、あまいものにいちはなし、くちといちをくしにさす」
簡単に説明すると、「革」の一番上の文字が「甘」から中心にある「一」を無くした形をしています。
したがって、「甘いものに一は無し」。
「革」の下半分は、「口」があり、その下に「一」、最後はど真ん中に縦棒で串刺しにします。
つまり、「口と一を串に刺す」ということ。
最後は、「那覇」の「那」。
「覇」に比べると簡単な漢字ですが、一応語呂合わせしてみました。
「刀」という字に横棒が2本、それに右側に「おおざと」の組み合わせです。
ということで、下の文章をどうぞ。
「旦那様、刀を二つ、大里の那覇」
「だんなさま、かたなをふたつ、おおざとのなは」
意味を説明しますね。
「旦那様」の「那」は「那覇」の「那」。
「刀を二つ」は、「刀」という字に、横棒が2本入るという意味です。
「大里の那覇」の「大里」は、「那」の右側の「おおざと」のこと。
ちなみに、「大里」はよく地名に使われる言葉で、元々集落である地域によくつけられます。
そして、漢字の部首の「おおざと」も、たくさんの人が住む土地という意味。
ただし、「那」にはそういった意味はありません。
余談ですが、部首の「おおざと」は、「都」「郷」「郊」「部」といった漢字に使われます。
「都」は「都会」「都市」、「郷」は「故郷」「郷里」、「郊」は「郊外」「近郊」、「部」は「部落」といった使い方をしますが…全て居住地に関係していますよね。
また、「こざと」と「おおざと」はどちらも漢字の部首で、名称が違うのになぜか全く同じ形。
なぜ名称が違うのか…??
実は、左側にあれば「こざと」、右側にあれば「おおざと」なのです…。
「那覇の覇は、西で革命、月内制覇」
「なはのはは、にしでかくめい、つきないせいは」
「革の字は、甘いものに一は無し、口と一を串に刺す」
「かくのじは、あまいものにいちはなし、くちといちをくしにさす」
「旦那様、刀を二つ、大里の那覇」
「だんなさま、かたなをふたつ、おおざとのなは」
2.「那覇」の漢字の書き順を拡大した画像で!
続いて、「那覇」の漢字の書き順をお伝えしますね。
正確な書き順を身につけておくと…手で書くところを他人に見られても安心です。
ということで、下の「那」の画像をどうぞ。
続いて、「覇」の画像。
赤い番号が書く順番。
多くの漢字は、上から下へ、そして左から右へと筆を進めます。
「那覇」も、だいたいはそのとおりですね。
残念ながら、書き順についてはこの画像を参考してもらって、何度も書いて覚えるしかありません…。
根気強く練習しましょう。
まとめ
以上が、「那覇」の漢字の覚え方についてでした。
覚え方は、以下のとおりです。
「那覇の覇は、西で革命、月内制覇」
「なはのはは、にしでかくめい、つきないせいは」
「革の字は、甘いものに一は無し、口と一を串に刺す」
「かくのじは、あまいものにいちはなし、くちといちをくしにさす」
「旦那様、刀を二つ、大里の那覇」
「だんなさま、かたなをふたつ、おおざとのなは」
ぜひ、参考にしてください。