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「不況」と「恐慌」の違い!わかりやすく徹底解説するよ!

更新日:

 
「不況」と「恐慌」。

こういった言葉をきくと、倒産や失業といった言葉を連想します。

思えば平成以降、ずーっとこんな状態だったのでは…。
 
 
ところで、この「不況」と「恐慌」では何が違うのだろう…。

同じではない???
 
 
 
ということで、この2つの言葉の意味を徹底的に分析してみましたよ!

やはり、「不況」と「恐慌」では確かな違いがありました!
 
 
本記事では、「不況」と「恐慌」の意味の違いと使い分けについて、わかりやすく解説していきます。

かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
 

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1.「不況」と「恐慌」の意味の違い!

最初に、「不況」と「恐慌」の意味の違いを簡潔にお伝えします。

「不況」とは、景気が悪いこと。

「恐慌」とは、景気が急激に悪化し、混乱状態になること。

 
一言で表現すると、こういった違いです。

それでは、さらに詳細に紐解いていきますね。
 

①「不況」の意味とは!

「不況」は、景気が悪いこと。

「恐慌」は景気が急激に悪化することですが、「不況」はそれよりも緩く単に「景気が悪い」ということです。

具体的には、「賃金」「物価」「株価」などの低下といったもの。
 
 
 
たとえば、「物価」が下がるということは、買い物をすると商品が安く購入できるのですが、その結果販売する会社は儲けが少なくなります。

販売する会社の儲けが少なくなると、従業員の給料が下がる…。
 
 
給料が下がることで買い物を控えるのですが、そうすることで商品が売れにくくなります。

商品が売れにくいので、販売する会社は価格を安くするといった無限ループ状態に。

それに加え、会社の儲けが少なくなることでその会社の株価も下がります。
 
 
なんとなく、泥沼にはまっていくような嫌な感じですよね…。

しかも、この無限ループにより企業の倒産や失業者が増えていきますが、こういった状態が「不況」です。

失業
 

②「恐慌」の意味とは!

「恐慌」は、景気が急激に悪化し、混乱状態になること。

要するに、前項で説明した「不況」の状態が急激に悪化していくことです。
 
 
株価が暴落、企業の倒産も相次ぎ、急激に失業者が増加することで混乱状態に。

しかも、恐ろしいのは、こういった状態がドミノ倒しのように広がっていくのです。

世界中に広がった、1929年から始まった世界恐慌は有名。
 
 
 
仕事がない…、お金もない…といった状態は、多くの人々の不満がふくらむ結果に。

その不満が鬱積し、大きなうねりとなって、最悪は戦争につながっていくことも…。

そのため、その国の政府は悪化した景気を回復させようと、様々な対策を行います。

官邸
 

③「不況」と「恐慌」の違いを整理!

それでは、ここで一度「不況」と「恐慌」の違いを整理します。
 
 
景気が悪いことが「不況」。

「賃金」「物価」「株価」が低下、「倒産」「失業」が増加した状態です。
 
 
景気が急激に悪化し、混乱状態になるのが「恐慌」。

「賃金」「物価」「株価」が急激に低下、「倒産」「失業」が急激に増加することです。
 

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2.「不況」と「恐慌」の辞書での意味!

続いて、辞書による「不況」と「恐慌」の意味がどうなっているのか確認していきます。
 

①「不況」の辞書での意味!

【不況】

・景気の悪いこと。不景気。↔好況

引用元:旺文社国語辞典

説明したとおりの内容です。
 

②「恐慌」の辞書での意味!

【恐慌】

①恐れあわてること。「―をきたす」

②[経]景気の急激な下降局面を指す語。価格の暴落・失業者の増大・企業の倒産・銀行の支払い不能などが生じる混乱状態。一九二九年の世界大恐慌は有名。パニック。「金融―」

引用元:旺文社国語辞典

意味が2つありますが、意味②は説明どおりの内容です。

意味①は説明しませんでしたが、「恐れあわてる」という意味もありますので一応覚えておいてください。

「恐れ」「慌てる」で、「恐慌」です。

遅刻
 

3.「不況」と「恐慌」の使い方!

次に、「不況」と「恐慌」の使い方を例文で紹介します。
 

①「不況」の使い方!

・通信業界の不況によりケーブルの販売が低迷していることに対応する。

・今は出版不況といわれる中において、あえて新しく本屋さんを開店する。

・こんな不況の時には就活生の間で公務員人気が高まるというのが、これまでの定説。

・音楽CDの販売数が年々減少するなど音楽不況が叫ばれる。
 

②「恐慌」の使い方!

・大増税恐慌で国民貧民化したのが原因で新車が売れない。

・地震の1週間後には震災手形が不良債権化して、昭和金融恐慌が起きます。

・リーマンショックを超え、1930年代の大恐慌に匹敵すると言われている。

・外出抑制は、失業率の増加や賃金低下となり、世界恐慌以来の不景気になるのでは?

失業
 

4.「不況」や「恐慌」には似た意味の言葉がたくさんある!

「不況」や「恐慌」には似た意味の言葉がたくさんありますよ。

下の関連記事も、覗いてみてください。

「景気」と「景況」の違い!微妙な差をわかりやすく解説!

「市場」と「市況」の違い!例文でわかりやすく解説するよ!

 
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
 

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まとめ

以上が、「不況」と「恐慌」の意味の違いと使い分けについてでした。
 
 
「不況」は、景気が悪いこと。

「恐慌」は、景気が急激に悪化し、混乱状態になること。
 
 
景気の悪化は様々な物事に起因しますが、大地震などの災害が原因となることもあります。

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