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「検知」と「検出」の違いを解説!実は微妙な差があったよ!

更新日:

 
「検知」と「検出」。

あらためて並べてみると、何が違うのだろう…。
 
 
ガス漏れを知らせてくれるのは、検知器」だっけ?それとも検出器」だっけ…??

なんかどっちもありそうな…。
 
 
 
ということで、この2つの言葉の意味を徹底的に分析してみましたよ!

実は、「検知」と「検出」には微妙な違いがありました!
 
 
本記事では、「検知」と「検出」の意味の違いと使い分けについて、具体例でわかりやすく解説していきます。

かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
 

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1.「検知」と「検出」の意味の違い!

最初に、「検知」と「検出」の意味の違いを簡潔にお伝えします。

「検知」とは、物質・成分・異常・故障などの有無を知ること。

「検出」とは、物質・成分・異常・故障などを調べて見つけ出すこと。

 
一言で表現すると、こういった違いです。

それでは、さらに詳細に紐解いていきますね。
 

①「検知」の意味とは!

「検知」は、物質・成分・異常・故障などの有無を知ること。
 
 
意味のポイントとなるのが、「有無」と「知る」という部分。

つまりは、「有るのか?」それとも「無いのか?」ということを、「知る」のが「検知」です。
 
 
 
たとえば、「煙検知器」というものがありますが。

これは、煙が発生すると装置が「煙が有る」ということを「知り」、警報によって人に「知らせて」くれます。

その警報音で、人は煙が発生していることを「知り」早急な避難が可能となるシステム。
 
 
「検出」は「見つけ出す」ことなので、積極的にさがしに行くイメージなのですが、「検知」はそこまで積極的ではありません。

さがしに行くことはせずに、その場で待機して有ったら知らせるイメージですね。
 
 
 
他には、「ガス漏れを検知する」「コンピューターウイルスを検知する」「エンジンの異常を検知する」といった使い方をします。

いずれも、積極的にさがしに行くのではなく、「ガスが」「ウイルスが」「異常が」有ったら知らせてくれるイメージ。

エラー
 

②「検出」の意味とは!

「検出」は、物質・成分・異常・故障などを調べて見つけ出すこと。
 
 
意味のポイントが、「調べて」と「見つけ出す」という部分。

前項でも触れましたが、その場に待機して知るだけの「検知」に対し、積極的に「調べ」にいきさらに「見つけ出す」のです。
 
 
「見つけ出す」ことなので、「見つける」だけではありませんよ。

そこから「出す」のです。
 
 
 
たとえば、「食材からサルモネラ菌が検出された」といった使い方をします。

この場合は、食材を「調べて」、サルモネラ菌を食材の中から「見つけ」、しかもそれを「出した」ということ。

ただ有無を知るだけの「検知」より、さらにハイレベルな仕事をしています。
 
 
 
他には、「コップについた指紋を検出する」「毛髪からヒ素が検出される」「生産ラインで不良品を検出するシステム」といった使い方も。

全て積極的に「調べ」にいき、「見つけて」しかもそれを「出す」というイメージです。

顕微鏡
 

③「検知」と「検出」の違いを整理!

それでは、ここで一度「検知」と「検出」の違いを整理します。
 
 
物質・成分・異常・故障などの有無を知ることが「検知」。

そして、物質・成分・異常・故障などを調べて見つけ出すことが「検出」。
 
 
ただ有無を知るだけの「検知」にくらべ、調べて見つけ出す「検出」の方が高度といえます。

 

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2.「検知」と「検出」の辞書での意味!

続いて、辞書による「検知」と「検出」の意味がどうなっているのか確認していきます。
 

①「検知」の辞書での意味!

【検知】

・機器などを使って検査して、ものの有無や量、また故障などを知ること。「ガス―器」

引用元:旺文社国語辞典

「量」についての説明をしませんでしたが、ガスなどの量や濃度、あと温度などが当てはまります。

一定の「量」「濃度」「温度」を知るということ。
 

②「検出」の辞書での意味!

【検出】

・ある物の中に混在している物質や成分などを調べて見つけ出すこと。「毒物を―する」

引用元:旺文社国語辞典

「物質」「成分」しか記載されていませんが、まあ説明したとおりの内容です。

検査キット
 

3.「検知」と「検出」の使い方!

次に、「検知」と「検出」の使い方を例文で紹介します。
 

①「検知」の使い方!

・出入り口に設置された体温やマスク着用の有無を自動検知できるカメラの前に立つ。

・温泉施設での換気対策やガス検知器の設置などを義務付けた。

・ネットワークへの不正アクセスや、医療データの異常値をAIで検知する。

・ドライバーが急病により運転できない状態を検知し、車を緊急停止させるシステム。
 

②「検出」の使い方!

・ウイルスを患者の検体から15~30分で検出する「抗原検査」が実施可能になる。

・水道水から有機フッ素化合物が高濃度で検出された。

・AI判定システムを構築し、故障予兆の検出精度を高める。

・ニュース記事などオンライン上のテキストコンテンツの不正コピーを検出する。

ネット犯罪
 

4.「検知」や「検出」には似た意味の言葉がたくさんある!

「検知」や「検出」には似た意味の言葉がたくさんありますよ。

下の関連記事も、覗いてみてください。

「発掘」と「発見」の違いを解説!やはり確かな差があったよ!

「発覚」と「判明」の違いを解説!実は確かな差があったよ!

「解明」と「解析」の違い!確かな差をわかりやすく解説!

 
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
 

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まとめ

以上が、「検知」と「検出」の意味の違いと使い分けについてでした。
 
 
「検知」は、物質・成分・異常・故障などの有無を知ること。

「検出」は、物質・成分・異常・故障などを調べて見つけ出すこと。
 
 
「有無を知る」と「調べて見つけ出す」ということで、意味には微妙な違いがあります。

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