仕事や実験などで使われる「現象」という言葉。
「自然界や人間界に形をとって現れるもの」という意味。
つまりは、「人間が知覚することのできるすべての物事」という意味です。
では、この「現象」、どのような場面でどのように使うべきなのか?
ということで、「現象」の使い方を例文で紹介していきます。
特に、簡単な短文でわかりやすく紹介しますので、ご期待ください。
1.「現象」の例文を簡単な短文で!
・世界でも有数の透明度を誇る、鹿児島県奄美大島の海で不思議な現象が発見された。海底30mにミステリーサークルのような不可思議な模様。
・UFO、科学、古代文明など、現代の科学では説明不可能な世界の超常現象の調査に挑むというのがこの番組のコンセプトです。
・若者の結婚や恋愛事情に共通点の多い両国。日本特有の現象とされていた「草食男子」の比率は今や韓国の方が多く、「非モテ」のコミュニティまである。
・恩原湖では年によっては凍り付いた湖面に渦巻き状の模様が浮かび上がる珍しい自然現象、「氷紋」を見ることができますが今シーズンはまだ確認されていません。
・台風9号に向かって吹き込む風がフェーン現象を引き起こし、北陸など日本海側で記録的な暑さになっています。
・日本には長時間労働の文化がある。これは1960年代から言われていたことで、新しい現象ではない。
・賃貸マンションにて、内見をして気に入った部屋に引っ越した矢先、万が一心霊現象に遭遇してしまったら、どうしたらいいの?
・真実は不明だが、不可解な現象の映り込みや撮影中の怪奇エピソードなども、 ホラー映画の楽しみのひとつ。
・月が地球に接近し明るく輝いて見える「スーパームーン」と呼ばれる現象の際、干満の差が大きくなることで海岸の地形の変化に影響を与えていることが、確認されました。
・中国の生活者はこうした社会環境の潮目の変化を迎えつつも、幅広い年代で若者と同じように生活を楽しむ熱であふれる「若者化」といった現象が見られるようになりました。
・1995~96年に放送されて社会現象を巻き起こしたテレビアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」を再構築し、4部作で新たな物語を描く「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズ。
・ラニーニャ現象とは太平洋赤道域の中央から南米ペルー沖にかけての海面水温が平年より低くなることで、世界的な異常気象を引き起こすことで知られています。
2.「現象」の類義語!
続いて、「現象」と似た意味の言葉を紹介します。
まずは、「物象」。
「物象」は「ぶっしょう」と読みます。
意味は、「物の形。また、自然の姿」とい意味。
「現象」は「物事」でしたが、「物象」は「物」です。
その他は、以下のとおり。
「出来事」
「時事」
「事象」
「事態」
「実勢」
「実像」
などがあります。
まとめ
以上が、「現象」の例文についてでした。
参考にしてください。
「現象」の「現」は「あらわれる」という意味。
「出現する」の「現」です。
ですから、ある物事が形となって現れる時に「現象」という言葉が使われます。