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「阻止」と「防止」の違いを解説!実は確かな差があったよ!

更新日:

 
「阻止」と「防止」。

こうして2つ並べてみると…、似ていますよね…。

といいますか…、同じ意味なのでは?と思ってしまいます。
 
 
でも、よく考えてみるとサッカーで「シュートを阻止とはいいますが、「シュートを防止となると何となく変です…。

また、「事故防止とはいいますが、「事故阻止となると違和感が…。

ということは、「阻止」と「防止」には違いがあるということか…???
 
 
 
そんなわけで、この2つの言葉の意味を徹底的に分析してみましたよ!

やはり、「阻止」と「防止」には決定的な違いがありました!
 
 
本記事では、「阻止」と「防止」の意味の違いと使い分けについて、具体例でわかりやすく解説していきます。

かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
 

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1.「阻止」と「防止」の意味の違い!

最初に、「阻止」と「防止」の意味の違いを簡潔にお伝えします。

「阻止」とは、さまたげてとめること。

「防止」とは、ふせいでとめること。

 
一言で表現すると、こういった違いです。

それでは、さらに詳細に紐解いていきますね。
 

①「阻止」の意味とは!

「阻止」は、さまたげてとめること。

「防止」はふせいでとめるですが、「阻止」はさまたげてとめる。

「ふせぐ」は漢字で「防ぐ」、つまり「防止」の「防」。

「さまたげる」は漢字で「妨げる」ですから、「防」とは違います。
 
 
 
では、「妨げる」とはどういう意味か?ですよね。

「妨げる」とは、「妨害」という言葉にも「妨」が使われているとおり、「じゃまをする」という意味です。

つまり、じゃまをしたり、妨害してくい止めるのが「阻止」ということ。
 
 
 
たとえば、サッカーの試合で「相手のシュートを阻止する」といった使い方をします。

これはつまり、相手のシュートをじゃまして得点を許さないということ。

具体的には、相手のシュートコースに体を入れたり、シュートを打つ選手に体を入れてシュートの精度を落とすということです。
 
 
 
「妨害」「じゃま」をしてくい止めるのが「阻止」ということ。

サッカー
 

②「防止」の意味とは!

「防止」は、ふせいでとめること。

「防止」は「ふせぐ」ことであり、「さまたげる」ことではありません。

「防ぐ」とは、侵入や攻撃などを抑える、さえぎるということ、また、あってはほしくないようなことを起きないようにすること。
 
 
たとえば、「窓を閉めて風雨を防ぐ」といった使い方をしますが、これは窓で風雨をさえぎるということです。

要するに、「抑える」「さえぎる」「起きないようにする」という手段でくい止めるのが「防止」ですね。
 
 
 
具体的には、「騒音を防止する」ということであれば、窓や防音壁でさえぎるといった対策があります。

また、騒音そのものを小さくするといった手段もありますが、これは音を抑えるということ。

騒音をさえぎったり、抑えたりしてくい止めるのが「騒音を防止する」ということです。
 
 
 
その他には、「交通事故を防止する」といった使い方もします。

これは、安全確認の徹底や、制限速度を守るといった対策で、交通事故が起きないようにするということ。

この場合は「抑える」「さえぎる」ではなく、「起きないようにする」です。
 
 
 
「抑える」「さえぎる」「起きないようにする」といった方法でくい止めるのが「防止」です。

道路標識
 

③「阻止」と「防止」の違いを整理!

それでは、ここで一度「阻止」と「防止」の違いを整理します。
 
 
さまたげてとめるのが「阻止」。

「妨害」や「じゃまをする」ことでくい止めます。
 
 
ふせいでとめるのが「防止」。

「抑える」「さえぎる」「起きないようにする」といった方法でくい止めます。
 

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2.「阻止」と「防止」の辞書での意味!

続いて、辞書による「阻止」と「防止」の意味がどうなっているのか確認していきます。
 

①「阻止」の辞書での意味!

【阻止】

・さまたげてくいとめること。「入場を―する」

引用元:旺文社国語辞典

説明したとおりの内容です。
 

②「防止」の辞書での意味!

【防止】

・防ぎ止めること。「事故―」

引用元:旺文社国語辞典

説明どおりですね。

交通事故
 

3.「阻止」と「防止」の使い方!

次に、「阻止」と「防止」の使い方を例文で紹介します。
 

①「阻止」の使い方!

・タイヤの空気を抜いて運搬を阻止したということで警察が捜査する。

・少年の登校をゴールデンレトリバーの子犬が阻止する映像がSNSで話題。

・少年非行を阻止するために、人々と関わり信頼関係を構築する。

・隕石の地球落下を阻止する方法はあるのだろうか?
 

②「防止」の使い方!

・北海道知事と札幌市長が感染の拡大防止と今後の対応などについて会談した。

・世界的に類を見ないという落下物防止対策基準を制定した。

・登山計画書の作成と提出は、遭難防止の第一歩です。

・むくみを防止してくれる靴下の効果はどの程度なのか?

冷え性
 

4.「阻止」や「防止」には似た意味の言葉がたくさんある!

「阻止」や「防止」には似た意味の言葉がたくさんありますよ。

下の関連記事も、覗いてみてください。

「停止」と「中止」の違いを解説!やはり確かな差があったよ!

「停止」と「休止」の違いを解説!実は明確な差があったよ!

 
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
 

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まとめ

以上が、「阻止」と「防止」の意味の違いと使い分けについてでした。
 
 
「阻止」は、さまたげてとめること。

「防止」は、ふせいでとめること。
 
 
どちらも「くい止める」ことですが、「妨げる」と「防ぐ」の違いです。

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