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「伝説」と「伝承」の違いを解説!やはり明確な差があったよ!

更新日:

 
「伝説」と「伝承」。

似ています…。

「つたえる」の「伝」という字が共通点…。
 
 
しかし、「技術の伝承」とはいいますが、「技術の伝説」とはいいません…。

ということは、「伝説」と「伝承」には違いがあるということか…??
 
 
 
そんなわけで、この2つの言葉の意味を徹底的に分析してみましたよ!

やはり、「伝説」と「伝承」には明確な違いがありました!
 
 
本記事では、「伝説」と「伝承」の意味の違いと使い分けについて、わかりやすく解説していきます。

かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
 

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1.「伝説」と「伝承」の意味の違い!

最初に、「伝説」と「伝承」の意味の違いを簡潔にお伝えします。

「伝説」とは、人々に語り伝えられてきた話のこと。

「伝承」とは、受け継いで伝えること。

 
一言で表現すると、こういった違いです。

それでは、さらに詳細に紐解いていきますね。
 

①「伝説」の意味とは!

「伝説」は、人々に語り伝えられてきた話のこと。
 
 
特定の時期、特定の人物、特定の場所で起きたと言われている物事、その昔からの言い伝えのことです。

ポイントは「伝える」という行為ではなく、昔から伝わってきた「話」ということ。

話の内容そのものが「伝説」です。
 
 
 
そうなると、「昔話」や「ものがたり」も「伝説」なのか?といった疑問がうまれると思いますが…。

「ものがたり」や「昔話」は、厳密には「伝説」ではありません…。

「ものがたり」や「昔話」も「伝説」と同じように扱われることもあるのですが、細かく判別すると別物です。
 
 
「ものがたり」や「昔話」は時期や場所などが曖昧な場合が多く、どちらかといえば真実性も希薄。

「伝説」の方は、時期や人物、場所といったものが比較的ハッキリしており、「ものがたり」や「昔話」と比較して真実性が高まります。
 
 
ただし、「伝説」の中にも超常現象的な信じがたいようなものがあるのも事実。

ですから、「信じられないが、もしかしたら本当かも…」といったレベルといってもよいでしょう。

神社
 

②「伝承」の意味とは!

「伝承」とは、受け継いで伝えること。
 
 
「伝説」は「伝える話」のことでしたが、「伝承」は「受け継ぐ」「伝える」という行為のことです。

具体的には、「技術」「風習」「信仰」「伝説」などを、受け継いで後世に伝えていくのが「伝承」
 
 
 
一例をあげると、世界に誇れる「日本刀」があります。

「日本刀」は、素人が真似してつくれるものではありません。

長い時間をかけて、師から教わって初めて「日本刀」をつくることが可能になります。

こういった、昔々から伝わってきた日本刀をつくる技術、これを受け継ぎ後世に伝えることが「伝承」ということ。
 
 
 
ちなみに、受け継ぎ伝えるものの中に「伝説」も含まれますので、「伝説を伝承する」という言葉が成り立つのです。

ただし、気をつけなくていけないことがありますよ。
 
 
基本的に「受け継ぐ」「伝える」ことが「伝承」なのですが、まれに、その伝える「もの」を「伝承」と呼ぶ場合もあります。

そうなると、「伝説」が「伝承」と同じ意味となってしまう場合もありますので、気をつけましょう。

ただ、これはマレです。

鍛冶屋
 

③「伝説」と「伝承」の違いを整理!

それでは、ここで一度「伝説」と「伝承」の意味の違いを整理します。
 
 
人々に語り伝えられてきた話が「伝説」。

受け継いで伝えるのが「伝承」。
 
 
言い伝えを受け継ぎ伝えると、「伝説」を「伝承」することになります。

 

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2.「伝説」と「伝承」の辞書での意味!

続いて、辞書による「伝説」と「伝承」の意味がどうなっているのか確認していきます。
 

①「伝説」の辞書での意味!

【伝説】

・特定の人や物事と結びつけて、昔から人々に語り伝えられてきた話。言い伝え。「義経―」

引用元:旺文社国語辞典

説明したとおりの内容です。
 

②「伝承」の辞書での意味!

【伝承】

・風習・信仰・伝説などを受け継いで伝えること。また、その伝えられた事柄。「民間―」

引用元:旺文社国語辞典

説明どおりですね。

祭り
 

3.「伝説」と「伝承」の使い方!

最後に、「伝説」と「伝承」の使い方を例文で紹介します。
 

①「伝説」の使い方!

・バイクファンらの間で伝説的人気となっているカワサキ「GPZ900Rニンジャ」。

・医師があきらめるほどの重傷を負っても屈しない、伝説の軍人が存在した。

・10世紀以上続く平将門の怨念伝説

・富士の樹海には、ある種の伝説的な暗部を含んだ意味の2つの側面がある。
 

②「伝承」の使い方!

・データ解析で得られる製造ノウハウを若手への技能伝承に活用する。

伝承の民謡を歌うことで民族の一体感を維持した歴史を持つ。

・過去の工芸技術の伝承・復興などが行なわれている。

・職人が70歳を超えてしまっていて伝承する時間が足りない。
 

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まとめ

以上が、「伝説」と「伝承」の意味の違いと使い分けについてでした。
 
 
「伝説」は、人々に語り伝えられてきた話のこと。

「伝説」としての話は、昔話やものがたりとは違います。
 
 
「伝承」は、受け継いで伝えること。

「伝承」で伝えるものは、「技術」「風習」「信仰」「伝説」などです。

「伝説」と「伝承」の意味の違いを説明しましたが、「伝承」と似た意味の言葉で「継承」があります。

「伝承」と「継承」も、同じようで実は微妙に違いますよ!

もしよかったら、下の関連記事をご覧ください。

「継承」と「伝承」の違いを解説!実は意外な差があったよ!

 

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