数学記号には様々な種類がありますが…。
数学記号の中に、「よって」「故に」「したがって」という意味の記号があります。
3つの点が三角形をかたどった記号。
それが、下のとおり。
また、この記号を逆さまにした逆三角形の記号もあります。
それが下の記号で、意味は「なぜならば」。
数値や「A」と「B」、「X」と「Y」の関係を表現する場合は、こういった記号が使われます。
ところで、この記号は手で書く場合は簡単なのですが…。
問題となるのが、パソコンに表示させたい時…。
どうやって出すの?
ということで、こういった記号の出し方を徹底的に調べてみました。
本記事では、「よって」記号などをパソコンに表示させる方法について、わかりやすく解説していきます。
かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
1.「よって」記号の出し方!変換で出せるよ!
「よって」記号と「なぜならば」記号は、ともに変換によって出すことができます。
「よって」記号の場合は、「ゆえに」と打ってから「変換」キーを押してみてください。
この操作で、「よって」記号が候補になります。
「なぜならば」記号の方は、その名のとおり「なぜならば」という言葉で変換が可能。
これで、「なぜならば」記号が候補になりますよ。
また、これらの記号は「きごう」や「すうがく」という言葉でも変換できます。
「きごう」「すうがく」で変換した場合は、「よって」「なぜならば」両方とも候補に。
ただし、「きごう」「すうがく」で変換すると、候補となる漢字や記号が多過ぎて結構大変です…。
時間に余裕がある時などに、試してみてください。
2.「よって」記号の出し方!文字コードで!
「よって」記号や「なぜならば」記号の出し方は他にもあります。
それは、「文字コード」を使う方法。
ただし、この方法は変換に比べたらやや面倒で、実用的とはいえません。
実用的ではないのですが、将来、旧字などの出し方に困った時のために覚えておくと役立ちますよ。
それでは、文字コードの使い方を説明します。
最初に、「よって」記号と「なぜならば」記号の文字コードを紹介しますね。
「よって」の方が「2234」で、「なぜならば」の方が「2235」。
そして、このコードをどうするのか、ですが…。
たとえば「よって」記号であれば、ワードやエクセルなどに「2234」と打ち込み、そのままの状態でキーボードの「F5」のボタンを押してください。
これだけで、「よって」記号が候補として出てきます。
ちなみに、「2234」と打った後は、「F5」キーの前に「Enter」キーを押してはいけません。
「2234」と打った後は、変換可能な状態を保ったまま「F5」を押してください。
ですから、変換ができない「直接入力」ではなく、「全角英数」などの設定で打ちましょう。
まとめ
以上が、「よって」記号などをパソコンに表示させる方法についてでした。
「よって」記号は「ゆえに」で、「なぜならば」記号は「なぜならば」で変換することができます。
それから、少し大変ですが…「きごう」「すうがく」でも変換が可能。
あとは、「文字コード」を使う表示方法もありますので、いざという時のために覚えておいてください。