時々使われる「衝動に駆られる」という言葉。
「理屈ぬきに、何かの欲求を強く感じること。急かされるような衝動をおぼえること」という意味です。
では、この「衝動に駆られる」、どのような場面でどのように使うべきなのか?
ということで、「衝動に駆られる」の使い方を例文で紹介していきます。
特に、簡単な短い文でわかりやすく紹介しますので、ご期待ください。
1.「衝動に駆られる」の例文を簡単な短い文で!
・初めてアヒージョを食べたときは、あまりの美味しさにこの油を飲みたい衝動に駆られた。この妙においしい油を誰よりも味わいたくてお代わりをした。
・恋が終わったときのこと。「あーーー!」と叫びたくなる衝動に駆られた人もいれば、「なんであのとき……」と過去を省みた人もいただろう。
・日本の米はやはり美味しい。米が食べたい! という衝動に駆られ、ついついダイエットは明日から…なんてことありませんか。
・その湖岸の家からしてガラス張りの独創的デザインで、思わず生活してみたい衝動に駆られてしまう。建築物に魅せられる作品だと、よくわかるのだ。
・彼がヘタフェでプレーしているのを見ていると、ボールを奪って何かをしようという衝動に駆られているようには見えない。久保は今季、最悪の試合運びをした。
・時々息苦しくなってマスクを外したい衝動に駆られるのだが、周囲を見渡すと、見事に皆さん、マスクをつけたままスマホと対峙したり読書をしたりしておられるので感服。
・お土産を見ただけでワクワクしてしまい、ほかの地域のセットも片っ端から買ってみたい衝動に駆られてしまうほど。冷静にならなくてはと、自分に言い聞かせながらの購入です。
・突如、友人から予想外のクリスマスプレゼントをもらった。思わず箱から出して早く直に拝みたいという衝動に駆られる。
・素晴らしい作品でした。ただ、やはりこの感動を劇場で、キャスト陣に拍手で伝えたい!という衝動に駆られたのは正直な感想です。
・大脳辺縁系は、自分では抑えられない感情を沸き立たせる働きがある。よくわからないけどイライラする、腹が立つ、こうした衝動に駆られるのは、思春期特有の脳の発達が関係している。
2.「衝動に駆られる」の類義語!
続いて、「衝動に駆られる」と似た意味の言葉を紹介します。
まずは、「突き動かされる」。
「突き動かされる」は、外からの刺激によってそうしたいという気持ちになること。
「衝動に駆られる」は、外の刺激かどうかは関係ありません。
その他は、以下のとおり。
「急き立てられる」
「追い立てられる」
「駆り立てられる」
「掻き立てられる」
「煽られる」
などがあります。
まとめ
以上が、「衝動に駆られる」の例文についてでした。
参考にしてください。
ちなみに「衝動」とは、「動作または行為を行おうとする抑えにくい内部的な欲求」という意味と「外から強い力や刺激を受けて心を動かすこと」という2つの意味があります。
「駆られる」とは、「ある激しい感情に動かされる」という意味です。