「非番」と「休日」。
これ!同じ意味だと思っていませんか??
ちょっと待った!
信じられないかもしれませんが!
実は、「非番」と「休日」では意味が異なりますよ!!
本記事では、「非番」と「休日」の意味の違いと使い分けについて、わかりやすく解説していきます。
ガッツリと深掘りしましたので、ご期待ください!
1.「非番」と「休日」の意味の違い!
最初に、「非番」と「休日」の意味の違いを端的にお伝えします。
「休日」とは、仕事・学校・活動などが休みとなる日のこと。
一言であらわすと、こういった違いです。
それでは、さらに詳しく深掘りしていきますね。
①「非番」の意味とは!
「非番」は、交替勤務の職場での、勤務が当たっていない時間帯のことです。
「休日」は「丸一日」が対象ですが、「非番」は「時間帯」が対象。
さらに「非番」の場合は、その時間帯に必ず勤務者である「当番」が存在します。
つまり、その会社では「非番」の人と「当番」の人が入れ替わっているということ。
交替勤務ですので、必ず「当番」がいるのですね。
したがって、「当番」が存在しない会社や学校のお休みなどを「非番」とはいいません。
「時間帯」が対象であることと「当番」の存在が「非番」の意味のポイントです。
「非番」を使う際は気をつけてくださいね。
②「休日」の意味とは!
「休日」は、仕事・学校・活動などが休みとなる日のことです。
「丸一日」が対象ですので、たとえば「午前勤務で午後からお休み」といったケースは「休日」とはいいません。
それから、「非番」には必ず「当番」が存在しますが、「休日」の場合は「当番」の有無は関係ないです。
ですから、交替勤務で丸一日「非番」の場合は「休日」といっても間違いではありません。
この場合は、「休日」と「非番」の意味が重なることになります。
交替勤務のない会社や学校の場合は「非番」ではなく、「休日」を使うのが適切。
2.「非番」と「休日」の辞書での意味!
一応、「非番」と「休日」の意味が、辞書ではどうなっているのかをお伝えします。
①「非番」の辞書での意味!
【非番】
・交替でする仕事で、当番に当たっていないこと。また、その人。↔当番
引用元:旺文社国語辞典
まあ説明したとおりですね。
②「休日」の辞書での意味!
【休日】
・仕事や学校が休みの日。
引用元:旺文社国語辞典
細かい説明がありませんが、「休みの日」ということで説明どおりではないでしょうか。
まとめ
以上が、「非番」と「休日」の意味の違いと使い分けについてでした。
「非番」は、交替勤務の職場で、勤務が当たっていない時間帯のこと。
「休日」は、丸一日休みとなる日のこと。
「非番」は勤務がない時間帯を指しますが、「休日」は丸一日が対象になります。
また、「非番」は必ず「当番」が存在しますが、「休日」は「当番」の有無は関係ありません。