通貨の単位の一つに、「サンチーム」というものがあります。
この「サンチーム」とは、スイスなどで使われる「フラン」の補助通貨で、100サンチームが1フランといった関係。
つまり、アメリカの「ドル」に対する「セント」のようなものです。
昔は、フランスやベルギーなどでも使われていましたが、現在は「ユーロ」が使われているため「フラン」や「サンチーム」は廃止されました。
そして、その「サンチーム」を表す記号が下。
本来、「サンチーム」の通貨記号は「c」なのですが…。
日本国内では、カタカナで「サンチーム」の組文字で表現されることが多いようです。
カタカナはいいとして…。
この組文字の記号、どうやってパソコンやスマホに出すの??
ということで、こういった記号の出し方を徹底的に調べてみました。
本記事では、「サンチーム」記号をパソコンなどに表示させる方法について、わかりやすく解説していきます。
かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
1.「サンチーム」記号の出し方!iphoneも可能なの?
「サンチーム」記号は、変換によって表示させることができます。
パソコンの場合は、「さんちーむ」で変換してください。
ちなみに、こういった組文字型の記号は「どる」「せんと」「ふらん」で変換してもそれぞれ同様に表示させることができます。
問題は、iphoneなどのスマホの場合…。
残念ながら、iphoneとandroidともに、「さんちーむ」で変換しても表示させることができません…。
色々と調べながら試してみましたが、スマホで組文字の「サンチーム」記号を表示させるのは無理のようです。
ですから、スマホの場合は世界で通用する「c」を使ってください。
ローマ字の「シー」です。
この「c」の通貨記号なのですが、実は「オーストラリアドル」や「ニュージーランドドル」に対する「セント」も同じ「c」。
ですから、余白部分を活用し注釈を付けて、「c=サンチーム」と表記しておくとわかりやすいと思います。
2.「サンチーム」記号は文字コードで!
パソコン限定ではありますが、変換以外に「文字コード」を使った表示方法もあります。
この方法は、「文字コード」をメモしておく必要があり、変換に比べてやや面倒なのですが…。
「文字コード」の使い方を覚えておくと、出せなくてギブアップしそうになる「旧字」や「マーク」などに応用できますよ。
ということで、使い方の手順を説明します。
まず、「サンチーム」記号の文字コードは「3320」。
そして、ワードやエクセルなどに「3320」と打ち込み、そのままの状態でキーボードの「F5」のキーを押すだけ。
これだけで、「サンチーム」記号が表示されます。
ちなみに、「3320」と打った後に「エンター」のキーを押してはいけません。
「3320」と打ち、変換可能な状態を維持したまま「F5」のキーを押してください。
ですから、変換ができない「直接入力」ではなく、「全角英数」の設定で打ちましょう。
まとめ
以上が、「サンチーム」記号をパソコンなどに表示させる方法についてでした。
「サンチーム」記号は、「さんちーむ」で変換することで表示させることができます。
ただし、iphoneやandroidなどでは表示できません。
スマホでは、ローマ字の「c」で表現するのがおすすめです。
それから、パソコン限定ですが「文字コード」を使った表示方法もありますので覚えておいてください。