会話などでよく使われる「ぎこちない」という言葉。
「動作や表現がたどたどしく、不自然」という意味。
つまりは、「動作や話し方などが滑らかでない」という意味です。
では、この「ぎこちない」、どのような場面でどのように使うべきなのか?
ということで、「ぎこちない」の使い方を例文で紹介していきます。
特に、簡単な短文でわかりやすく紹介しますので、ご期待ください。
1.「ぎこちない」の例文を簡単な短文で!
・生徒は、初めはぎこちない演技でしたが、元気な観客のおかげで調子をとりもどし立派に先生役をやり遂げました。
・映像はセリフなしの75分でした。CGによるキャラの動きはぎこちないし、背景もフラットで質感に乏しい。でも魅惑的であるといった感想が多かった。
・園児たちは、マットや鉄棒、跳び箱が準備されたリズム室に集合しました。そして最初はぎこちない動きで柔軟体操をしていましたが、身体がほぐれ緊張も解けたようです。
・そもそも音感もセンスもない私が、バイオリンを弾くこと自体に無理がある。ぎこちないくせにむきになり、五十肩の痛みに悲鳴を上げるといった具合である。
・日本を訪れる外国人に伝統文化である書道を体験してもらう試みが行われた。ぎこちない手つきで挑戦するのは自分の名前。
・大学時代にモデルのアルバイトを始めたのがきっかけです。最初はぎこちない笑顔を振りまいていたのですが、だんだん「撮られるのが楽しい!」という気持ちになりました。
・今日は、お箸の持ち方を練習しました。上手に持てている子もいますが、今日持ち方を教えてもらってまだぎこちない子もいます。各御家庭で、見てあげてください。
・今まで以上に親子の特別な「絆」を感じる娘。しかし2人の間には、それまでとは違うぎこちない空気が漂うようになっていた。
・彼はスマートフォンのビデオ通話を使って、両親に彼女を紹介することに。少しぎこちない初対面だったが、両親は優しげな彼女の姿と声に安心した。
・2人の間の、このぎこちない関係が改善されることは当面ないだろう。そしてわずか2年後には、中間選挙が行われる。どうなるのか?
2.「ぎこちない」の類義語!
続いて、「ぎこちない」と似た意味の言葉を紹介します。
まずは、「不器用」。
「不器用」は、「器用ではない」という意味と「処理が下手」という意味があります。
その他は、以下のとおり。
「不得手(ふえて)」
「蕪雑(ぶさつ)」
「つたない」
「不得意」
「てづつ」
などがあります。
まとめ
以上が、「ぎこちない」の例文についてでした。
参考にしてください。
実は、「ぎこちない」の意味は「動作や話し方などが滑らかでない」だけではありません。
「ぎこちない」には、「体に合わなくて、具合が悪い」という意味もあります。
ただし、現在ではほぼ使われていません。
こういった意味もあることも、一応覚えておいてください。